耐えろ!ひとりぼっちの陣痛【にんぷぐらし!#28】
こんにちは、やまくらです。
2021年6月に男の子を出産しました。
子との日々の記録をInstagramで綴っています。
たまひよONLINEでは私の妊娠から出産、育児のエピソードを綴っていきます。
実際の妊娠中は何が起こるかわからず不安で、発信することができませんでした。今だから言えるあれこれを、当時を振り返りながら描いていきたいと思います。
真夜中の診察室にひとり残されたわたし。
たたみかけるように陣痛がやってきます。
どこかで見た「時が来るまでいきんではだめ」という情報。
いきむ感覚もいきみを逃す感覚も何もわからない中で、本当に手探り状態でした。
とりあえず「いきむ」=「力を入れる」と解釈し、ひたすら体勢を模索しながら痛みに耐えました。
誰か隣で応援してほしい、そしてできればあと何秒で痛みの波がおさまるのかも教えて〜!という気持ちでした。
ちょうど同じくらいに、隣の部屋でも陣痛か出産を迎えている人がいたようで、声が聞こえてきました。
立ち会い出産禁止の中で、みんなひとりで闘っていたんですよね…。一緒に闘っているようで、少し頑張ろうという気持ちになりました。
でも!誰か!
ひとりでいいからわたしの方に来て状況を教えてくれ!という強い気持ちと不安もありました。
せめて初産じゃなければ…この状況ももう少し耐えられたかもしれません。