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2時間を10秒に短縮する目からウロコの“濃縮麦茶”!開発の裏には、働くママの悩みと愛情がたっぷりでした

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共働き家庭が多数派となった今、多くのママやパパが仕事と育児の両立に試行錯誤しています。その一方で、「育児の経験が仕事にいきている」という声も頻繁に聞こえるようになりました。この連載「わたしと子育てと仕事」では、家庭を大切にしながら前向きに仕事に取り組んでいるママパパの“ここだけの話”を紹介。両立の工夫やタイムスケジュールなどを、ぎゅっとまとめてお届けします。

連載1回目の今回は、目からウロコの“濃縮麦茶”を開発した、サントリー食品インターナショナル株式会社のママ社員 高原令奈さんが登場。忙しい家庭の救世主ともいえる新商品は、どのように生まれたのでしょうか?

2時間を10秒に短縮!開発のポイントは「ママの悩み」

今、水とまぜるだけで2Lの麦茶がすぐできる“濃縮麦茶”が、スーパーで話題になっています。商品名は、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶 濃縮タイプ」(180g、115円(税別)/サントリー)。水と混ぜるだけ、たった10秒で麦茶ができあがるそう。ティーバッグを使って煮出す時間も手間もかけないでOK。目からウロコの商品です。

そんな家族想いの商品を生み出したサントリーの開発チームで活躍しているのが、高原令奈
さんです。開発は、何軒も家庭訪問をして、キッチンや冷蔵庫の様子を見ながらママの悩みを聞くところからスタート。

「ペットボトル入りの麦茶は保管スペースが必要になるし、持ち運びも大変」
「食事や子どもの水筒用などで、作ってもすぐに無くなってしまう」
「煮出しや水出しの麦茶はできるまでに時間や手間がかかる」

などのリアルな声を集めました。

「朝おきて突然子どもに水筒を持っていきたいと言われ、『やばい!』と冷や汗をかいた経験は、きっと多くの家庭にあるはず。私も2人の子どもを育てていて、そういう気持ちが肌感覚でわかるんですよね。だからこそ、この商品には特に思い入れがあります」(高原さん)

私にとって仕事ってなんだろう……と悩んだ日々

そんな高原さんも、家庭では小学4年生と年長さんの女の子のママ。家事に追われながら仕事をこなしていくなかで、最も大変だったのは「夫婦の役割分担」でした。

「育休復帰後、夫の仕事を優先しなければならず、私が仕事をセーブして、ほぼ一人で子どもの世話をしていた時期がありました。家族のためとはいえ、自分はやりたいことを我慢する日々。『私にとって仕事ってなんだろう』と悩み続けました」(高原さん)

しかし、”親子”をターゲットとする現在のブランドチーム担当となり、家族を優先的に考えながら仕事にも全力投球しようと決意。夫婦で何度も何度も話し合い、夫の協力を得られるようになりました。

「家事も仕事も前向きにやろうとしているのが伝わって初めて、夫は『妻が仕事を続けられるように体制を整えなければ』と考えてくれるようになりました。そもそもなぜ仕事を続けたいのか、家庭ではどんな時間を過ごしたいのか、そういう気持ちを話すことが大切だったと、そのときやっと気づいたんです」(高原さん)

料理・掃除・洗濯 「苦手な家事」は苦手なままでいい

とはいえ、仕事に時間を費やすと、そのぶん家事をする時間が減ってしまいます。そこで高原さんは思考法を変え、「苦手な家事はできる範囲でやればいい」と割り切ることにしました。現在は、次のような方法で家事と向き合っているそうです。

◆苦手な家事① 料理

「最も苦手なのが、レシピ通りに料理を作ること。週に2〜3回ほど買い出しへ行き、冷蔵庫の食材をざっと見て、野菜スープやパスタなど具沢山の料理を2品作っています。調理時間は30〜40分ほど。料理中、iPadで漫画を読んだりママ友とLINEをしたりするのがストレス発散です。2週間に1回くらいの頻度で、平日の夜に外食をすることもあります。」

◆苦手な家事② 掃除

「完璧を求めず、要所要所で掃除をしています。最初の頃はきれい好きな夫とケンカをすることもありましたが、日が経つにつれ、夫が自主的に掃除機をかけてくれるように。掃除にもメリハリをつけることで、無理をしなくなりました。」

◆苦手な家事③ 洗濯

「洗濯は明確に役割分担をせず、夫婦どちらか時間があるほうが担当しています。しかし乾いた洗濯物をたたむのは夫のほうが上手いので、夫が担当することが多くなりました。几帳面な夫と大雑把な私で折り合わないこともありますが、得意分野を担当することでバランスを保っています。」

「保存料とカフェインはゼロ!」を貫いたワケ

自分も忙しいママだからこそ、ママたちの気持ちがよくわかる高原さん。そんな高原さんが開発でこだわったのが、原材料。大麦、玄米、はと麦、海藻エキスを使い、アレルギー特定原材料等27品目不使用で、保存料もゼロ。夏に特に必要なミネラル分が入っていて、カフェインはゼロです。

高原さん自身、子育てをして原材料やカフェインの含有量に気を遣うようになり、その想いが商品に現れているそうです。

また味わいも、最近のトレンドに合わせて試行錯誤を重ねました。
編集部が飲んでみるとかなり香ばしさはあるものの、すっきり飲みやすい味。

「よかった!それもがんばったポイントなんです。調査をしたところ、水出しで麦茶を作る人が多いんですが、水出しは煮出した麦茶と比べて苦みが少なく、すっきりとした味わいになります。もともとの『やさしい麦茶』と同様、香ばしさを残したまま爽やかな味を実現できるように、何度も調整したんです」と、嬉しそうに話してくれました。

最近は夫婦で家事を分担している高原家ですが、”ワーキングマザーになって1番大変だったこと”を質問したところ、「今の役割分担に至るまでの、夫との紆余曲折」との回答が。

時間をかけて家族で話し合い、「苦手な家事はできる範囲でやればいい」と割り切って今の生活スタイルを見出した高原さん。すべてを完璧にやろうとするのではなく、「力を入れて力まない」というスタンスでいることが両立の秘訣なのかもしれません。まずは高原さんのように、濃縮麦茶を使ってキッチンに立つ時間を短縮することから始めてみませんか?

関連記事:「家事をしない夫に、家計費を8割負担してもらったところ…」共働き家庭の家事分担事情


文/華井 由利奈
愛知県出身。椙山女学園大学卒業後、県内の印刷会社に就職。コピーライターとしてトヨタ系企業など100社以上の取材を行う。2016年に独立し、2年後に初の自著『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』(光文社)を出版。現在は書籍の執筆を続けながら、全国各地の中学・高校・大学でキャリアに関する講演を行い、一方で女性活躍、就職・転職、教育、生活情報を中心に取材も行っている。

企画・構成/たまひよONLINE編集部

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