「ウェルカムベビーのお宿」だと、ママはラクなの?5ヶ月ベビーと実際に泊まってみた
赤ちゃんと一緒の旅行。行ってみたいけど、紙おむつ、着替え、授乳&お世話グッズなどの荷物の多さや公共の場で「泣き出したら…」という心配など、ハードルの高さを感じているママ・パパが多いのでは。
最近は、赤ちゃん連れのファミリーへの配慮が行き届いた“赤ちゃん歓迎”の宿が増えています。とくに、赤ちゃん育児中のママ・パパに人気が高いのが、ミキハウス子育て総研認定の「ウェルカムベビーのお宿」(※)。
本当に安心して泊まれるのか、5ヶ月の禄くん&ママの“ドキドキ初旅行”に密着しました!
※赤ちゃん・子ども連れファミリーにやさしいホテル・旅館・温泉などを調査・確認して認定。設備やサービス、スタッフの接客など100の基準のうち、70項目以上を満たした施設が認定付与される。
宿泊先は「スパリゾートトハワイアンズ」併設の「ウイルポート」
禄くんとママが初旅行で訪れるのは、福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」。併設のホテルのうちの1つ「ウイルポート」は、2017年に「ウェルカムベビーのお宿」の認定を取得しています。2019年2月に、ウェルカムベビールームがさらに安心・安全にリニューアルしたと聞き、宿泊してみることに。
東京駅を10時に出発する直行バスに乗車して約3時間後、スパリゾートハワイアンズに到着! 「ウイルポート」は13時からチェックインができるので、到着してすぐ客室へ。
かわいい壁紙にテンションUP!
ドアを入るとベビーゲートが設置されていて、ドアやトイレ、洗面所があるコーナーには赤ちゃん1人では立ち入れない設計に。
戸棚の扉には赤ちゃんが開けられないようストッパーがついていたり、家具にはコーナーガードがついているなど、こまかい部分にも安全への配慮が。
ベッドスペースの壁は海のモチーフ柄で、楽しげな雰囲気に禄くんニコニコ♪
「いかにも子ども向けのカラフルすぎる部屋だとちょっと疲れちゃうけど、床がシックな木目で壁紙も寝具も落ち着いたパステル系なので、リラックスできそう!」とママも満足の様子。
ベビー向け備品が充実!
5ヶ月の禄くんとの旅行で、ママがいちばん心配していたのが授乳のこと。客室に調乳ポットや哺乳びん用の洗剤、スポンジを見つけてホッ。電子レンジもあるので、持参したベビーフードを温めることもできます。
客室には空気清浄機が設置されていて、洗面所には、ベビー用洗浄料、空気を入れてふくらませるタイプのベビーバス、おふろで遊べるおもちゃなども用意されていました。
おもちゃやDVDもありました!
禄くんよりもう少し大きい子が喜びそうな、積み木やおままごとセット、子ども向け番組のDVDなども。ベビーチェアもあって、どの月齢の赤ちゃんも快適に過ごせそう。
ベビープールで水遊びデビュー!
お部屋で少し休憩したあとは、ホテルに隣接する「スパリゾートハワイアンズ」のウォーターパークへ。水遊び用のおむつを着用した赤ちゃんが入れるベビープールで、禄くん人生初の水遊び体験! 泣き出すこともなく、ママに支えられながら水の感触を楽しんでいました。
ベビープールのすぐ近くに授乳室があるのがうれしい!
水遊びのあとは水分補給やおむつ替えをしたいもの。ベビープールのすぐ近くにおむつ替え・授乳スペースがあるのでとてもラクでした。
ベビーチェアを借りてゆったりディナー
人生初のプールで疲れた禄くんは、夕方に少しねんね。起きてご機嫌になったところで、ママのディナーにおつき合い。ウィルポートのレストランにはベビーやキッズ向けチェアの用意があるので、リクライニングできるベビーチェアを借りました。
「こんなにゆっくりごはん食べたの、久しぶり! 旅行に来ると、食事の準備も後片づけもしないでいいから最高ですよね」とママは解放感に浸っていました。
チェックアウト前にも温泉入浴して大満喫!
朝食後に軽く荷造りをしたあと、11時のチェックアウトまでまだ時間があったので、禄くんとママは大浴場へ。赤ちゃん連れだと荷造りやしたくに時間がかかるので、朝ゆっくりできるのはうれしいですね。
帰りもバスで帰路に。「最近、夜泣きするようになったので、夜が心配だったんですけど、水遊びと温泉でほどよく体が疲れたのかよく寝てくれて…。お部屋に照明がたくさんあってこまかく調整しやすかったので、夜中に禄を起こさないようにミルクを準備したりと作業がしやすかったです。ほんとうにこまかいところにまで配慮が行き届いていて感激!」とママ。「『ウェルカムベビーのお宿』の存在を知らなかったので、これから旅行に行く際、宿選びのときにチェックしたいと思いました」とのことでした。
今回宿泊したウェルカムベビールームがあるホテル「ウイルポート」の最大の魅力は、客室がウォーターパークにとても近いこと。アクティブに遊びたい上の子と、お昼寝や授乳が必要な下の子がいるきょうだい育児中のファミリーにもとてもよさそうだと思いました。
せっかくの旅行だから、ぜひ「赤ちゃんのための設備が整っている」+「家族のみんながぞれぞれ楽しめるポイントがある」宿を選んでくださいね。(取材・文・写真/ひよこクラブ編集部)
■取材協力/スパリゾートハワイアンズ