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おうち時間で、ミニ盆栽を楽しむ人が急増。季節を感じながら豊かな暮らしを

(C)山崎ちえ

新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増える今、盆栽に興味をもつ人が増えています。手間と愛情をかけ、植物と生きる暮らしにはどんな魅力があるのか、盆栽はどうやって育てたら良いのかなどについて、(公社)全日本小品盆栽協会認定講師の山崎ちえさんに紹介してもらいました。

山崎ちえ
盆栽家・(公社)全日本小品盆栽協会認定講師
BONSAIちえ
横浜や上野で盆栽教室を開催し、イベントなどでミニ盆栽を販売。気軽に盆栽を楽しんでもらうことをモットーに、育て方などをブログにて紹介。

ベランダでもできる?盆栽はどこで育てるの?

(C)山崎ちえ

盆栽は室内に飾るイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、普段の育てる環境は「屋外」です。いつもはベランダやお庭で日光と風にあてて元気に育て、時々お部屋に飾って季節をたのしむスタイルです。お部屋に飾るのは3〜4日を限度にして、屋外に出してあげましょう。

盆栽は、基本的に日本の自然に生きる草木を鉢植えにしているので、日本の自然環境が適しています。ベランダやお庭などの日当たり風通しの良い場所に置き、フラワースタンドなどに並べて「盆栽棚」を作ってあげます。水やりしやすい高さになり、目が届きやすくこまめな手入れがしやすくなります。
盆栽は、寒さに弱い樹種や暑さに弱い樹種などさまざまあるので、その樹が自然に生えている環境(自生地の環境)を参考に、ご自宅の日当たりや地域の気候に合わせた樹種を選ぶと育てやすいです。
基本的には、夏はスダレなどで強い日差しを和らげたり、冬は軒下や発砲スチロールに入れて霜や寒風を避けてあげたりすれば大丈夫です。

水やりはどうしたらいい?

(C)山崎ちえ

ミニ盆栽の水やりは「乾いたらたっぷり与える」が基本です。
目安は、春秋は1日2回、夏は1日3回、冬は2日に1回(常緑樹は1日1回)。

水やりは、細かい穴の開いたハス口付きのジョウロやホースのシャワーで根元に届くように四方八方から満遍なくかけて、鉢底穴から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。
春秋は朝と昼過ぎ、夏は朝昼晩のタイミングで与えます。
日中は外出していて水やりできない方は、受け皿を置いて鉢底穴から水を吸えるようにします。また、ホームセンターなどで売られている自動灌水装置を活用し、タイマーで水やりができれば外出時にも水切れする心配が減ります。

余分な水は鉢底穴から抜けるので、水をあげすぎて枯れることはありません。むしろ、水が足りなくて枯れることがほとんどです。お天気や風が強い日により乾きが早くなります。また、春〜秋の成長期は乾きが早くなりますので、こまめに確認しましょう。

雨の日は、しっかり株元まで水が行き渡っていれば水やりしなくても大丈夫です。雨の強さによっては、葉にはじかれて根元が湧いている時もあるので、雨でも油断せず確認します。
雪が降った時は、1〜2日で溶ける降雪量なら、外に出したままでもかまいません。寒冷地や降雪量の多い地域では雪や霜、寒風を避け、暖房のない室内や発泡スチロールにいれて寒さから守ってあげます。

季節の変化を感じる暮らし

盆栽の樹種は大きく分けて、松やヒノキなどの「松柏類」とモミジ・桜・キンズなどの「雑木類」と呼び分けています。
雑木類はさらに「葉もの」「花もの」「実もの」と特徴を呼び分けています。

松柏類は、黒松や真柏など丈夫なので初めての方におすすめです。
葉ものは、モミジやケヤキなど、新緑・紅葉・落葉と季節の移ろいに合わせて楽しめます。
花ものは、桜や梅、椿など開花の特別感を味わえます。
実ものは、ウメモドキやキンズなど、赤や黄色の実の華やかさを楽しめます。

四季の移ろいに合わせて見頃となる樹種が変わります。
新春の梅の香りは、小さい鉢でもしっかりと芳しく香ります。新緑が旺盛に芽吹き、夏の花が咲くのを嬉しく見ながら水やりに勤しみ、暑さが落ち着いてほっとしていると実が色づいてくる、そんなふうに盆栽に水をやる日々の中で季節の変化を感じます。身近にある樹々だからこそ、枝の伸びや葉の色の変化に気づきやすく「秋がきたな」と感じると、街中の風景も違って見えてきます。

盆栽は「こうじゃなきゃいけない」ということはありません。植物を鉢に植え、長く育てて観賞できるようきれいに仕立てて楽しむ文化です。お好きな草木を鉢に植え、季節を楽しむ暮らしを始めてみませんか。

盆栽は、ベランダやお庭などの日当たり風通しの良いところに置き、毎日観察しながら水やりしましょう。春秋は1日2回、夏は1日3回、冬は2日に1回(常緑樹は1日1回)。夏は半日陰に置いて日差しを和らげ、冬は軒下で霜と寒風を避けて管理します。水やりをしながら、樹々の成長の変化、季節の変化を楽しんでください。

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