【動画】断乳成功のための5つのポイント
断乳は、赤ちゃんはもちろん、ママも納得できる方法を選ぶことが大切です。
断乳をしてもいい目安とともに具体的な断乳のポイントを産婦人科医の善方先生に聞きしました。
断乳をしてもいい目安は?
具体的な目安は以下の3つです。とはいえ、母乳育児は赤ちゃんの情緒を安定させています。断乳するならば、1ヶ月くらいかけて、無理をせずに、徐々に進めましょう。
パパやパートナーの協力も大切です。
【1】授乳以外のスキンシップで、親子の愛着関係ができていること
【2】母乳やミルクの量に影響されず、離乳食をしっかり食べられること
【3】パパなどの協力を得て、ママと赤ちゃんが離れる時間がつくれること
1日の授乳回数を少しずつ減らしていく
離乳食後の授乳や、日中の遊び飲みから減らすとスムーズです。
水分補給はストローやコップで飲む練習を始める
飲料は麦茶か湯冷ましを。
赤ちゃん用飲料を水分として与えるのは避けましょう。
1日3回の離乳食(+捕食)で栄養摂取を
しっかりと離乳食を食べさせます。
捕食(おやつ)はおにぎりや果物など栄養を補えるものを与えましょう。
日中はたくさん遊んで、夜はぐっすり
おっぱい以外のことに関心を向けさせましょう。
体を使ってたくさん遊ぶと、夜はよく眠れます。
おっぱい以外の寝かしつけを探しましょう
入眠と授乳を切り離すことが大事です。
スキンシップや読み聞かせなどの寝かしつけを習慣にしましょう。
断乳後は、乳房の張りが気になっても食事は減らさず、バランスよく食べましょう
断乳後の乳房の張りのピークは、断乳の2~3日後です。張って痛いときは、ラクになる程度に少ししぼって、水でしぼったタオルで冷やしましょう。
張って痛いときにうまくしぼれない、しこりができたなどのトラブルは無理をせず、産院やおっぱいケアを行っている助産院に相談しましょう。
最後の授乳は、記念に写真をとっておくのもおすすめです。
母乳育児は赤ちゃんとママの絆を深めてくれる共同作業。一緒に頑張った良き時間として大切な思い出にして欲しいと思います。
■監修/善方裕美 先生
■イラスト/阿瀬川藍(えんぴつ座)
■文・動画制作/たまひよ編集部