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20・30・40代で違う!子宮頸がん、乳がん検診のタイミングや費用

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魅力的なアジアの女性はハートシンボルを保持
itakayuki/gettyimages

婦人科検診とは、女性特有の病気を検査する検診のこと。今回は、20~40代の女性がかかりやすい「子宮頸(けい)がん」と「乳がん」の検診について(※1)、検査内容や受けるタイミング、かかる費用など、産婦人科医の吉野一枝先生に聞きました。

※1 40代後半からは「子宮体がん」も増えてくるので、1年に1回検診を受けましょう。

関連:28才で子宮頸がんに。闘病、不妊治療、出産を経て議員になったあるママの挑戦

「子宮頸がん検診」はどんな検査? タイミングや費用は?

<子宮頸がん検診の内容>
「子宮の入り口(子宮頸部)を、ブラシなどでやさしくこすり、細胞を採取して検査する「細胞診(さいぼうしん)」による検査が基本です。痛みはありません。また、この検査にプラスして、「エコー」検査も一緒に受けるのがおすすめです。「エコー」検査は、卵巣がんや子宮の病気もチェックできます。

<受けるタイミング>
20・30代の女性のがんで最も多いのが「子宮頸がん」です。20才以上なら、1年に1回は検診を受けて。産後は、最後の妊婦健診から1年以上空いていたら受けましょう。HPVワクチンを接種した人は、2~3年に1回でもいいでしょう。

<費用>
20才以上なら2年に1回、自治体の検診が受けられます。自治体の検診は、無料の場合もありますが有料のところも。自治体によって補助額が異なるので、住まいの自治体で確認してください。また、自治体の検診は「細胞診」だけで、「エコー」が含まれていない場合もあります。自費で「細胞診」+「エコー」を受けると、1万5000円~2万円くらいかかります。

「乳がん検診」のタイミングは? 年齢によって異なる?

<乳がん検診の内容>
「エコー」検査と「マンモグラフィ」検査の2種類があります。「エコー」ではしこりの内部の様子などをチェックでき、「マンモグラフィ」では乳腺専用のレントゲンで微細な石灰化(※2)の発見が可能です。20・30代で出産経験がある人や40才以上の人は、1回の検診で両方の検査を受けましょう。

ただ、「マンモグラフィ」では、乳腺が発達している若い女性の乳腺は白く映ってしまうので、石灰化を見つけにくく向いていません。20・30代で出産経験がない人は、「エコー」検査だけでいいでしょう。また、授乳中の場合は、「エコー」検査なら受けられます。

※2 石灰化は乳がんの副産物の場合があるため、乳がんを疑う手がかりになります。

<受けるタイミング>
20・30代のママは2年に1回でいいですが、乳がんの家族歴がある人は1年に1回検診を受けましょう。
40才以上は乳がんのリスクが高いので、1年に1回の乳がん検診は必須です。

<費用>
40才以上なら、2年に1回自治体の検診(マンモのみ)が受けられます。自治体によって補助額が異なるので、住まいの自治体で確認して。自費だと、エコー+マンモの検査で2万円くらいが目安です。

関連:【妊婦とがん】知っておいてほしいこと①子宮頸がん編

子宮頸がんも乳がんも、初期は自覚症状がないことが多く、異変を感じてからの受診ではかなり進行している場合もあるそう。検診で早期に発見することが重要です。この機会にぜひ、婦人科検診を受けてみて。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

■参考:『ひよこクラブ」2019年7月号「ちゃんと知っておきたい ママのがんと検診のこと」

■監修/吉野一枝先生(よしの女性診療所 院長・産婦人科医・臨床心理士)
高校卒業後、CM制作の会社勤務を経て32才で帝京大学医学部入学。日々の診療のほか、女性の健康への啓発や講演など、積極的に活動中。著書に『母と娘のホルモンLesson』(メディカルトリビューン)など多数。

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