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100万貯めてる人は電気や水道にガミガミ言わない。気にしてる出費はあの2つ

更新

5歳以下の子どもがいるママ349人に、「暮らし」と「お金」に関するアンケート調査を実施。貯まる人が心がけている習慣ややりくりの特徴とは、果たしてどんなものなのか? 調査結果をベースに、1000人以上の貯まる人を取材し続ける大上ミカさんが解説します。
今回は、「家計で見直したい費目」について。貯まる人は、いったいどんな出費に気をつけているのか? ちなみに私、たまひよ編集Yは「電気代」が気になります……。今年は、夏もリモートワークが続きそうだし、エアコン代が跳ね上がりそう。貯まる人は気にしているのかしら?さっそく調査結果をチェック!! 
ちゃんとしたいと思っても、忙しいとつい後回しにしてしまいがちな「お金のあれこれ」。おうち時間が増えたこの機会に、ゆっくり向き合ってみませんか?「脱・貯まらない習慣」#4

調査概要
2020年3月実施「あなたご自身に関するアンケート」。全国。インターネットリサーチ。対象者は、5歳以下の子どもがいる25〜44歳の既婚女性349人。
調査企画・データ提供:株式会社カクワーズ

まずは見直したい出費から。ママたちが見直したい出費、第1位は「食費」!

5歳以下の子どもがいるママたち349人に、現在の家計で見直したい費目を聞いたところ、「食費」が51.0%でダントツの1位に。続いて、「電気・ガス代」39.3%、「通信費」35.8%と続き、少し開いて「水道代」20.6%、「日用品費」19.8%がトップ5を占めました。

子ども関係としては、10位に「子どもの日用品費(10.6%)」、11位に「子どもの服代(9.5%)」がランクイン。(ちなみに、調査では子どもの日用品費の例として、おむつなどの消耗品を提示しました)。

子ども関連費は、食費などより見直し度は低く、全体としてはそこまで削りたい費目ではなさそうです。

Q 現在の家計で、見直したい費目はなんですか? 特にムダ使いが多いと感じる費目、もっと下げたいと思う費目を5つ教えて下さい。※回答は5つまで

年100万円貯まる人は「子どもの服」や「保険料」を気にしている!

では、年100万円以上貯めてる人は、どんな出費を気にしているのか? ご紹介した全体の値よりも、年100万円以上貯めてる人の値が高い項目を拾ってみます(表のピンク部分)。

すると、明らかに高い(全体と比べて5%以上高い)のは、「保険料」と「子どもの服代」。こうした出費にはしっかりと目を光らせていて、引き締めたいと思っていることが分かります。

一方、「電気・ガス代」や「水道代」については、全体より低め(下表の水色部分)。そこまで気にしていない様子です。

子どもの服はともかく、電気や水道って、貯まる人ほどちゃんと節約しているイメージがあるのに、この結果は以外! 実際の貯まる人の暮らしではどうなのか、大上さんに聞いてみました。

※データは全体値の高い順。%。

貯まる人は、電気や水道にガミガミ言わない

「貯まる人は、電気や水道についてあまり細かく節約しておらず、シャワーやエアコンの使い方について家族にガミガミ言いません。家の中の居心地を悪くすると、夫が外でお金を使うようになったり、お金の話がしにくくなったりと、デメリットが大きいからです」。

やばい! つい”シャワー流しっぱなしにしないで!”とか、”エアコンの温度下げすぎ!”とか言っちゃってたけど、これはよくないんですねー。そして、言ったからって電気代や水道代がすごく下がるわけでもない……。気をつけねば。

光熱費は、「いつもの使い方で安く」と「年間管理」がポイント

では、どうやって貯まる人は電気や水道代を抑えているのでしょうか?

「いつもと同じ使い方で、安くなる方法を取っています。たとえば、電気やガスは、より安い会社に乗り換えたり、水道は節水シャワーを取り入れたり。これなら手間もかからず、家族にうるさくいう必要もありません」。

たしかに、それなら効率がいい。電気やガス会社の自由化で、乗り換えれば安くなるのは知っていましたが、未だ実行に移せず……。たいして変わらないだろう、と思っていたけどやっぱり、やらなきゃ!

「あとは、電気や水道料金は、年間で考えている人が多いのも、水道光熱費をあまり気にしていない理由かも。貯まる人は、過去1年の利用料金から、1か月の平均を算出して、毎月その予算でやりくりしているケースが多いです。電気やガス代が安かった月は余りますが、その分はそのままプールしておき、夏や冬など光熱費が上がる月に使う、という仕組み。これなら毎月の利用料金が高くても安くても、気にならないし、やりくりもラクですよね」。

たしかに!我が家もさっそく、過去1年の利用料金を見てみようっと!

ついつい増える子ども服を警戒

ちなみに、子ども服に対する見直し意識が高いのはなぜ?

「貯まる人はいくら必要でも、買いすぎはムダになると自覚しています。特に子ども服は、サイズアウトするので、持っている枚数そのものが少なめです。かわいいから、安いからとつい買ってしまいやすいアイテムだからこそ、警戒する意識が強い。それが結果にも表れたのではないでしょうか」。

なるほどー! ではもう1つ、貯まる人で意識の高かった保険料については?

「保険料については、毎月数万円払っている家庭も多く、家計の中でも大きな出費です。貯まる人は、どの出費に対しても”本当に必要なのか?”をよく考えるので、保険についてもよく調べて見直しています。金額が高い分、ここを削れると大きい、ということをよく分かっているのだと思います」。

保険の見直しってよくわからないから、つい後回しにしてるけれど、その意識の差が貯蓄の差になっているのかも……。というのも、今回の調査結果、「貯まらない人」と「貯まる人」では、見直したい費目に大きな差があったのです! ちょっと大きな数表ですがコチラをご覧ください。

貯蓄額別でこんなに差が

※全体の高い順。単位は%

貯蓄額が年100万円未満の人、貯蓄はできていない人では、「保険料」も「子どもの服代」に対する見直し意識は低め。つまり、この2つは貯めてる人ほど意識している費目であるということを裏付けています。ということは、この2つを見直せば、ぐっとやりくり力が上がるかも!?

さらにデータをよく見ると、貯蓄ができていない人では、「レジャー費」や「自分の服」、「日用品」や「食費」など、手元から出すお金に対する見直し意識が低め。

「こうした費目に対する意識が甘くなると、日常生活で使うお金が増えがちに。使ったお金を振り返ることもしなくなり、使途不明金だらけになります。気づいたらお金がない状態になり、貯蓄ができない状況に」。

貯まる習慣リストには、この見直し意識を入れよう!

調査結果から、貯まる人の特徴として明らかで、実際に取材している大上さんも太鼓判を押すものは、ぜひとも取り入れたい「貯まる習慣」。
今回は、家計を見直すときの習慣として、2つ取り入れたいと思います!
他の習慣も気になる人は、ぜひ過去の連載もお読みくださいね。

ではまた!

□ 早起きする
□ 夫婦でお金の話を、最低でも月1回以上する
□ 家計簿を書く
□ 「保険料」と「子どもの服代」を見直す(NEW!)
□ 水道や電気のことで、家族にガミガミ言わない(NEW!)

監修/大上ミカ 文/たまひよONLINE

大上ミカ
Profile
ライター・ファイナンシャルプランナー。女性誌を中心に全国の貯まる人を1000人以上取材。その暮らしややりくりの共通点を数多く見出す。著書に「お金が勝手に貯まりだす暮らし」(リベラル社)など。

お金が勝手に貯まりだす暮らし

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