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【新生児 沐浴が終わったら】 沐浴のあとにすることは? 聖路加国際病院監修

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沐浴が無事に終わると“ホッ”としますが、お世話はもう少し続きます。どのようなことをするのでしょう?
季節などに応じて、順番は変えてもOK。気楽に進めて!

STEP1:体をふき、おむつをつける

ひし形状に置いたバスタオルの上部に、赤ちゃんの頭が来るように寝かせると、全身が手早くふけておすすめ。熱の放散を防ぎ、赤ちゃんを安心させる効果もあるので、押し包むようにやさしくふくと◎。
後頭部など背中側は、手のひら全体で赤ちゃんの体を支え、横向きにしてふくとキレイにふけます。
沐浴後は、おしっこやうんちをしやすいもの。おむつは早めにつけると安心です。

ふき残しの確認は忘れないで!

ふき残しの確認は忘れないで!


首まわり・わきの下・おへそ・足まわり・しわの間など、皮膚が重なっているところは、水分がたまりやすくふき残しがち。バスタオルの角でやさしく押すようにふきましょう。
おへそに残った水分は、綿棒を短めに持って吸い取り、アルコール消毒をします。根元までしっかりケアして。

STEP2:保湿する

STEP2:保湿する


赤ちゃんの肌はデリケート。皮脂分泌やバリア機能なども未発達なので、少しの刺激でもトラブルの原因に。汚れを落としたあとは、全身を保湿してバリア機能を高めましょう。
背中側は、赤ちゃんを横向きにすると塗りやすいです。肌がテカるくらい、たっぷりと塗るのがポイント!
おしりまわりも忘れずに塗って。かさつきが気になる部分は、重ね塗りしてもいいですね。

STEP3:着替えさせる

STEP3:着替えさせる


体をふいたタオルをはずし、重ね置きした肌着とウエアに着替えさせます。
新生児期は、肌着1枚&ウエア1枚の重ね着をキホンに、春から秋は短肌着+ウエア、冬はコンビ肌着+ウエアがおすすめです。ただし、ママやパパの暑い・寒いの感覚で、適宜調節を。
腕を袖に通すときは、袖をたぐって赤ちゃんの手をお迎えに行ったら、手をつなぐようにしてゆっくりと通して。

STEP4:耳に残った水分をとる

STEP4:耳に残った水分をとる


利き手で綿棒を短めに持ち、そっと押すように水分をとります。ママやパパの体全体でやさしく包むように赤ちゃんの体を押さえ、横向きにしてお手入れします。
もう一方の手で耳まわりを固定し、見える範囲でケアましょう。耳の奥まで綿棒を入れるのはNGです。

沐浴後のお世話は、それぞれのポイントをおさえるとスムーズにできそうですね。
どんな順番で進めてもOKだから、たとえば冬なら、湯冷めしないように着替えと保湿をしたあとで、おへその消毒などをしても。
注意点はしっかり守り、清潔に保ってあげたいですね。

■監修

聖路加国際病院 産科新生児科病棟・周産期ケア
黒川寿美江先生、金子美紀先生、佐藤理恵先生

監修/聖路加国際病院 産科新生児科病棟・周産期ケア 黒川寿美江先生、金子美紀先生、佐藤理恵先生 短肌着・コンビ肌着/たまひよSHOP その他小物・衣装/スタッフ私物 取材・文/茶畑美治子 イラスト/岡本典子 動画制作/たまひよ編集部 
動画撮影日2020年9月3日・4日

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