記憶喪失、ありえない突然の恋…ブーム再来の韓国ドラマあるある
「冬のソナタ」のブームから、韓国ドラマはおばさんの専売特許と思っていましたが、ステイホームで若者のドラマ戻りも相まって、今、第三次韓ドラブームが来ています。中でも、美人女社長が北朝鮮に不時着したことから愛が始まる「愛の不時着」、サクセスストーリーの「梨泰院クラス」などなど新聞記事になるほど話題になっています。
そんな韓ドラを観ていくと、テレビに向かって思わず「またきた~!」と言いたくなる同じようなシーンやパターンがよく出てきます。
そこで、韓ドラブームに乗って、口コミサイト『ウィメンズパーク』の韓ドラ好きによる“韓ドラあるある”を連打でご紹介。
突然、恋が芽生える瞬間
「男女で並んで道を歩いてる時、後ろから暴走してくるバイクに男が気付き、とっさに彼女の腕を引き寄せる。彼女はあ~れ~と回転し、男の胸に収まる」
ツンデレだった男の優しさに触れ、そこから恋が始まるパターン。
韓国の財閥ライフを垣間見る
「財閥の食後のデザートは、キャバクラで出るような豪華フルーツ盛り合わせ」
「台所には、豪華なポットに入った水を常備。だいたい夜中に起きてきた人とが飲んでる。そしてその時、秘密の話をしている人の話を偶然にも聞いてしまう」
「財閥家には、必ず家政婦。それが偶然にも貧乏なヒロインの母だったりもする」
「財閥は、都合が悪くなると海外留学」
韓ドラは、財閥ものなくしては語れません。
貧乏ヒロインと財閥御曹司の恋はヒットの鉄板!
「貧乏な主人公の家はビルの屋上にある屋根小屋が定番。眺めだけはいいからロマンチック♡」
「ヒロインの実家、借金抱えがち」
ヒロインが貧乏パターンは韓ドラの定番。財閥の御曹司と一般市民(貧乏率高)の身分違いのシンデレラストーリーはさらに鉄板!
そんなに簡単に記憶喪失になる!?
「辛いことがあったら車に乗って無茶な運転。必ず事故る。そして、記憶喪失」
「好きな人に会いたくなったら、車で急にUターン、そして事故」
記憶喪失率高し。続いて、不治の病。肝臓移植のドナーがらみも多数。血液型検査から出生の秘密が明かされショックを受けるヒロインも星の数ほどいます。
韓国人は喜怒哀楽が激し過ぎ!?
「ショックなことがあると、すぐ気絶する。その後、大袈裟にもすぐ入院」
「男も恥ずかしげもなく、ガッツリ涙を流して号泣」
「胸をバンバンたたいて悔しがり、座り込む」
「女同士のケンカは、髪をつかんで取っ組み合いは当たり前」
良くも悪くも、韓国の方は感情の起伏が激しいようです。
漢江で愛を叫ぶ!
「漢江で叫ぶ青年。または、漢江の橋の下でギャングが裏取引」
「出会いも別れも密売も身投げも漢江」
漢江はロケの定番。
観ていると食べたくなるのがラーメンとジャージャー麺
「出前はジャージャー麺。新聞を敷いて、箸を一本ずつ両手に持ってぐるぐる混ぜてから食す」
韓国の引っ越しそばもジャージャー麺ですね。
試しにやってみる?
「胃もたれしたら、指に針を刺して血抜き、頭痛のときは白い鉢巻き」
効くのでしょうか? 韓医学の教えなのでしょうか?
日本にはない韓国の風習?
「ラーメンを食べる時、蓋を取り皿に使う。韓国人って猫舌なの?」
「お酒を横を向いて飲むのは目上の人への敬意。お酒をつぐときは、胸に手をあてる」
「誕生日には、わかめスープを飲む。誰も作ってくれないととても寂しがる」
「布団は大きなたらいに入れて、足で踏みながら洗う。そして、マメに洗う」
「焼酎にビールを入れて爆弾酒」
「病院のビルに葬儀場(なんとなく演技悪いのですが…)」
「何かというと家出する。その先はサウナか簡易宿。サウナでは、卵を頭で割り、タオルを頭にかぶり羊のように両側を耳みたいにまとめる」
スープ、ラーメン、洗濯など、ドラマあるあるというより、韓国の生活習慣的なシーンですかね。
新大久保のメニューに欲しい
「豚の皮の焼き肉、から~い鶏の足」
とにかくおいしそうに食べてるんですよね~。新大久保でも、あまり見かけないメニュー。食べてみたい!
そして、究極のあるあるは、
「最初は観ていて全然好みのタイプじゃないのに、物語が進むにつれイケメンに見えきて、恋してるテレビの前の自分がいる」
ヨン様をおっかけていたおばちゃまたちの気持ちが、今になってやっとわかりました。
(文/井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。