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最も貯まる習慣はどれ? 「早起き」「早寝」「夫婦で会話」の貯蓄額を比べてみた!

5歳以下の子どもがいるママ349人に、「暮らし」と「お金」に関するアンケート調査を実施。貯まる人が心がけている習慣ややりくりの特徴とは、果たしてどんなものなのか? 調査結果をベースに、1000人以上の貯まる人を取材し続ける大上ミカさんが解説します。

今回は、その習慣が「ある」「ない」で、貯蓄にどのぐらい影響があるのか。
月貯蓄額と年貯蓄額の平均を比較してみました。
さて、最も貯め力に差がつく習慣とは?「脱・貯まらない習慣」#13

調査概要
2020年3月実施「あなたご自身に関するアンケート」。全国。インターネットリサーチ。対象者は、5歳以下の子どもがいる25〜44歳の既婚女性349人。
調査企画・データ提供:株式会社カクワーズ

貯まる習慣、ぶっちゃけ貯蓄はいくら伸びる?

この連載では、貯めてるママが実践している日々の習慣を研究。
中でも特に次の3つは、年100万円以上貯めてるママたちの多くが実践している習慣でした。

●早起きする
●夜ふかししない
●夫婦でお金の話をする

ただ、これらの習慣を取り入れることで、実際にどのくらい貯蓄が伸びるのか、各習慣の「貯め力」については未知数。
そこで今回は、その習慣がある人、ない人で、「月貯蓄額」と「年貯蓄額」の平均額を比較し、貯め力が上がる習慣はどれかを明らかにしてみたいと思います!

夫婦でお金の話をすると、年20万円近くも伸びる!

※月・年の平均貯蓄額(ベースは最近1年で貯蓄があった286人)

3つの習慣のうち、平均貯蓄額に最も大きな差がついたのが、「夫婦でお金の話をする」。

夫婦間でお金の話をする頻度が、「月1回以上」の人は、「月1回未満」〜「全くしない」人と比べ、なんと、年の平均貯蓄額が『19万2553円』も多かったのです!

月の平均貯蓄額でも『1万550円』多く、夫婦でお金の話をすることが、貯蓄額に大きな影響を与えていることが分かります。

「子どもの教育費や老後資金は長期戦。いつまでにいくら貯めたいか、どこにお金をかけて、何を削るかを話し合っておかないと、不安が膨らみ、ケンカの原因にもなります。

食費や水道、電気代をお互いにおおよその金額を知っていれば、使えるお金の範囲も分かり、お互いにムダ遣いにも気をつけられるのです」(大上さん 以下同)

お金のことで険悪にならず、困ったときは相談できる。そんな「お金の絆」を作っていくことが、日々の節約ややりくりをポジティブにし、貯蓄額に大きな威力を発揮するのかもしれません。

「早起き」で、月約7000円貯蓄アップ

※月・年の平均貯蓄額(ベースは最近1年で貯蓄があった286人)

続いて「早起き習慣」の貯め力をチェック。
早起きの習慣があると思うかという質問に対し、「非常にそう思う」または「そう思う」と答えた人と、「どちらともいえない」「そう思わない」「全くそう思わない」と答えた人で対象者を分け、貯蓄の平均額を比べてみました。

すると、「早起き習慣あり」では月貯蓄額の平均が『3万7384円』であったのに対し、「早起き習慣なし」では『3万614円』。早起き習慣がある人で、月の貯蓄額が6770円高いことが分かりました。

年貯蓄額の平均はどうでしょうか。

「早起き習慣あり」では、『57万1512円』。「早起き習慣なし」では『50万7895円』と、その差は6万3617円。やはり、早起き習慣が「ある」人で高い結果です!

早起きで、時間に余裕を作り、段取り良く1日を動かしていく。
そのことでムダな支出を自然に抑えられるということは、この連載の初回でご紹介しましたが、まさに、その効果がちゃんと貯蓄に表れるといえそうですね!

夜ふかしを減らすと、年9万円強伸びる

※月・年の平均貯蓄額(ベースは最近1年で貯蓄があった286人)

ラストは、早寝の習慣。この調査では、何時に寝たかではなく、「早く寝ようと思えば寝られるのに、ついダラダラと遅くまで起きてしまうこと」を、夜ふかしとしています。

対象者を「週3以上夜ふかしをしている」人と、「週2日未満」〜「全くしない」人で分け、平均貯蓄額を比べました。

結果、月の平均貯蓄額では夜ふかしが少ない人が、夜ふかしが多い人より『4,489円』高い結果に。年の平均貯蓄額では、『9万1945円』も高めでした。

早く寝れば、光熱費の削減につながるのはもちろん、お酒やつまみ、夜食などにかかるお金も減らせる効果あり。
しっかり睡眠を取り、体調を維持できれば、医療費の削減にもつながります。

早寝早起きは、ぜひとも取り入れたい習慣です!

赤ちゃん時代に暮らしを整えると、将来の貯め力に!

夫婦の会話や、早寝早起きなど、生活習慣によって平均貯蓄額が大きく変わることに驚き!

子どもが生まれると、ついつい、「教育費はいくらかかるの?」「学資保険がいい? それともつみたてNISA?」など、必要なお金や貯め方に意識が向いてしまいますが、暮らしそのものにも注目していったほうが良さそうです。

「安定したやりくりは、安定した暮らしから。お金は生活と表裏一体なので、暮らしが乱れていたら、ムダな出費もどうしても広がります。お金を使うと不安になったり、罪悪感を覚えたりするのは、余裕がなくてお金の使い方を落ち着いて考えられないせい。その原因は、バタバタと一日中時間に追われているなど、気持ちにゆとりがない生活にあることが多いのです。


計画的に貯め、楽しくお金を使えている人は、やはり規則正しい生活をしています。子どもが小さいうちに、夫婦でしっかり家計について話し合い、暮らしを整えていくことは、後々の貯蓄を大きく左右します」。

やりくりやお金に苦手意識があるママたちも、暮らしを整えるだけなら簡単! この連載で紹介した「貯まる習慣」を参考に、ぜひ暮らしに取り入れてみてください♪

<ザ・貯まる習慣リスト>

□ 早起きする
□ 夫婦でお金の話を、最低でも月1回以上する
□ 家計簿を書く
□ 「保険料」と「子どもの服代」を見直す
□ 水道や電気のことで、家族にガミガミ言わない
□ 先取り貯蓄する
□ やりくりを、月に1回「自己採点」してみる
□ 朝、キッチンを片付ける
□ 朝、天気予報を確認する
□ 朝、予定を確認する
□ 朝、家族とおしゃべりしてみる
□ 朝、SNSはちょっと控える
□ 夜、お茶などを飲んでまったりする
□ 夜、30分早く寝る
□ 夫と「貯蓄」と「食費」を共有してみる

文・たまひよONLINE 監修・大上ミカ

大上ミカ
Profile
ライター・ファイナンシャルプランナー。女性誌を中心に全国の貯まる人を1000人以上取材。その暮らしややりくりの共通点を数多く見出す。著書に「お金が勝手に貯まりだす暮らし」「収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法」(ともにリベラル社刊)など。

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