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悲しみを乗り越えて…2人目の妊活。その結果は?

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小学校1年生の息子と、もうすぐ7ヶ月になる一卵性双生児男子の、3兄弟のママ“まにゃ”です。現在、在宅コールセンターのマネージャーと事務の仕事をしています。1人目はつわりもなくスムーズな出産でした。しかし、思いのほか2人目はなかなか授かることができませんでした。

気付けば長男はもう4歳! 2人目が欲しいけれど…

長男が生まれたのは、結婚してちょうど1年が過ぎた頃です。結婚後2ヶ月ほどで妊娠がわかり、つわりもなくスムーズに生まれてくれました。そのため、私は「2人目もそのうちできるだろう」と、思い込んでいたのです。

しかし、長男が生まれてから子育てが大変だったことや、夫の体調不良による休職、転職等で、夫婦関係に不和が生じてしまいました。できれば長男と2~3歳差で次の子どもが欲しかったのですが、現実としては2人目どころではありません。

気付けば長男は4歳を過ぎていました。そんな状況でも、心のどこかで「2人目」への強い願望があり、周りの「2人目は? 」という言葉にもプレッシャーを感じていました。

心と環境を整えて。妊活のスタート!

しばらくして夫の仕事が落ち着き、夫の実家近くに家を建てたことで、精神的にも体力的にもゆとりができました。そして、一時は悪化していた夫婦関係も安定し、自然と2人目について話題にするようになったのです。

2人目の出産に対して夫は消極的でしたが、2人目が欲しい私は何とか夫を説得。まずは基礎体温をつけながらタイミング法を試してみることになりました。

私は生理が順調なタイプなので、排卵予定日を予測するのは簡単だろう思っていました。しかし、妊活を始めてから半年が過ぎてもなかなか妊娠せず、次第に妊活がストレスになっていきました。

ついに待望の妊娠! しかし悲しい結果に…

長男がいるため排卵日に合わせることが難しく、仕事のシフトが不規則な夫の体調にも左右されて、タイミング法を始めてみたものの現実は厳しい状況でした。

諦めかけていた矢先に、思いがけず子どもを授かったのです。妊娠検査薬がうっすらと赤く変わったとき、嬉しくて自然と涙がこぼれました。さっそく次の週に産婦人科へ行き、妊娠が確認できました。

しかし、待望の2人目を授かることができた喜びもつかの間でした。3回目の健診で「赤ちゃんが成長していない」というまさかの告知。妊娠8週で流産してしまいました。人生最大の絶望感と空虚感からしばらく立ち直ることができず、妊娠を諦める覚悟もしていました。

あきらめずに挑んだ「AIH(人工授精)」。結果は?

流産という悲しい結末から数ヶ月後、やはり2人目が諦められずに夫と話し合いました。タイミング法は夫にとってプレッシャーだったようでした。そこで私は、「AIH(人工授精)」の話をしました。

私が1人で通院し、排卵日に夫の精子を病院に持参して人工授精する方法です。タイミング法よりもプレッシャーが少ないことと、我が家のケースだと健康保険の適用ができるということもあり、試してみることになりました。

選んだのは、家から少し遠いものの、不妊治療で有名な産婦人科。1回目のAIHは、残念ながら妊娠に至りませんでした。2回目は年末。「夫婦関係も微妙」、「私の体調も最悪」という中で挑戦した結果、なんと無事に妊娠成功! しかも、双子という嬉しいおまけつきでした。一度は諦めた不妊治療だったので、その喜びは何十倍にも感じ、同時に感謝の気持ちがあふれました。

結婚してすぐに長男を授かった私にとって、不妊治療はどこか他人事のように思っていました。しかし、なかなか授からなかった2人目。タイミング法による妊活、流産…。それを乗り越えての人工授精による妊娠は、私にとってとても貴重な経験になりました。不妊で悩む人は周りに多くいることを感じますが、私の場合、誰かに相談するには少し勇気が必要でした。他人事ではなくなった今、少しでも私の経験談が役に立つ時がくればと思っています。

■その他のママライター体験談はこちら

[まにゃ*プロフィール]
在宅でコールセンターのマネージャーと事務の仕事をしつつ、時々ライターもしています。2人目不妊を乗り越えて、長男が6歳の時に一卵性双生児の男の子を出産。出産時36歳という高齢出産にもめげず、毎日育児に奮闘しながら楽しく生活しています。

■関連:「かわいそう」「二人目は?」ひとりっ子ママが言ってほしくないNG言葉

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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