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昭和を否定するわけじゃないけど…「父は稼ぐ」「母は子育て」じゃなく、自分たちに合う分担の形『ふうふう子育て #9』

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夫婦仲良く子育てしたいと思っていても、時に衝突は起こってしまうもの。夫と二人三脚で子育てしてきた青鹿さんでしたが、自身が「やっぱり母親じゃないと」と昔の母親像に縛られ、夫の子育てを軽んじていたことに気づき、怒られることを覚悟して謝りました。すると予想外の展開が待っていたんです。


正しい「家庭内の役割分担」は存在しない

外出先での喧嘩をきっかけに、「母親が育児の責任者でなければならない」「母親は自分を犠牲にして育児しなければならない」という呪縛にとらわれていたと気づいた青鹿さん。そんな妻を、夫は「お茶でもしようか」と誘い……。








夫に「リビングで話をしよう」と誘われ、怒られると思った私でしたが、予想外にも夫は穏やかな口調で話し出しました。じつは夫も、最初は私と同じように自らの両親を見て「父親はお金を稼ぐ」「母親は子育てをする」という思い込みを持っていたということを。

もちろん、自分や家族を養うためにお金を稼ぐことはとても大切ですが、自分の子どもを育てることも大切です。出産前に「2人で子育てしよう。どちらかに何かあった時も、子どもが困らないように」と約束をした私たち。でも夫は、娘が困らないことはもちろんですが、父親である自分の手で娘の世話が滞りなくできることが嬉しいと言っていました。

各時代、各家庭によって事情や背景があるので、絶対に正しい役割分担は存在しないと思います。でも、親がこうだったからとか、一般的にはこうだからではなく、私たちは私たちで我が家に合う形を見つけて「父親である夫も、母親である私も自分らしくいられる子育てをしていこう」という話になりました。

こういった子ども時代の環境による影響、刷り込みは誰にでもあると思います。でも、役割分担は固定じゃない。いつだって家族の状況に合わせて変えていけると思えば、気持ちがラクになるのではないでしょうか。

『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む

漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール

漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。

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http://aoshikayu.com/

※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。

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