「一生推す…」息子の笑顔が尊すぎ!倉田けいさんにインタビュー【育児編】
Twitterのフォロワーが8万人超えの倉田けいさんは、夫と息子くん(1才)と3人暮らし。兼業イラストレーターとして仕事のかたわら、Twitterやインスタグラムなどで育児日記を更新しています。最愛の息子くんとの日常を切り取った育児漫画は、アカチャンのかわいさを細やかに表現していてママたちの共感を集めています。
インタビューの妊娠・出産編では、倉田けいさんが漫画を描くようになったきっかけや、妊娠や出産のエピソードをお聞きしました。育児編では、育児中に悩んだことや、息子くんの近況を教えてもらいました。
プロフィール /倉田けい
岐阜出身の兼業イラストレーター。夫と1才の息子と3人暮らし。主にTwitter(@kurata_kei)で育児漫画を更新中。書籍『365日アカチャン満喫生活』が発売中。
保育園に入るまでは苦手だったお昼寝
――初めての育児で特に悩んだことはなんですか?
「息子の場合、夜は比較的寝るタイプなのですが、新生児の頃からお昼寝が苦手で寝てもすぐ起きてしまうことが多く、日中ワンオペの際にまったく休憩ができなかったのは悩みでした。
仕事復帰とともに保育園に入れる予定だったので『こんなにお昼寝ができなくて園で大丈夫かなぁ?』という心配もあり、なんとかお昼寝させようといろいろなことを試したり、今日はお昼寝できるかなと気を揉んだり、いろいろと気にしすぎていたと思います。
ただ、何をやっても寝ないので、途中から『入園まであと数か月なのに日中もやもやしながらすごすのがもったいない。お昼寝はできなくてもいいと思うようにしよう』と開き直るようになって、少し楽になりました。
ちなみに入園してからは園のお友だちといっしょにお昼寝をしっかり2時間とっているそうで『できるんか~い!!』と突っ込んでしまいました。1歳半をすぎた現在は、日中の活動量が増えたからか、園で習慣化させてもらったからか、家でも前よりはお昼寝してくれるようになりました」
お昼寝しない息子くんVS倉田けいさん
「一生推す……」息子くんの笑顔にメロメロ
――倉田さんが「尊い!」「メッチャかわいい!」と思う、好きなわが子の仕草・姿はなんですか?
「“尊い”“かわいい”だらけなのでなかなか1つに絞りづらいのですが、やはり私や夫に笑いかけてくれるとき、『一生推す……』という気持ちを新たにします。大体15分に1回いくらいそういう気持ちになっています」
オンライン飲み会にて①
オンライン飲み会にて②
――日々成長している息子くん、成長ぶり近況を聞かせてください。
「最近『おいちい』と言えるようになり、食後の牛乳をガブ飲みしながら『おいち、ぉいちぃ!!お~~~いちいぃぃぃぃ~~~!!!』と叫んでいます。牛さんも本望かと思います」
1歳になり言葉数が増えてきた息子くん
夫と常にスケジュールを共有、協力し合う
――仕事と育児・家事を両立するために工夫していることはありますか?
「夫とは常にお互いの状況(仕事量・忙しさ・体調など)について共有・把握することを心がけています。私は在宅イラストレーターと外のお仕事(もともと就いていた本業)の掛け持ちフリーランスで、夫は会社員なので、それぞれ就業時間の融通の利き方や休みの取りやすさ、忙しさの波などが違うため、そのときによって家事育児の分担や量を変えて、お互いに無理のない生活を続けられるようにしています」
周りの支えがあり、ダブルワークを決意!
――倉田けいさんがお気に入りのエピソードはどれですか?
「『365日アカチャン満喫生活』にも収録していますが、産後に実母がお手伝いに来てくれた際のエピソード『母という生き物』は非常に思い出深いです。息子の育児を通して、“父と母の子である私”や“私を育てた父と母”について意識するようになり、改めて、月並みな表現ではありますが、親に感謝を伝えて大事にしていこう…と思うようになりました」
親になった今だからこそわかる“母の心”
こんなご時世だからこそ、子育ての尊さを届けたい
――最後に、書籍「365日アカチャン満喫生活」の見どころを教えてください!
「ただの個人的な育児記録だったものが、SNSのみなさんの応援のおかげで1冊の本になりました。
手に取っていただいた際の感想のなかには育児中のかたの共感だけでなく、『育児をしていた日々が懐かしい』というお声や『まだ結婚も子育てもしていないけど、楽しそうだな』というお声など、改めて反響の大きさや幅の広さに驚いていますし、いろんな方々に届いていてうれしいです。
昨今、子育てを取り巻く状況は厳しいことも多いですが、わが子の成長を見守る幸せについて少しでも知ってもらえたり、改めて感じてもらえるきっかけになれたならこれ以上の喜びはないです」
「365日アカチャン満喫生活」
今の世の中の厳しい情勢を見ていると、子育て中もネガティブな情報が目や耳に入ってくることもありますよね。これから先のことを考えると不安になって、気持ちが落ち込んでしまうこともあると思います。そんなときこそ、子育てのポジティブな面や、わが子の尊さを倉田けいさんの育児漫画で改めて噛み締めてみてはいかがでしょうか。“推し”の癒しパワーをチャージして、すべてのママが少しでも明るく楽しい子育てライフがおくれますように!(文・清川優美)