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「はやくお着替えして」ママの気持ちを歌って人気に。手作り動画は100均フル活用

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連載2回目は、超ド素人ママの動画製作がテーマ。育児に役立つ音楽動画をYoutubeで発信し続けている話題のママ2人組の音楽ユニットmamakanonさん。2017年に発表した歯磨きの動画は再生数270万回以上。なぜママたちに支持されているの? たまひよONLINEでは2人の音楽動画を数回にわたって紹介していきます。
連載「mamakanonの思いっきり抱きしめて」#2 

関連:YouTubeの総再生回数350万回。 話題の音楽ユニットmamakanonに迫る!

YouTubeの動画総再生回数350万回の音楽ユニット、でも実は…

はじめまして。ママ2人の音楽動画ユニット「mamakanon」のkanoです!
 前回は、相方nonがママ2人の音楽ユニットmamakanonの結成秘話についてご紹介しました。今回は、mamakanonのド素人すぎる、動画製作秘話についてお話しようと思います!
 相方nonに、「ママに寄り添う音楽を作らない?」と誘われた夜のファミレスで、つい勢いで言ってしまった「動画もつけたら面白そうだよね!」という軽はずみな発言…。
 今思うと、この発言が、あまりに過酷で呆れるほどド素人で、笑いと震えが止まらない(笑)、mamakanonの動画製作の始まりでした。

2017年には次男を妊娠中で臨月だった私kanoと、長男の子育て真っ最中だったnonで、最初に公開することになる「ハミガキのうた」を作曲。もともと二人ともミュージシャンとして活動していたので、ここまでは想定内でした。そして、次はいよいよ動画を作る段階に。
 でも、あれ?待って?
「(non)動画ってどうやって作るの?」
「(kano)え?知らない。」
ここから、試行錯誤の日々が始まったのです。

マイクスタンドにiPhoneをガムテープでくくりつけて

動画製作を始めた当初は、動画の知識がゼロ。

ひとまず、インターネットで検索し、「コマ撮り」という撮影方法を試してみることに。そこから、とめどもなく湧き出る不明点を、連日2人で検索しまくりました。
 そうして集めた情報で行き着いたスタイルが、nonが洗濯物を干すのに使っていたマイクスタンドに、ガムテープでiPhoneをくくりつけて撮影するというもの(笑)
 曲のアレンジを担当してくれている相方nonに負担がないよう、動画編集は私が担当することに。編集は、Macに入っている無料のiMovieというソフトで。毎日Appleサポートに電話してわからないことを聞きながら、少しずつ学んでいきました。

100均リスペクト!動画に出てくる小物は全て手作り

2018年3月に発表した「おきがえばくだん~子供のお着替えタイムをもっと楽しく♪~」。ばくだんは実はママ! 早くお着替えしないと、爆発しちゃうよというユーモアあふれる歌詞と動画が人気に。いそげ~いそげ~という美しい2人のハーモニーが印象的。


mamakanonの動画は、100均がなければ成り立たないと言っても過言ではありません。
 働きながら、家計に響かない程度のお金で、できるだけ安く動画作りをしないと、家族にmamakanonを応援してもらえないかもしれない…。
 そこで、フェルト・毛糸・折り紙・ビーズ・粘土・針金・絵の具などの身近な素材を作って、小物は全て手作りしています。どうしたら、子どもたちが楽しく見てくれるか、温かく優しい映像になるか。そんなことを考えながら2人で小物作りをするのは、本当に楽しい時間!

深夜に在宅仕事を終わらせ、日中子どもたちを保育園に預けている間が唯一の作業時間なので、おしゃべりしたりお菓子を食べたりしながらも、手だけは絶え間なく動かしています。
 だいたい、1つの動画の小物が出来るまでに1ヶ月前後。「ママとキミとのクリスマス」に使った飛び出す絵本には、3ヶ月ほどかかりました。時には、だんだん疲れと手先の痺れで、どちらともなく意味のない笑いが込み上げてくることも(笑)
 でも、どんなに手間がかかっても、動画が出来た時の感動と、これならママたちに役立ててもらえるかも!という喜びで、全ての疲れは吹き飛んでしまうんです。

動画制作は、笑いと震えと時間との戦い!

2017年12月に発表した「ママとキミとのクリスマス」。サンタクロースと友だちになれるかも、という歌声にあわせて、約3カ月かけた「しかけ絵本」の頁がめくられていく。



小物が出来たら撮影段階に入ります。
1つの動画に対して撮影する写真は、2000枚前後。少しずつ小物を動かしながら撮っていきます。小物それぞれの動きと枚数をエクセルにまとめ、全ての小物を同時進行で動かしていくので、すさまじい集中力が必要です。
 そして、写真がブレないように「とるよー」という声に反応してシャッターを押してくれるアプリを使います。撮影に使っている机を動かしてしまうのも、立ち位置が少し変わるのも、動画の角度や明るさに影響するのでタブー。
 小物の動きの幅によっては再生した時に不自然になることも。失敗に気づいたら、うまくできた所まで遡ってやり直します。
 しかも、動画制作を始めた頃は、まだ生まれたてだった次男。抱っこ紐の中で授乳しながら撮影していました。
 張り詰めた空間に響く授乳の音、真剣な相方の表情、迫りくる保育園のお迎え時間。そして「とるよー」という声だけが2000回も響き渡るシュールな状況…。
 これが数時間も続くと、ふとした瞬間に「私たち、何やってるんだろう」という気持ちが湧いてきて、笑いが止まらなくなります(笑)
 一度ツボに入ったら最後、もう疲れで笑いが止まりません!でも、集中力が途切れてしまうので、相方にバレないように無言でカタカタ震えながら笑いをこらえる…。本当にmamakanonの撮影は、笑いと震えと時間との戦いなんです(笑)
 そんなこんなで、子育てと仕事の合間にコツコツ作り続けたmamakanonの作品は、現在22作品。

ハミガキのうたや、離乳食レシピのうた、ベビーマッサージのうたや童謡のカバーなど。そして、これからもまだまだ作りたい曲がたくさん!
 動画作りは、まだまだ勉強中です。失敗も多いし、過酷といえば過酷かもしれません。でも、やっぱり相方nonと動画を作ることは、何にも変えられないやりがいのある幸せな時間なのです。
 これからも、子育てを頑張るママたちに少しでも役立ててもらえる動画を作るため、日々精進していきます!
 さて、次回は、mamakanonの曲はどうやって生まれるのかを、相方nonがお話します。
文/kano(mamakanon)

mamakanon

撮影/成田由香利
PROFILE
ママカノン/4才の男の子のママ・nonさん(写真左)と、2才と5才の男の子のママ・kanoさん(写真右)によるユニット。それぞれ10代からシンガーソングライター&作詞・作曲家として活動。現在は“ママに寄り添う”をテーマに、育児に役立つ音楽動画を公開中。

ママに寄り添う歌や動画 ママカノン official HP

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