外出自粛で習い事もオンラインレッスンに! 新たな発見も
3児の育児をしているライターの“みその”です。新型コロナウィルス感染拡大防止対策による外出自粛は、子どもたちの生活を一変させました。
小学3年生の娘は、以前から英会話とピアノ教室に通っていましたが、どちらもオンラインレッスンに切り替わることに。今回は、外出自粛中の娘の習い事についてお伝えします。
すぐにオンラインレッスンに対応した英会話
外出自粛が始まるとすぐに、アメリカ人の先生に教えてもらっている英会話が、Web会議ツールを使ったオンラインレッスンに切り替わりました。内容は、テキストを使ったマンツーマンの個人レッスンに加え、他の生徒が一緒に参加して自分のお気に入りのものを紹介しあったり、言葉の連想ゲームをしたりというコミュニケーションのレッスンです。
はじめは、パソコンを使ったレッスンに慣れず緊張していた娘も、話すことで自然と笑顔になり、30分という限られた時間を十分に楽しんでいました。
娘がパソコンに興味を持ち、新たな収穫も
英会話に3年ほど通っている娘ですが、パソコン上の会話では言いたいことが言えずに沈黙してしまうという場面も見受けられました。そんな時、先生が動物画像の3D表示機能を利用して、犬の画像をデスク上に映し出してくれたのです。
「犬が家の中にいるみたい! 」と、動物好きの娘は大興奮。このおかげでパソコンに興味を持ったようで、英会話レッスンの後も、パソコンを使って自分の好きな動物を検索して楽しむようになりました。オンラインレッスンのおかげで、娘は新しいパソコンの楽しみ方を得たようです。
ピアノ教室もオンラインレッスンに
娘はピアノも習っています。外出自粛当初はピアノ教室もお休みになっていましたが、自粛期間が長引いてきたため、チャットを利用したオンラインレッスンが行われるようになりました。
先生から鍵盤が見えやすいようにパソコンをピアノの横にセットし、先生に演奏を聴いてもらってアドバイスをいただく形のレッスンです。先生にお手本を見せてもらう時も音が途切れることはなく、思っていたよりもきちんと演奏が聴こえました。
強弱や速度など、まだまだ楽譜だけでは正しく弾けない娘に、先生はオンラインで的確なアドバイスをしてくださいました。
リモートならではの発見も…
ピアノ教室のオンラインレッスンを終えたあと、ふと娘が「先生のピアノと家のピアノ、同じように弾いても何か音が違うところがある…」と言いだしました。
自宅にあるのは主人の実家から譲り受けた十数年調律されていないピアノ…。音感教育を受けていない私にはわからない音のずれがあったようなのです。オンラインレッスンで聞き比べなかったら、2台のピアノの音の違いに気が付くことはできないままだったかもしれません。
思いがけないところで、娘の耳の良さに驚かされました。自粛生活が解除したら、ピアノの調律をして音を整えてあげようと思いました。
オンラインレッスンのおかげで、私が知らないうちに娘の社会性が育っていたことを実感することができました。レッスン中にわからないところを自分から質問したり、家族以外の大人ときちんとコミュニケーションが取れたり…。普段見られない教室での様子が見られて、娘の成長を感じました。また、人と話す機会が激減する中、オンラインで人とつながることに喜びを感じました。どんな時にも丁寧に優しく教えてくださる先生方に、感謝しています。
[みその*プロフィール]
女の子1人と男の子2人の3児のママです。現在は在宅ワーカーとしてライティングや画像加工などのお仕事をしています。子育てに追われる毎日ですが、「どんな時も明るく前向きに」をモットーに日々奮闘中です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。