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【お産入院】<母子同室と別室><大部屋と個室>それぞれのメリット・デメリット

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iStock.com/Wavebreakmedia

これから出産を控えた妊婦さん、お産入院の入院室は、もう決まっていますか?
これから見学をして選ぶ人もいるかと思いますが、大部屋か個室か、また産院の方針が母子同室か母子別室かでも、産後の入院生活がだいぶ変わります。そこで、それぞれのタイプのメリット・デメリットを紹介!
もう決まっている人は、入院生活をイメージして、入院準備グッズをそろえる参考にしてくださいね。

母子同室と母子別室を比較

出産後に、母子「同室」か「別室」か、どちらを選ぶかによって、赤ちゃんと過ごす時間がだいぶ変わってきます。まずは、迷いがちなこの二つを比較してみましょう。

「母子同室」のメリット・デメリット

ママと赤ちゃんが同じ部屋で過ごすのが「母子同室」。「一日中一緒」、「日中のみ同室」、「希望に応じて預けられる」など、産院によってさまざまなケースがあります。母子同室のスタートも、「産後すぐ入院室に移動するときから」の場合もあれば、「出産翌日から」の場合もあり、産院の方針によって異なります。

★母子同室の特徴
〇赤ちゃんと一緒にいられる
〇赤ちゃんのお世話に早くから慣れることができる
×一日中お世話をするので、疲れてしまうことも
×トイレやシャワーなど、自分のことが後回しになりやすい

★ママたちの声
「赤ちゃんと一緒はうれしいけれど、休む時間がなくて体はつらい」
という声が圧倒的多数。ですが、
「母乳をたくさん吸わせることができるから、母乳育児は軌道に乗りやすい」
「お世話は慣れやすい」

という声も目立ちました。また、
「相談すれば産院スタッフに預かってもらえるけれど、預けたら、ダメな母親のような気がして。本当にしんどいときはちょっと預かってもらえばよかったな」
という声も。入院期間は、赤ちゃんとの生活に慣れるためのウオーミングアップです。つらくなる前に相談できるといいですね。

「母子別室」のメリット・デメリット

基本的に、赤ちゃんは新生児室で過ごし、助産師さんたちが見てくれます。授乳やおむつ替えのときは、ママが赤ちゃんに会いに行って、お世話をします。希望を言えば母子同室にできたり、入院最終日は退院後の予行練習として1日母子同室になったりと、産院によってさまざまな方法があります。

母子別室の特徴
〇自分の時間がとれ、心身が休まる
〇睡眠が十分にとれるので、母体の回復が早い
×赤ちゃんにあまり会えず、寂しいことも
×お世話のペースがつかみにくいことも

★ママたちの声
「ゆっくり休めて、疲れがとれてよかった」
という声が多数。ただ、
「赤ちゃんに会える時間が決まっていたので、パパが赤ちゃんに会える時間が限られていた」
「決められた授乳時間に赤ちゃんに会いに行くと、寝ていることがあり、起こすのが大変だった」

という本音も聞こえてきました。ちなみに、
「授乳時間に赤ちゃんに会いに行く際に、ガーゼや携帯電話やお財布などを入れるミニバッグがあると便利」という声もありました。

大部屋と個室を比較

お産の時に「大部屋」か「個室」かを選べる病院もたくさんあります。料金だけではない違いについて、見てみましょう。

「大部屋」のメリット・デメリット

2人以上で使用します。カーテンで仕切られている場合がほとんどで、個室より低価格。ほかのママとおしゃべりできて心強い半面、自分の赤ちゃんが泣いたときに気を使ったり、ほかの赤ちゃんの泣き声が気になることも。

★大部室の特徴
〇ほかのママと仲よくなれる
〇料金アップがなく、経済的
×面会や赤ちゃんの泣き声など、ほかの人に気を使うことも

★ママたちの声
「初めてのお世話でわからないことだらけなので、相談できる相手が近くにいて心強い」
という声が多数。また、
「赤ちゃんが泣いたときなどは、迷惑じゃないかと気を使うけれど、ほかの赤ちゃんの泣き声を聞いて、自分だけじゃないと安心した」
という声も。ただ、
「来客が多い人がいて、うるさくてなかなかお昼寝ができなかった」
という声も。来客時は面会スペースや多目的スペースに移動するなど、配慮をしたほうがいいかも。

「個室」のメリット・デメリット

プライベートが保たれているので、まわりに気を使う必要がありません。トイレやシャワーがついていることが多いですが、料金は大部屋に比べると高め。ほかのママとの交流が少なくなることも。

★個室の特徴
〇まわりを気にしなくていい
〇自分専用のトイレやシャワーを使えることが多い
×料金が高くなりがち
×ママ友をつくりにくい

★ママたちの声
「パパもずっと一緒にいられるから、2人でお世話ができてよかった」
「友人たちが面会に来てくれたとき、ゆっくりしゃべれてよかった」

など、プライベートな空間で気兼ねなく過ごせるのが最大の魅力。ただ、
「大部屋のママたちが仲よくなっているのは、うらやましかった」

という声もありました。沐浴(もくよく)指導や食事会など、ママ同士で集まる機会が設けられていることもあるので、そのときが仲よくなるチャンスのようです。

「入院室」について事前にチェックしておくといいこと

産院の施設見学や、両親学級の際、入院時のルールや部屋や共用の設備について、事前にリサーチしておくといいことを、芥川バースクリニックの助産師・鳥越さんに教えてもらいました!

★「入院室」チェックポイント
□面会時間(未就学児の可否なども)
□冷蔵庫の有無やサイズ(共有の場合はルールなども)
□コンセントの数(少ないときは三つまたタップなどを用意)
□売店や自動販売機の有無(来客時に飲み物が買えるかなど)
□コインランドリーの有無(なければ、パパや家族に頼むなど検討)

お産入院の入院室について、参考になりましたか? ただ、大部屋か個室かについては、「個室を予約していただけど、お産が込み合っている時期で大部屋になった」「たまたま空いているタイミングで、1人で大部屋を独占。料金的にはお得だったけれど、ちょっとさみしかった」などと、予定通りにいかないこともあるようです。母子同室か別室かは、ある程度、産院の方針が決まっているはずなので、気になることは事前に確認しておくと安心です。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/芥川バースクリニック 助産師 鳥越敦子さん
■参考:『たまごクラブ』2017年8月号第1付録「入院生活」と「初めての育児のコツ」BOOK  For MAMA

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