マンガあり!上の子優先で次男に異変?男児兄弟マンガうえだしろこさんを直撃
インスタグラムのフォロワーが9万人超えのうえだしろこさんは、男子兄弟の桃太郎くん(7才)、金太郎くん(4才)が繰り広げる日常をマンガにして投稿しています。男児ならではの日々のドタバタ感と、珍発言&珍行動は、特に男の子ママからの共感を多く集めています。
インタビューの前編では、うえだしろこさんがマンガを描き始めたきっかけや、妊娠・出産当時のエピソードをお聞きしました。
プロフィール /うえだしろこ
1981年生まれのお絵かき大好き主婦。次男を出産し、男子兄弟との愉快な日常を育児漫画にしている。息子たちの珍行動が大好物。育児ブログとインスタグラム(@shiroko_u)を更新。書籍「愛むすこは予想の斜め上!」が発売中。
次男の出産をきっかけに育児マンガをスタート!
うえだしろこさんファミリー
――うえだしろこさんが育児マンガを描き始めたきっかけを教えてください。
「次男が生まれて、ずっと読む専門だった育児絵日記を描きたいと思うようになりました。手軽にデジタルイラストが描けるiPad Proが発売されたことをきっかけに、描き始めました!」
ケンカして仲直りしてケンカして…
妊娠中はひどい骨盤痛、陣痛から3日で帝王切開に
――妊娠時および出産時に大変だったことはなんでしたか?
「特に長男の妊娠中が大変でした! 骨盤痛がとてもひどく、仰向けに寝てしまったときや、イスやソファに背中をつけて低く座ってしまったときなど、激痛で起き上がれなくなることもしばしばでした。
体重は16キロ増え、身長が低いためかおなかがものすごく前に突き出ていたので、霜降り状に妊娠線が……(涙)。出産後おなかの皮がおばあさんのようにシワシワになってしまいました。
出産時は陣痛が来たものの、3日間お産が進まず、苦しみ抜いたすえに帝王切開となりました」
まだ妊娠報告してないとき、会社で骨盤痛に襲われる!
「母乳は出るのがあたりまえ」と思っていた
――初めての育児でぶつかった壁はなんでしたか?
「出るのがあたりまえだと思っていた母乳が思うように出ずとても苦労しました。とにかく水分を取ることを心がけ、体を温めるために部屋でラジオ体操をしていたこともあります。(当時の私に『ミルクでも赤ちゃんは健やかに育つよ』と伝えてあげたいところですが…)
そして、生後4カ月ごろにはなんと完母できるほどまで母乳が出るようになりました。頻回授乳をがんばったことと、母乳のためのハーブティーを取り入れたことが効果的だったと思います。
他にもたくさん壁にはぶつかりましたが、長男は偏食がひどかったので、いかにしてタンパク質と野菜を摂らせるかを悩みました。とにかく嫌いだと思い込んだものは口に入れないので、好きだったパンケーキにみじん切りにした野菜やきなこを混ぜたりしてなんとか食べさせていたこともあります」
母乳にこだわりすぎておっぱいノイローゼに
上の子優先もパーフェクトとはいかず…
――長男・桃太郎くんの妊娠時の経験を生かし、次男の金太郎くんの妊娠時に気をつけたことはなんですか?
「長男のときは太りすぎてしまったので、なるべく体を動かして体重が増えすぎないようにしようと決めていました。結局は、長男のお世話があるので必然的に体を動かす機会が多く、あまり太らずにすみました」
――2人目妊娠中や出産後の上の子の育児で気をつけたことはなんですか?
「とにかく、上の子を優先に考えることでしょうか。たとえ下の子が泣いていても、緊急性が低い場合は上の子の用事や相手を優先するようにしていました。
けれども、長男にかかりきりでスムーズにオムツ替えができないときもあり、お○んちんをかいているいる次男の姿をみて『ごめんよぉ…』と反省することもありました」
次男育児の適当さを反省するうえだしろこさん
妊娠中はひどい骨盤痛に悩まされたといううえだしろこさん。3日間の陣痛からの帝王切開、出産後も思い通りに母乳が出ずにつらい経験をしたそう。妊娠・出産でさまざまな苦難を乗り越えてきたうえだしろこさんに待ち構えていた次なる試練は……? 後編では、疲労まみれ(?!)男児兄弟のドタバタ育児についてお聞きしました。お楽しみに!(文・清川優美)