子育ては、まるで「花火」のよう[ハハのさけび #57]
2歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
子育ては、まるで「花火」のよう[ハハのさけび #57]
子どもにことばが増えてくると、言い間違えも増えて、とてもかわいいですね〜!!「さかな」を「かさな」と言ってしまったり、「せんたくもの」を「せんくたもの」と言ってしまったり。ちなみに、私の大好きな息子の言い間違え第1位は、「おふとん」をなぜか「おじさん」と言ってしまうもの(笑)。寝ぼけまなこで「おじさん…じゃなくておふとんかけて」とか言ってくるの、かわいすぎます。本人も間違いが分かってて、言い直しているのがまたかわいい。
「まーだだよ」を「まーだだだよ」と言ってしまったり(リズムはあってるのに「だ」が1個多い)、「ABCDEFG♪」の歌を「ABCよABC♪」と歌っていたり、かわいくてかわいくて大好きだったんですが・・・、すぐ直ってしまいました。もちろん直った方がいいし、成長なのですが、ちょっと寂しい。
こういうかわいいエピソードって、はちゃめちゃにかわいくてキュンキュンするのに、どんどん忘れてしまうんですよね。なぜだろう。キラキラした一つ一つが全部大事なのに、記憶からポロポロこぼれていってしまって、すごくもったいなくて切ない。忘れないうちにメモっておいたり、うまくいけば言い間違えの動画を撮ったりして、なるべく記録に残しておこうと頑張っています。
成長とともに言い間違えもなくなってしまう、というのが、また尊い・・・。しかも、まだ2歳の息子自身は、きっとこの言い間違えを忘れちゃう。私だけの、宝物みたいな思い出です。
子育てって「花火」みたいだなーと思います。その時だけのかわいくて愛しい瞬間が、生まれては消えていくんですよね・・・!
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した35歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。