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知識ゼロのYouTube動画作りが690万回再生に。ママ二人組アーティスト

更新

連載5回目は、ママ2人のあまりに素人すぎるYouTubeチャンネル運営のお話。育児に役立つ音楽動画をYouTubeで発信し続けている話題のママ2人組の音楽ユニットmamakanonさん。2017年に発表した歯磨きの動画は再生数490万回以上。なぜママたちに支持されているの? たまひよONLINEでは2人の音楽動画を数回にわたって紹介していきます。
連載「mamakanonの思いっきり抱きしめて」#5

関連:歯磨きの動画が270万回再生。ママ2人の音楽はどうやって生まれたのか

ママ2人の音楽動画ユニット「mamakanon」の、nonです!
この連載ではmamakanonのシュールでバタバタな制作秘話をお届けしていますが、5回目の今回は、実際にYouTubeに作品をアップしてから起こった変化や、支えてくれる家族の反応についてお伝えします♪

YouTubeにアップするだけでも一苦労!

曲作りと異なり、動画作りはまったくのゼロからのスタートだったmamakanon。当然、「YouTubeにアップする」ということも初めてでした。
「あ!歌詞を載せてなかった!」
「あ!タイトルを忘れてた!」
「あ!歌と動画がずれてる!」
うっかり者な2人なので、こんなことはしょっちゅう!そんな超初歩的なミスを繰り返しながら、なんとか公開を続けていきました。
現在までにアップした動画は、22本。今でこそ「mamakanonチャンネル」は700万近い再生回数となったものの、もちろん最初はまったく観てもらえませんでした。初期の頃は、お互いが我が子と観て満足していただけだったんじゃないかな。(笑)

根拠のない自信がだんだんと確信に変わっていった

「ベビーマッサージ教室で“ベビーマッサージのうた”を使いたいです」
「私の勤める保育園で“ハミガキのうた”を流しても良いですか?」
「ドライブ中に子どもに聴かせたいけど、CDはどこに売っていますか?」
YouTubeに動画を載せ始めてから4年目の現在、そんなメールがあちこちから届くようになりました。さらに、「保育園の園歌を作って欲しい」「イベントに出て欲しい」という依頼をいただけたりなど、活動の幅はぐんぐん広がっています。
“良いと思える作品を丁寧にまっすぐに作っていれば、きっといつか届くはず”、そんな根拠のない自信が、だんだんと確信に変わってきています。

YouTubeの魅力の1つに、“気軽に見てもらえる喜び”があると思います。ライブに来ていたママや子どもたちに「お家に帰ったら、ぜひ、mamakanonチャンネルを見てくださいね!」と伝えられますし、遠くのベビーマッサージ教室でmamakanonの曲を流してもらうこともできます。

こうしている今も、どこかのママが膝の上でローリングする子どもに「ハミガキのうた」を見せてくれているかもしれません。これもmamakanonの醍醐味でもあるのかな、そんな風に思うんです。

ママが「mamakanon」であることを息子たちはどう思ってる?

mamakanonを続ける上で絶対に欠かせないもの、それが家族の協力です。夫たちは大人ですから、理解や協力をしてくれます。
でも、子どもたちはそうはいきません。mamakanonを始めた当時息子は1歳。相方kanoの子どもは長男が2歳&次男はお腹の中。そう、人生で一番ママとべったり過ごす時期、そして、ママをひとりじめしたい時期でした。
今でも忘れられないのが、息子の通う保育園でライブをした時のこと。以前、初ライブの時にステージに上がってきてしまったことがあったため、「ステージには来ちゃいけないよ」と伝えていました。
いざライブが始まると、息子はほとんど動かずにじっと私を睨みつけていました。目が合って笑いかけても、むすっとしたまま。終わった後は大泣きです。
あとで聞くと、どうやら「自分だけのママなのに!」と、そんな風に思っていたみたいです。ライブですから、息子だけを見て歌うわけにはいきません。他の子どもたちに笑いかける私に、ヤキモチを焼いてしまったのでしょう。
息子たちは、ママが「mamakanon」であることをどう思っているのかな?って、時々思います。でも、それは息子たちが大人になってから聞いてみないと分からないこと。いつかその時が来たら、「ママたちの曲は、あなたたちがいてからこそ生まれたものなんだよ」と、伝えたいです。
もっと言うと、息子たちが大人になった時に「ママはこんな風に思って、育てていたんだよ」と、残したい。
ハミガキの歌、オムツ替えの歌、クリスマスの歌など、mamakanonの曲は、まるでアルバムの写真のよう。あとで振り返ると、「この曲の撮影の時、子どもが熱を出したなぁ」とか、そんな出来事までも思い出せそうです。
今、息子は4歳。「この曲、ライブで歌ったら?」とアドバイスしてくれたり、「お団子がかわいいよね」なんて褒めてくれたりと、すっかりmamakanonっ子。
時々、ライブに連れて来てもらっては、客席で歌ったり踊ったりしてくれています。あの大泣きしたライブから1年ほどしか経っていないのに、すごい変化。子どもの成長って本当に早いですよね。
さて、次回は最終回!
笑いあり涙ありのmamakanonライブの様子を、kanoがじっくりお届けします。お楽しみに。
文/non(mamakanon)

関連:YouTubeの総再生回数350万回。 話題の音楽ユニットmamakanonに迫る!

mamakanon

撮影/成田由香利

PROFILE
ママカノン/4才の男の子のママ・nonさん(写真左)と、3才と5才の男の子のママ・kanoさん(写真右)によるユニット。それぞれ10代からシンガーソングライター&作詞・作曲家として活動。現在は“ママに寄り添う”をテーマに、育児に役立つ音楽動画を公開中。
mamakanon 公式チャンネル

今月の1曲 約束しましょ〜楽しくゆびきりげんまん♪〜

お店のなかでは走らない、挨拶しようなどとお約束してほしいことを歌ったPV。シリコン粘土と貼り絵でアニメーションを手作りで制作し、撮影はスマホで行ったそう。島唄のような明るい曲調で楽しくなる一曲。

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