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イラストレーター横峰沙弥香、「まめちゃん」育児中に悩んだタマ問題。5年後の今絵本のストーリーに

19才年上の夫、5才の息子のまめちゃん(愛称)、3才になったばかりの娘のゆめこちゃん(愛称)との日常を、絵日記としてインスタグラムで毎日投稿し続けている、人気イラストレーターの横峰沙弥香さん。まめちゃんとの本気の遊びがもたらした、まさかの展開とは…? 横峰さんとまめちゃんの2人に話を聞きました。

泣きながら「タマが~タマが~」と病院に電話

2015年に第1子となるまめちゃんを出産したときの横峰さんは、初めての育児に加え、性差によるとまどいも重なり、パニックの連続だったといいます。

「まめが誕生して2週間くらいたった時、片タマ(睾丸の片側)が大きくはれ上がってしまったことがあって。わんわん泣きながら、病院に『タマが~、タマが~!』って電話したら『大丈夫、落ち着いて。よくあることだから』と諭されて…。自分が持っていないナゾの臓器(?)だったので、こんなにも“タマタマやちんちんについて知りたい”と思ったことはなかったです(笑)。その後も、できないことが多かったりイヤイヤ期などで、4才になるまでは毎日自分を責めていてつらい日々でした」(横峰さん)

まめちゃんが誕生した2年後には、ゆめこちゃんを出産。超保守的で慎重派なまめちゃんとは真逆の性格で、気が強くて猪突猛進タイプ。

「まめは抱っこちゃん人形のように私にしがみつく毎日だったのに、ゆめこはものすごくドライ。おっぱいやぬくもりがチャージできたら“もういいわ”とクールな顔をしてました(笑)。
今は、エルサ(映画『アナと雪の女王』の登場人物)のモノマネにハマっていて、体が大きめなこともあり、ドスンドスンとものすごい音をたてながら踊ったり回ったりしているのがいとおしくて。ばあばからエルサになりきれるドレスをもらって最初は喜んで着ていましたが、自分が思うように動けなくなることに気づき、タンクトップ&おむつスタイルに戻りました」(横峰さん)

お話リレーをきっかけに絵本作りがスタート

まめちゃんと言葉のキャッチボールができるようになってからは、横峰さんとまめちゃんでお話リレーをするのが寝る前の習慣に。

「たとえば、まめが『むかしむかしあるところに、みかんたろうがいました』と言ったあとに私が『みかん太郎は、旅に出ることにしました』と続け、それを繰り返しながらストーリーを完成させる遊びなのですが、まめはそれが大好きで。その流れからなのか、去年の4月に突然『絵本を作りたい』と言われたんです」(横峰さん)

「スライム作りたい」「回転ずしやりたい」とリクエストをされることはすべて応えてきました、と語る横峰さん。

「わが家にはほとんど決まりごとがないのですが、“むちゃぶりも可能な範囲で断らない”というのが、数少ない育児ポリシーのひとつで。『いいよ。じゃあ、ママが絵を描くから、まめが物語を作るんだよ』と言ったら、少し考えて『ちんちんぼうずのだいぼうけん、っていう話でもいいかな?』って返してきたんです。

最初は、私的なアートワークのつもりだったので“ちんちん”が軸の物語でもいいか~、と、無印良品の画用紙絵本ノートを購入し、まめが思いついたストーリーやキャラクター、その性格まで描き込んでいきました」(横峰さん)

※写真は横峰さんがストーリーを描き込んだノートです

横峰さんのイラストのお仕事の隣でまめちゃんのストーリーづくりも進む

セリフや色合いに至るまでこまかくヒアリングしながら、7カ月という期間を経て初共作の絵本が完成しました。

まめちゃんに、好きな場面を聞いてみると、とろ~んとしたやわらかい口調で教えてくれました。

「火を消したところ~。ジャーってかけたの。ふつうの水じゃないんだよ。おしっこで消したんだよ~」(まめちゃん)

好きなキャラクターは「モジャモジャくん。目が好き。となりにいるシャケタコも好き~」なのだそう。
絵本にはたくさんのキャラクターが登場しますが、それぞれ詳細にまめちゃんのイメージがあったといいます。
絵本の完成報告を自身のインスタグラムに投稿したあとに待っていたのが、まさかの急展開!

「なんと、『絵本として出版しませんか?』といううれしすぎるお声がけをいただいたんです。そこで本番用に着彩を始めました。
その最中に、まめから『やっぱ、海にいることにしようかな~』とか『人魚がいるのもいいよね~』など提案されましたが、遊びではなく仕事となったので『それは次回作にしましょう』とプレゼンし、納得してもらって(笑)、ついに本物の絵本が完成しました」(横峰さん)

出来上がった絵本を目の前にした時は、「ぽかーんとしちゃいました。人って、うれしすぎると思考が停止するんだな、と(笑)。その後、じわじわと喜びが押し寄せてきました」と横峰さん。

5才にして作家デビューを果たしたまめちゃんは、表紙と帯のしかけ(手に取ってご覧ください!)に大喜びし、床でくるくる回って大興奮だったのだとか。

「背中は痛くなかったよ~。絵本ができて、うれしかったんだ~」と、まめ先生もご満悦。次回作の構想も、既に頭に浮かんでいるそうで。

「『ちんちんぼうずのだいぼうけん ―宇宙に行く―』だよ~。ロケットの火がおしっこなんだよ~。おしっこがゼロになったら軽くなるから、ブワーっと早く飛べるようになって……」(まめちゃん)

息子さんとの共作を通して「“この子の中にはこんな世界が広がっているんだ”と新たな発見があって、とっても楽しかったです」と横峰さん。続編も、期待しています!

お話/横峰沙弥香さん、まめちゃん 取材・文/三宅桃子、ひよこクラブ編集部

タマタマに悩まされ、ちんちんに新境地を開いてもらった横峰さん。「子どもの発想は、大人が考えもしなかったようなことがあります」とか。横峰さんとまめちゃんの冒険はまだまだ続きそうです。

横峰沙弥香さん(よこみねさやか)
Profile
イラストレーター。1984年生まれ、長崎県出身。19才年上の編集者と結婚。2015年、長男のまめちゃん(愛称)誕生を機に、家族の日常を絵日記にしたインスタグラムをスタート。 2017年に長女「ゆめこちゃん(愛称)」が誕生。 著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』(かんき出版)などがある。最新作は、まめちゃんとの共作で完成した初絵本『ちんちんぼうずのだいぼうけん』(KADOKAWA)。

・公式ホームページ:http://sayakayokomine.com/
・インスタグラムアカウント:@sayakayokomine


『ちんちんぼうずのだいぼうけん』 さく:まめ え:よこみねさやか

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