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産後のメンタル&子育てにも役立つ!自己肯定感を高める4ステップ習慣

更新

自宅で外を見ている若いアジアの妊娠中の女の子の肖像画
pondsaksit/gettyimages

妊娠中は、体調の変化や周囲の人間関係、子育てへの不安などから、人と比べて “うまくいかないこと” や “満たされない気持ち” などで心が落ち着かないこともあるのではないでしょうか。そんな悩みには「自己肯定感」の低さが影響しているかもしれません。幸福学の研究者・前野隆司教授に、自己肯定感を高める4つの幸せ習慣について聞きました。

“幸せの種”がおなかにいる妊娠中こそ、幸せに気づく習慣を

“子どもがいる人は幸福度が高い”という研究結果もあるので、妊婦さんのおなかには“幸せの種”が宿っているといえるでしょう。そんなときこそ、自己肯定感を高める習慣をとり入れてみては? 今は情報が多く選択肢が広がった分、自分で“自分の幸せ”を考える必要があります。幸福学研究で導き出された、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」という因子を満たすと、人は幸せを感じられることがわかっています。これらを意識して習慣にすることで、少しずつ幸せに近づき、自己肯定感もアップします。

SNSでは、同じ悩みを持つ人、楽しいと思える人たちとつながろう

SNSを中心とした人間関係の中では、人と比べて引け目を感じるという場面も少なくないでしょう。“自分とだれかを比較する人は幸福度が低い”という研究結果もあるので、SNSでつながる人間関係は、その選択も大切に。素晴らしい人は、世の中にたくさんいますが、その人と比べて自分を卑下するくらいなら、フォローをはずしてもいいと思います。自分と同じような悩みを持つ人や共感し合える人とは積極的につながって、モヤモヤする相手とは少しずつ距離をとるなど、自分と人とを比べない習慣も身につけていきましょう。

早速、自己肯定感を上げる4ステップをスタート

ステップ1 「やってみよう」を意識して過ごす

「やってみよう」を意識することは、自己実現や成長につながります。大きな目標でなくても、いつもと違うことをして楽しみや充実感を得ることでもOK。自分なりの努力を重ねることで、充実感や自信につなげましょう。親になると、どうしても子育てを中心に考えがちですが、自分自身が打ち込めるものや、やりがいを感じることを意識することも大切です。

【POINT】
・“やらされている感”ではなくワクワク感を大切に
・なるべくワクワク、イキイキできることを増やしてみよう

ステップ2 「ありがとう」を意識して過ごす

人を思いやると温かい気持ちになれます。だれかのためを思う気持ちや行動は、人のためのようでありながら、本当は自分のためにもなっています。それが「ありがとう」因子。家族やまわりの人への感謝はもちろん、人とのつながりで温かさを感じることは、イライラや負の感情をスーッと静め、心が安定していきます。

【POINT】
・身のまわりの人たちや、人とのつながりに温かさを感じる
・同じ悩みを持つ人や共感できそうな人とつながってみる

ステップ3 「なんとかなる」を意識して過ごす

楽観性は幸せでいられる重要な要素で、「なんとかなる」を意識して過ごすと、気軽にハッピーになれるもの。ネガティブな言葉は、できるだけポジティブに変える習慣を心がけましょう。“集中力がない”という欠点は、“気配りができる”という利点でもあります。こんなふうに、ときには面白がりながら、欠点ではなく自分や相手のいい面を見つけてみましょう。

【POINT】
・ネガティブな言葉はできるだけポジティブに変える
・欠点だと思うことにも、必ずいい点があるという視点を持つ

ステップ4 「ありのまま」を意識して過ごす

自分と他人を比較せず、自分をはっきり持つことは、幸せに気づく大切な要素です。「ありのまま」の自分を受け入れ、自分らしいよさを見つめる習慣を身につけて。情報過多の現代においては、人と比べていないか、まわりに縛られていないかを振り返る習慣も大切です。

【POINT】
・人と比べていないか、振り返ってみる
・人は人。自分らしさを受け入れる

監修/前野隆司先生 取材・文/早田佳代、たまごクラブ編集部

日本人は、自己肯定感が低い傾向にあるとのこと。幸福学から導き出された幸福の因子「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」を意識して生活することで、幸せに気づける体質に近づくそうです。習慣にして、少しずつ自己肯定感を高めていきましょう。

参考/『たまごクラブ2021年10月号』「自己肯定感を高める4STEP」
掲載している情報は2021年10月現在のものです。

前野隆司先生

PROFILE
1984年東京工業大学卒業、86年同大学修士課程修了。キヤノン、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員等を経て、現在は慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。著書に、『幸せな職場の経営学』、『幸せのメカニズム』、『そのままの私で幸せになれる習慣』など多数。

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