夏休みの宿題。ぶっちゃけ親は手伝った？　絶対手伝わない派　それぞれの本音

短い夏休みが終わりを迎え、いよいよ新学期が始まります。お子さんたちは、すべての宿題を無事に終えて提出できそうですか？　口コミサイト「ウィメンズパークパーク」では、「レポート系の宿題は、親が手伝わないと絶対にやらない…」という話題で盛り上がっています。

母はゴーストライター！？

「読書感想文が苦手な我が子。１時間かけて原稿用紙半分がやっと。仕方なく私がインタビュー形式で『印象に残ったシーンは？　そのときどう思った？』　とひとつひとつ質問。それらを誘導しながら文章にさせました。ああ、しんど。私がゴーストライターみたいなもんです」

「読書感想文を書かせたら、あまりに稚拙で私が大幅加筆修正。理科のレポートも『今日中に下書きするから、ママ添削してね』と、言われました。とほほ」



「私、調べ物が大好きなんです。子どもが小学生の時は一緒に地域を回ったり、図書館へ行ったり。中学では企業にアポとって取材したこともあります。だから手伝うというかやったら主体になるタイプ！　でも、最近は頑なに、本人ひとりでやると言い出し。ま、賞とは無縁ですがそれが本来なので…」

まるっと親が全部やる、という母子はさすがにいませんでした。添削をしたりアイデアを出したり、一緒に作業する家庭はあるようです。また、宿題の内容に疑問があるから手伝うという声もありました。

宿題は手伝いません！　だって学校にはバレバレだから

「中学生です。正直、副教科の宿題は手伝ってます。塾の宿題もあるし、部活もあるし、時間がいくらあっても足りません。宿題のサポートは悪いこととは思ってません」

「去年の宿題は、オリンピックパラリンピック関係がわんさか出ました。音楽では『外国の国歌について調べよ』。旬ネタなのはわかるけど、なぜ異国の国歌？　私のアドバイスで、ちゃっちゃと終わらせました」

「資料を集めたり、レポートにまとめたりという能力は、社会人になっても重要です。でも、すらすら書ける中学生は少ない。苦手意識をもってほしくないので、私がアドバイスしています。レポート系は、家庭に丸投げするんじゃなくて、もっと上手に学校が指導してほしいなぁと毎夏、思います」

とはいえ手伝うのは少数派で、「本人のためにならないから」と、一切手伝わないという声も多数。

「中学になってからはひとりでやらせています。知人に何人か中学教師がいますが、親が手伝った宿題はほぼバレるそうです。『普段の授業態度と成績見れば、そりゃわかるよ』だそうです」


さて筆者ですが、恥ずかしながら手伝っています。というか、添削します。文章をみると、職業魂に火がつくというか「てにをは」まで気になって原稿用紙を真っ赤にして、子どもを半泣きにさせた経験あり。


文／和兎 尊美