子ども大号泣!?わが家の豆まき、こんな感じです!2021年の節分は2月2日
2021年の節分は2月2日。37年ぶりに例年の2月3日から2月2日に日付が変わります。
節分とは、新年を迎える立春の前日に鬼を追い払う行事。立春は太陽黄経が315度になった瞬間が属する日であることから立春の日付は年により異なるため、2021年の立春は2月3日。その前日が節分なので、2月2日に豆まきをすることになります。
正しい豆まきの仕方とは?
地方によって風習がありますが、一般的な豆まきの仕方とは、
① 豆はお供えしておく
豆まきの豆は“福豆”なので、豆まきまでは神棚などにお供えしておきます。神棚がなければ高い場所に。
② 夜にまく
鬼は夜に訪れると伝えられているため、夜にまいて鬼を追い払いましょう。
③ 外にまいたら、すぐに窓を閉める
窓やドアの外に向かって「鬼は外」と豆をまきます。まいたら鬼が戻らないようにすぐ窓やドアを閉め、次は室内に向かって「福は内」とまきます。
④ 年齢の数だけ豆を食べる
自分の年齢と同じだけ“年取り豆”を食べましょう。数え年で数えるため年齢+1粒とも言われます。
正しい豆まきにこだわらずとも、家族一丸となり福を願って豆をまけば、それも正解。
そこで、口コミサイト『ウィメンズパーク』に投稿された、わが家の豆まきを紹介しましょう。
子どもを泣かせる行事ではないけれど…
「私が買い物に行ってる間に鬼が来ました。つまり鬼は私。子どもは大号泣&逃げ回っていました。そして、その晩は夜泣き。よほど怖かったみたい」
「年中の息子。鬼(夫)が入ってきた瞬間『ギャー!』と叫び、ワナワナ震える手で豆を掴み投げる! すると早々に鬼退散。早いよ。もう少し楽しみたかったのに」
「2歳児が全く泣かないので面白くなかったです。豆まきは子どもを泣かせる行事ではありませんが、上の2人の子たちは泣いたのにな~。3人目ともなると旦那の変装がお粗末だったせいかも。来年はもう少しリアルな感じにします」
確かに子どもを泣かせるための行事ではないけれど、泣きながらも勇敢に豆をまく姿を見たいんですよね。鬼からママを守ってくれでもしたら、ママは感激の涙です。
大人もビビる!? リアルな鬼
「わが家の豆まきは、毎年気合いが入っています。豆まき用のバズーカ砲を早々に購入して準備してました。鬼のお面は、紙ではなくゴム製のリアルな被りタイプ。大人が見ても怖いです(笑)」
「息子の幼稚園の豆まきで、鬼の金棒(段ボール製)が折れたようで『偽物の武器だったから、怖くなかったよ』と、言っておりました」
幼稚園生ともなると、冷静…。
豆まきあとの掃除がイヤなんです
「夫が鬼役、子どもらが豆を投げまくる。私『ダメ! そっちには投げるな!!』→鬼が隣の部屋に逃げる、私『コラー!! タンスの後ろに豆が入ったやろ!!』→鬼が倒れ、さらに投げる子どもら。私『コラー!! 掃除が大変だから広がらんように投げ!!!』。母の方が鬼でした(笑)」
「ピンポ~ンと、玄関に鬼のお面で夫が登場。年長の娘はビビって豆投げられず。しびれを切らした鬼がリビングに侵入しようとするも『まいていいのは廊下だけー!』と、泣き叫ぶ娘を廊下まで押しやり、娘が発狂しながら豆をまいて終了」
節分の豆掃除に追われるママたちの声に応えて、最近は個包装の豆や豆菓子もスーパーに並んでいます。殻付きのピーナッツなども拾いやすくて便利だとか。
豆まきは楽しい文化ですが、小さいお子さんのいるご家庭は、拾い残した豆の誤飲にくれぐれも注意してくださいね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。