【ババアの産後うつ・前編】自分には無関係だと思っていたけれど…：連載#11

2018/10/21 更新

ご覧の皆様、こんにちは。
1歳半の娘を育てているババアでございます。
「育児のアレコレ、オススメしたいッ！！」という熱い思いを伝える相手がいなさすぎて、ネット上で漫画を描くようになりました。宜しくお願いいたします！！

色々なオススメ情報を描いてきたババアですが、今回からは前編・中編・後編と3回に分けて「産後うつ」について描いていきたいと思います。
というわけで、【ババアの産後うつ・前編】自分には無関係だと思っていたけれど…：連載#11をお届けしますッ！！

以前から、産後うつについての体験談を描きたいなとは思っていたのですが…、先日
「妊産婦が死亡する原因の約3割が自殺で、最も多かった」
という調査結果がニュースで大きく取り上げられていたのを見かけて、描き始めました。

自分の産後うつ経験を振り返るのは、少しツライ作業でした。
今でももちろん、育児にてんてこ舞いで落ち込むことは数知れず…ですが、あの頃の、昼夜を問わず泣きまくる乳児との生活は想像をはるかに超えていました。

Twitterでもアンケートを取らせていただいたのですが（結果は後編に貼りますね）、私のように産後うつで苦しかったという方が本当にたくさんいらっしゃいました！！

・とにかく夜になるのが怖い…
→ 今夜は何回起こされるんだろう？とか、赤ちゃんに何かあったら、病院も開いてないし…という不安とか…
・赤ちゃんと2人きりになると、不安でたまらない
→ 私も、日中に友人や夫や家族と過ごしていると、不安な気持ちを忘れることができていました。夜泣き対応や夜間の授乳などはひとりぼっちで乗り切らなければならず、それが辛かった。

また、漫画内に「保健師さんにも大丈夫と返答してしまった」描写がありますが、これもまた同様の経験をお持ちのママさんがいらっしゃいました。
・上の子のお世話もあるし、「大丈夫じゃないです」と返答したら、余計に大変なことになりそうで…
→ うちはひとりっ子なので、もし上の子がいたら…と想像すると、本当に大変だろうなと思いました…。

もしこの漫画を読んでくださっている方で、「私もそうかも？」と思った場合は、周りにどんどんSOSを出していけるといいな。と思い描きました。
とは言え、やはり本人はなかなか自分の精神状態を冷静に考えられないことも多く…。家族や友人、見ていて「大丈夫かな？」と思うママさんがいたら、声をかけてくれたら嬉しいなあと思います。

私もきっと、「大丈夫？」の声があればとても救われただろうと思います！
漫画内に「育児は大変で当たり前」と思い込んでいたババアが描かれていますが、これは私の母がよくそう言っていたからでした。
やるしかないの、大変で当たり前、我慢して当たり前…
でも、もう2019年。我慢をせずに堂々と「辛いです！！」と言ったっていいじゃない！
とババアは思った次第です。

次回はそんなババアが心療内科へたどり着いた話をしてみたいと思います。
それではまた次回！