出産の恐怖に打ち勝つ! 先輩ママたちからの励ましの言葉
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出産が目前に迫ってくると、それまで赤ちゃんとの生活に期待や希望で胸がいっぱいだった気持ちが、急に後ろ向きになってしまうことがあります。「出産の痛みに耐えられるかな」「無事に産むことができるかな...」など、考えるほどに恐怖が襲ってきます。特に初産のママにとっては未知の体験!大きな不安にさいなまれることも少なくないようです。臨月に突入し、「出産に挑む覚悟ができない」と不安いっぱいのママたちへ。その不安や恐怖を乗り越えた、先輩ママからの心温まるエールをお届けします。
やっぱり怖い! 臨月を迎えたママたちの心の声
臨月になり今か今かと"おしるし"を待つ間も、まだ出産への覚悟が決まらず喜びと不安が葛藤しているママたち。大きなおなかを見下ろしながら「やっぱり出産って怖い!」「ここまできて不安になるなんて...」と出産への決心が揺らぐこともあるようです。現在、同じ思いをしているママや、同じ経験をしたことがあるというママたちの声をお聞きください。
調べるほど不安がいっぱいに
大きめのベビーをこれまで3人出産していますが、初出産時は不安でしかたありませんでした。いろいろネットや雑誌などでたくさん調べました。でも、調べれば調べるほど不安が増してしまい、恐怖でいっぱいでした。
泣いてばかりいました
第1子を出産しましたが、私もすごく不安で怖かったです。予定日をすぎても全然生まれる気配がなく、誘発分娩になってしまいました。つらいと聞いていたので、入院中も助産師さんに「不安です」と言って泣いていました。友だちに相談しても、「つらいけど大丈夫!なんとかなる」って言ってくれましたが、大丈夫と言われても不安なものは不安なんですよね。
気分がコロコロ変わりました
前駆陣痛があったり出血するたびにパニックになっていました。「え?陣痛?今日はまだ嫌だな~」とその都度思いました。陣痛ではないとわかるとホッとする反面、「まだ陣痛こないのかな...」なんて思ったりしていました。
出産への不安や恐怖を乗り越えるために
出産へのやり場のない不安を払しょくするために、先輩ママたちはどのようにしてお産に挑んだのでしょうか? 出産前の心の持ちようは人それぞれに違うよう。自分に合った自分の励まし方を探ることが一つのポイントになりそうです。
産前の予習のおかげで楽に
1人目のとき母親学級、病院のマタニティクラス、毎月たまごクラブの購入...と、とにかく知識を溜め込んでいました。陣痛がきたらどんなふうにお産が進むのか、痛みの間隔はどれくらいなのか、痛みに対してどう向き合えばいいのか、いろんな冊子に細かく載っています。頭でっかちになっていましたが、そのとおりにしていたら思っていたよりも楽でした。
「産むしかない!」と自己暗示する
どれだけ怖がっても、いろいろ想像しても、現実は想像を超えます。考えてもしかたのないこと。「もう、産むしかないのだから!」と妊娠中に怖くなると、いつも自分に言い聞かせていました。
なるようになる!
ドンと構えるよりも、「なるようにしかならない」と考えたほうが肩の荷が下りるかもしれません。大丈夫、大丈夫!
不安を抱いているママへ。先輩ママからのエール
いよいよ間近に迫るお産を前にして、「不安に押しつぶされそうになって眠れない!」というママもいるのではないでしょうか。ママの悩みは同じママだからこそわかるもの。あなたの気持ちが少しでも楽になるように、出産を経験したママたちからの心温まるエールをお届けします!
すでに立派な母親
覚悟を決めなくたって陣痛はきます。陣痛が始まれば痛いのを我慢するしかないし、子宮口全開大になればいきむしかない。それは嫌でもとおる道です。それを越えたら幸せとともに母親としての自覚が自然に出てきます。出産直後は「生まれてきてくれてありがとう」ってドラマみたいな展開になかなかならないかもしれないけど、それは育てていくうちに実感していけばいい。出産に対する心の準備ができていないだけで、あなたはすでに母親になっていますよ。心は子どもと一緒に成長していけばいいのです。がんばってください!
不安で当たりまえ
はじめての出産は不安で当たりまえです。それでも、赤ちゃんは選んでおなかに来てくれたと思います。等身大で精いっぱい、出産に臨めば大丈夫! ママになれる準備ができたから、赤ちゃんは来てくれたんですよ! 生まれたらきっと、世の中のママみんなと、赤ちゃんと、自分の母に、大きな尊敬と感謝の気持ちが湧いてくると思います。
「みんな産んでいるから、大丈夫!」
出産前に不安になっていたら、「大丈夫!みんなできていることだから」と、子どもがとっくに成人したママに言われました。いざ、出産が終わってみると本当にそのとおりでした。事前にあれこれ考えても意味がない。みんな産んでいます。だれでもできるから大丈夫!
お医者さんのいない昔に比べたら安心
お医者さんがいない時代から、人は脈々と出産をしています。現代は医療設備も整っているし、いざどうにもならなくなったらお医者さんがなんとかしてくれますよ。他力本願ですが、私はそう思うと楽になれました。がんばってくださいね!
何度も出産を経験しているママでさえ、不安や恐怖を抱く出産。出産の覚悟は、直前まで決まることがないというママがほとんどのようです。母は強しという言葉どおり、出産が近づけば「いざとなれば、なるようになる」と自然に勇気が湧いてくるそう。出産を控えた全国の妊婦さんたち、あともう少しです! みんなで一緒に乗り越えましょう
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。