「ガーン」って普通に使うよね? あぁ自分が昭和人間だと、つくづく思う瞬間、ママたちの声
平成、令和では廃れてしまった昭和言葉を、ついつい使ってしまうというアラフィフ、アラフォー主婦の体験談が口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。あー、昭和人間だなーと思う日常エピソードが、笑いと懐かしさとともにたくさん集まりました。
ビデオで録画、チャンネルを回して、の感覚が抜けない昭和人間
「テレビ番組を録画したいときは“ビデオに録って”と、言ってしまいます。
テレビのチャンネルを変えることを、“チャンネルを回して”とも、言います」
この声にはアラフォー以上の主婦から、大きくうなずく声が届きました。
平成生まれの方は知らないと思いますが、昔のテレビのチャンネルはダイヤル式だったのです。
これを皮切りに、テレビネタが続々と集まりました。
「“ビデオに録る”は普通に使うし、録画をみるときは“ビデオを見ようか”と、言ってしまう。
我が家はブルーレイなんですが、なんて言えばいいのか未だにわかりません」
「リモコン自体を“チャンネル”と呼んでしまう。リモコンが見当たらないと“チャンネルどこ?”みたいな」
「ドラえもんの真似をするときは、大山のぶ代さんの声になります」
「工作するとき、つい口ずさむテーマソングは“♪でっきるかな、でっきるかな~♫”。ノッポさんとゴン太くんです」
そして関東限定ネタになりますが
「テレビ朝日は10チャン(地上デジタル放送の現在5チャンネル)、テレビ東京は12チャン(現在7チャンネル)と、呼んでしまう」
「わかります! 教育テレビは3チャン(現在2チャンネル)と、言っちゃいます」
「我が家は世の中が地デジになっても、限界までブラウン管のテレビでした。
遊びに来た子どもの友達が、“うちのテレビのチャンネルと違う!”と、驚かれました」
いまだに令和になじめません! と、感じる瞬間
「敬老の日は9月15日、体育の日は10
月10日、成人の日は1月15日とインプットされていて、他の日だとピンとこない。もとの方が良かったな」
「音楽はCDで買っています。スマホのダウンロードのやり方がわからん!」
「スマホの機種変はショップの窓口に出向きます。ネットの方が簡単と言われても、どうしても不安で」
「きれいな紙袋や包装紙、空き箱は、いつか使うかもと、つい保管してしまう。今は100均でいろんな種類があるのにね」
「エグザイルはカタカナでしか書けません。ジャニーズ若手は誰であれ“ジャニーズの人”と、 十把一絡げに呼んでしまう。そのくせ、光GENJIは未だに全員フルネームで言えます」
「ある期間、テレビから離れていました。久々に見たら歌手が“アーティスト”と、呼ばれていました。スポーツ選手がヒーローインタビューで“いいパフォーマンスができました”と、話していました。スポーツがパフォーマンス? 違和感しかない」
水曜日や木曜日の祝日は懐かしいです。週の半ばにひと息つけるから、筆者も好きでした。
次は昭和言葉の後編です。
“ガーン!”など、日常でついつい使ってしまう言動編
「ショックを受けると“がーん!”と、言う。これって昭和ならではと最近知りました。息子の担任(20歳代)の前で言ったら、キョトンとされました。まさに“ガーン!”でした」
「電子レンジで温めることを“チンして”と、いう」
「ミュールを“つっかけ”と言う。あとベストを“チョッキ”」
「ゲームソフトを“カセット”と言う」
「ハイネックを“とっくり”と言う」
「外出前の我が子に“ちり紙もった?”と、言ってしまう。今はティッシュですよね」
「レインコートを“かっぱ”と言う」
「イオンを“ジャスコ”と言ってしまう。
でも私の周りは今でも通じちゃうのよねー。『東大王』の林くんが言ったときは、吹きそうになりました」
そしてこんな声も。
「1990年代が数年前と思ってしまう」
「山口百恵さんや松田聖子さんの歌を聴くとなごみます。昔、親が懐メロに食いついていた気持ちが理解できるようになりました。でもこれって昭和が懐かしいというより、ただの加齢かな(笑)」
「こういうネタに食いついてしまうとき、昭和人間だー!と、つくづく感じます」
『銀河鉄道999』と言えば絶対ゴダイゴだし、『Choo ChooTRAIN』は、ひねりが入って中西圭三派の、バリバリ昭和人間の筆者です。あ、バリバリも昭和言葉?
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。