夏休みの宿題「ゼロ」から「普通にてんこ盛り」まで各地でバラバラ 親がクラクラ
8月になり、多くの小中学校が夏休みに入りました。口コミサイト「ウィメンズパーク」で話題になっているのが「夏休みの宿題」です。「子どもの宿題なのか、親の宿題なのかわからない」といわれる自由研究レポート、工作、絵日記がなくなったという声がある一方、「普通にてんこ盛り」という、両極端な声が寄せられています。
不謹慎かもしれないが、縮小されて安堵した、と本音がぽろり
「小学生です。夏休みの宿題は毎年憂鬱でしたが、今年は薄いドリルが1冊だけ。レジャーへ行けないから絵日記書けないし、工作教室も行けないし、正直安堵しています」
「小学生です。読書感想文が自由提出になりました。我が子はいつも最終日まで残す宿題なので、喜んでいました」
「小学生です。夏休みは2週間で宿題ゼロ。逆に子どもは『自由研究しようかな』と、言い出しています」
安堵しているという声がある一方で、寂しいという声もありました。
「『夏休みの宿題は、親も介入してください』と、はっきり言う小学校です。一緒にアイデア出したり、材料を買いに行ったり苦痛レベルで大変だったけど、こういう時間も大切なのかなぁと今年は思いました」
「反抗期に片足突っ込んでいるくせに、夏休みの宿題は頼ってきます。いろいろ衝突しながらの作業がなくなり、嬉しいような寂しいような」
「夫婦ともにフルタイムです。毎年、夏休みの自由研究やレポートなどは、7月に入ると週末のたびに少しずつ始めています。『子どもの宿題を一緒にできるなんて今しかない』と思うと貴重な時間に感じて。まだ宿題は発表されていませんが、なくなったら寂しいな」
「普通にてんこ盛り」という 嘆きの声もある宿題事情
「5月末に入学した小1です。夏休みは3週間。プリント数枚、標語の作成(保護者も)、俳句、あさがおの観察、絵日記、読書感想文、自由研究とてんこ盛り。通学してまだ2ヶ月なのに。親の私がクラクラしてきました」
「夏休みは3週間。小学生は図画、作文などみっちり出ました。中学生はもっと大変です。作文、ポスター、俳句、標語、自由研究に加えて、2学期始業式に実力テスト。夏休みは部活もあるし、時間が足りません」
小学生の夏休みの宿題量は、地域差がはっきりでたイメージです。しかし中学生は、例年通りの量という声が多く寄せられました。受験を考えると、待ったなしなのかもしれません。
文/和兎 尊美