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暑い日も肌着はマスト? 0歳代ベビーの”着せ方”あるあるQに助産師が回答

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LucaLorenzelli/gettyimages

大人であれば“暑いから薄着”“寒い日は厚着”と何の躊躇もなく切り替えますが、0歳代の赤ちゃんとなると、ママもパパも「どうしようかな」と迷うのでは? 暑さ・寒さ・天気に合わせて、赤ちゃんにどう衣類を着せたらいいか、助産師の岡本登美子先生に伺いました。

0歳代赤ちゃんの”着せ方”、ママたちの迷いどころは?

新米ママから『どうしたらいい?」という声が多いアイテムは、肌着やノースリーブなど。さらに、重ね着や雨の日の服装など、体温調節に関してもギモンが多く寄せられました。

Q 春・夏の暑い日はノースリーブを着せてもいい?

A わきのしたの汗を吸い取るため袖つきを
「赤ちゃんはとても汗っかき。ノースリーブだとわきのしたの汗を吸い取れず、擦れてあせもなどの肌トラブルを起こすことも。ノースリーブ1枚は避け、袖つきのものを着せて。袖つきは、肩の冷えを防ぐ役目もあります」

Q 暑い日でも肌着は、必ず着せなきゃダメ?

A 汗を吸い取るためにできるだけ着せて
「肌着には、汗を吸い取ったり、おなかを冷やさないようにしたりするなどの役目があります。暑い日でも着せるのが基本です。でも、最近はさまざまな種類の肌着があるので、暑い日は肌着1枚で過ごしたり、肌着に代わるような綿100%の衣類でもOK」

Q 寒い日は、風邪予防のために厚着をさせるべき?

A 厚着は、動きの妨げや、あせもの原因に
「赤ちゃんの体が冷えないように保温することも大切ですが、厚着をさせすぎることで、不必要に体に熱を閉じ込めてしまうのはNG。厚着は、あせもになったり、赤ちゃんの手や足の動きを妨げたりするので、着せすぎないようにして」

Q 赤ちゃんが暑がっているのか、寒がっているかはどこで判断すれば?

A 背中やわきのしたの汗や熱、ご機嫌などで
「背中やわきのしたに手を入れて触ってみたときに汗をかいているとき、顔が紅潮しているとき、機嫌が悪いときなどが、暑がっているサインです。反対に肌が白っぽい、唇が青ざめている、腕やひじ、ふくらはぎのほうまで冷たいときは寒がっている可能性があります」

Q 雨の日の外出ではどんなものを着せればいいの?

A 抱っこの場合はポンチョが便利
「抱っこでのお出かけは、はっ水加工つきのポンチョが便利。また、ベビーカーにはレインカバーをつけると便利ですが、湿気でベビーカー内が蒸し暑くなってしまうことも。赤ちゃんのウエアを少し薄着にしておくなど、対策しておきましょう」

大人に比べて汗っかきな赤ちゃん。その特性をしっかり理解して衣類を着せる必要がありそうですね。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:ウパウパハウス岡本助産院 院長 岡本登美子先生

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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