「レモンちゅーちゅー」「ブロッコリー丸かじり」つわり中の救世主に共感
妊娠初期に起こるつわり。吐き気がしたり、食欲不振などの症状が妊娠4カ月頃まで続くといわれています。赤ちゃんのために栄養を摂らねばと思っても、ムカムカしてなかなか食べることができない、と悩む方も多いようです。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、妊婦さんから先輩ママにつわり中に食べられた物への質問が寄せられています。
他のポテトは無理! 定番はマックのフライドポテト
「第一子の時はとにかくマックのポテト。そうめんとかさっぱりしてるものの方が吐き気がしてました。当時はフライドポテトなんて身体にも赤ちゃんにも悪そう…とか思ってましたが、今振り返ると何でも食えるもん食っとけ!ですね(笑)」
「マックのポテトのみ受け付けました。他のお店のはなぜかダメ。無性に食べたくなって検診の度にポテトのLサイズ食べてました。はい、太りすぎて怒られたけど、これしか食べられなかったんです」
「1ヶ月近く吐き悪阻が酷く、水も飲めない状態の中、マックのポテトだけは食べられました。結局、最後には吐いてしまうのですが、ここぞと食べてましたよー」
がっつり揚げ物が食べたくなります
「ローソンのコロッケです! 通勤で、朝と帰り途中のローソンに寄って、社内でこっそり食べていました」
「栄養源は天丼のみ! どんぶり飯2杯は楽に完食でした」
「娘が絶賛つわり中です。娘が食べられるものは、フライドポテト、フライドチキン、コロッケ、アジフライ等々。食べ盛りの中学生の食卓のように毎日揚げ物です」
ポテトフライと同様に揚げ物ならOKの妊婦さんがとても多いようです。
野菜をバリバリ、フルーツもりもり
「やたらとブロッコリーが好きになり、一株まるまる茹でてマヨネーズをかけゴリラみたいに丸かじりしていました」
「ごはん類を全く食べられなくなってしまい、グレープフルーツとオレンジで生き延びていました」
「レモンは半分に切ってちゅ~ちゅ~吸っていました。スッキリと気分もよくなるんです」
「私は3人産みましたが、肉も野菜もダメ。どの子の時も朝昼晩パイナップルのみ」
「りんご。食べても結局はすぐ吐いてしまうのだけど、吐いてもリンゴの香りで気持ち悪さが軽減しました」
なるほど、吐いた後、その匂いでまた気持ちが悪くなるパターンありますもんね。フルーツならリバースのループを断ち切ることができそうです。
スイーツで満たされる幸せホルモン
「1人の目の時はカステラ、2人目の時は羊かん。羊かんは棒のまま1本食いです」
「ドラマで酸っぱい物が欲しくなるとか出てくるけど、酸っぱい物は全く受け付けませんでした。逆に生クリームたっぷりのパンやケーキが大好きに」
食べすぎには注意ですが、甘い物を食べると気分も上がりますね。
癒し効果のあるティータイム
「ハイビスカス&ローズヒップティー。赤くて酸味のあるハーブティーです。水は飲めないけど、あれは飲めました」
「水は後味がすっきりしなかったので、ハーブティをよく飲んでいました。気持ちが落ち着く効果も」
「トマトジュースです。いろいろ飲んでみたけど、メーカーもそれじゃなきゃダメ状態で水代わりに飲んでました。スーパーの在庫を全部箱買いです」
妊娠中は、できるだけノンカフェインを選びましょう。また、癒し効果のあるハーブティーですが、妊婦さんに適さないものもあるのでご注意を。
冷えたものは食べやすい
「大嫌いなはずだった刺し身に取り憑かれてました。でも、産後はまた刺し身大嫌いに逆戻り。つわり中の味覚変化って不思議~」
「妊娠前は酢飯の匂いが苦手で、お寿司を食べた経験がほとんどありませんでした。でも、つわりの時は酢飯の香りで食欲が湧き、急にお寿司が大好きになりましたね」
「冷えたものなら食べられたので煮物を冷やして食べてました。ご飯も冷たいと食べられたので、温かいご飯を水で洗い、京都の料亭風に冷やし茶漬けで食べてました」
冷たい物の代表でもあるアイスも人気。
「アイスボックスのレモン味。食べてないと気持ち悪くなる食べづわりだったので冷凍庫いっぱいにストック。外出時は水筒に入れて持ち歩いてました」
「水でも吐いちゃうのに、アイスの“爽”は大丈夫でした。アイスで水分補給かねてましたね」
妊娠中の太りすぎは良くないものの、吐きづわりの時は何も食べられなくなり栄養不足も心配になりますよね。頭の中で、これ食べたい!とピピッと感じたものをとりあえず食べてみるといいかも。その中で、何か食べられそうなものが見つかるといいですね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。