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【医師監修】新型コロナ 不安に押しつぶされないで!「おかしいな?」と思ったらかかりつけ医に相談を・パパ小児科医

かわいい赤ちゃんの足
SeventyFour/gettyimages

新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が拡大し続けています。非常事態宣言が発出され、外出自粛要請があり、もし、もし感染してしまうと家族にも会えず1人で闘わなくてはならないと聞くと、不安が募るばかりです。「医療崩壊」などという怖い言葉を耳にすることが日常になるなんて…。ただ、こんな状況だからこそ、「確かな情報をつかんで、身も心も密室に閉じこもるのは避けてほしい」と小児科医の黒澤照喜先生は言います。「ひよこクラブ」に届いた黒澤先生からのメッセージをお届けします。

【記事監修】

帝京大学医学部附属溝口病院・小児科

黒澤照喜 先生

Profile

東京大学医学部卒業。都立小児総合医療センターなどを経て、現在は帝京大学医学附属溝口病院小児科に勤務。3人のお子さんのパパです。

新型コロナによる「医療崩壊」を起こさないために、感染予防を

連日、各メディアで指摘されていますが、医療崩壊の危機が迫っています。感染がオーバーシュート(爆発的患者急増)して、提供できる医療の上限を超えた場合、トリアージ(重症度の判定)を行い、より重症で助けられそうな人に集中的に医療資源を投下しなければなりません。平時ならば助けられる命が助けられなくなってしまう恐れが強くなっています。
医療側も最悪の状態を考え日々努力をしていますが、みなさんの大事な命(お子さんや年配の方など)を守るためにも、密閉空間・密集場所・密接場面の3密を避け、手洗い・うがいをして、現時点ではできる限り外出を避けるといった地道な工夫が大切です。

自分たちにとって「確かな情報」かどうかをしっかり見極めよう

「BCGを接種している国で新型コロナウイルス感染症のまん延率が低い傾向があるという観察研究をもとにBCG接種が新型コロナウイルス感染症の予防になるのではないか」という情報は、一見すると素晴らしい解決策に見えます。ただし、よくよく精査すると不確実なことがあります。
医療情報ですらそうなのですから、あまたの情報は玉石混交と言わざるを得ません。また、一般的に正しい情報であってもみなさんのお子さんの現在の状況に合っているかどうかはわかりません。
さらに、新型コロナウイルスの場合、日々情報が更新されていきます。テレビやインターネット・SNSの情報だけではなく、リアルで確実な相談相手(かかりつけの小児科医や行政の保健師など)に相談してみてください。困っていることをうまく伝えれば、しっかりと答えてくれたり、一緒に考えてくれるはずです。

新型コロナは脅威だけれど、「育児不安」を後回しにしないで

現在、小児科を受診する患者が減っています。確かに、小・中学校が休校になり、お子さんたちの衛生環境が向上したこともあり風邪などにかかることが減っていると思います。
でも、以前はあったような「肌のトラブル」「授乳がうまく進まない」「泣きやまない」などの病気かどうか心配するような案件の受診も減っています。
もしかしたら、ママ・パパたちが病院に行くのが怖くて、本当は相談したい案件を自宅で不安な思いで抱えているのではと心配してしまいます。先述と重複しますが、ネットのような情報ではなく、かかりつけの医師に電話をして相談に乗ってもらい、必要に応じて受診をすることも大切だと思います。

新型コロナとの闘いは長期戦。子どもたちの笑顔を守りましょう

新型コロナウイルス感染症の問題は3カ月を経過しても終息のめどが立っていません。罹患(りかん)者数の増加、著名人の発病・死亡などを耳にしない日はなく、「医療崩壊」という不穏な言葉も日々報道されています。
医学的な問題だけではなく、社会生活や経済活動にも大きな影響が出て、生活スタイルの変化や収入減などさまざまな問題が同時に降りかかってきています。今までの土台がガラガラと崩れてしまい、明日が見通せないという方も多いと思います(私もその一人です)。
そんな中でも、子どもは生まれますし、育っていきます。泣いたり、笑ったりしている子どもたちを見ていると、この子たちを守ってあげたい、健やかに成長させてあげたいという気持ちが親としても小児科医としてもふつふつとわいてきます。この気持ちは新型コロナウイルス前も今も変わりません。
長期戦にはなりますが、必ず事態が好転する日が来ます。被害を最小限にし、少しでもよりよい日々が送れるよう、やれることを地道に続けていくことが大切だと思っています。

構成/ひよこクラブ編集部

初回公開日 2020/04/15

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