かわいいだけじゃないベビー服が話題!「大切に着る」ための新しい提案とは
世界中のベビー・キッズ用品がたくさん並ぶ展示会、ベビー&キッズEXPOが、2019年6月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで開催され、先日編集部員も行ってきました。会場にはかわいいアイテムや画期的なグッズがたくさん!編集部が気になったブランド・アイテムを数回に分けてご紹介します。
今回は、Haruulala Organicのベビー服。鮮やかな色づかいのベビー服に目を惹かれて話を聞いたところ、なんと、かわいいだけではありませんでした!
まず、かわいい!!しかもオーガニックコットンが嬉しい!
デザインに加えて特筆すべきは素材へのこだわり。国際認証基準である”Organic Contest Standard”の認証を受けたオーガニックコットンを使用しています。赤ちゃんの肌に触れるものだから、嬉しいポイント。
おさがりを見越した「お名前タグ」に感動!
また、編集部が特に注目したのが、「おさがり」を見越した”お名前タグ”。3人目までのお名前を書く欄があります。
すぐにサイズアウトしてしまうベビー服。「まだまだ着られるのにもったいない」と、兄弟姉妹に「お下がり」を着させるという人も多いもの。でも、おさがりはお名前を書くとこんな風に、お名前タグのところがぎゅうぎゅうになってしまったり…
▼3人の名前が書かれたタグ
そんな悩みを解決してくれるこのお名前タグ!一番下から名前を書き、次の子が使うときは一番下の名前を切り取ります。”おさがりを見越しているからこそ、より大切に着せたくなる”、そんな工夫でもあると感じました。
長く着られるように。サイズ調整ができるスナップボタン
さらに、成長に合わせてサイズを2段階調整できるようになっている点も嬉しいところ。少しでも長く着られるような工夫がされています。
実際に商品を手にとると、「さすが、おさがり推奨!」と口に出してしまうほど。想像以上に”しっかり”していました。
おさがり推奨の理由は「赤ちゃんの未来を守るため」
おさがり推奨のお名前タグや、長く着られるためのサイズ調整機能。これらのアイデアはなぜ生まれたのか、Haruulala Organicの担当者にお話を聞きました。
「創業当初から”おさがり”を推奨していますが、これは『赤ちゃんにより良い未来を残したい』という想いによるものです。
実はここのお名前タグは2019年4月にTwitterで話題にしていただけて、約1万件のいいね、5000件以上のリツイートがありました。『長く使おうって思える』といったうれしいお声も。
ほかにも赤ちゃんの未来を守ろうと、郵送時の梱包を最小限にするなど、環境への配慮を積極的に行っています」
バングラデシュの児童労働問題に対する取り組みも
Haruulalaは、バングラデシュに自社工場があります。創業者である中村社長が5年前に出張でバングラデシュを訪れたことが、会社設立・ブランド立ち上げのきっかけだそうです。
「バングラデシュの貧困地域には、家計を支えるため、幼いうちから学校へ行かずに働きだす子どもたちがたくさんいます。子どもたちが生まれた環境に左右されることなく、自分の夢に向かって挑戦できる社会を実現したい。そんな想いから、親に安定した仕事をつくろうと、バングラデシュに自社工場をつくることにしたのです。子どもをもつ現地の人々に安定した雇用を提供することで、児童労働問題の解決につなげています。」(中村社長)
とってもかわいい上に、ママ・パパ目線での工夫や、赤ちゃんや社会への思いがつまったブランド「Haruulala Organic」。自宅用はもちろん、出産祝いの贈り物としても人気が出そうです。(文・たまひよONLINE編集部)
取材協力・写真提供/Sunday Morning Factory株式会社
WEBサイト:https://haruulala.life/