マタニティマークつけてますか?
こんにちは編集Yです。
先日、朝日新聞と、日本テレビ「スッキリ!」にマタニティマークについて取材をしていただきました。yahoo!ニュースにも流れましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかも。
私たちは妊娠初期の方向けに『初めてのたまごクラブ』という季刊誌を発行しています。(略して「初たま」って呼んでます)
初たまには毎回必ず、厚労省認定のマタニティマークが付いた「マタニティストラップ」を付録につけています。
妊娠がわかったばかりで、まだおなかが目立たない妊婦さんにこそ使ってもらいたいと思っています。
つわりでつらいとき、もし外出先で体調が悪くなったときや、万が一災害等にあったときなど、いざという時に妊婦さんだと気づいてもらうための物だと思っています。
ところが最近、妊婦さん自身がマタニティストラップをつけるのを自粛する動きもあるようです。
「スッキリ!」では、マタニティマークに対して「ネガティブな言動をする世の中だとしたらとても寂しい」「そんなことをする人はごく少数だと思う」とMCの加藤浩次さんはおっしゃっていました。
初たまにも「マークをつけてもらったほうが、妊婦さんとわかっていい」という一般の方のお声をいただくこともあります。また、妊婦さんも「気遣いをしてもらって、うれしかった」という体験を寄せてくれる方も多いです。
決して妊婦さんだけを特別扱いしてくださいということではなく、小さいお子さんにも、ご高齢の方にも、そして妊婦さんにも心配りができるような社会を目指せたらいいですね。
妊娠が分かって初めてマタニティストラップを身につけるときはきっと、小さな葛藤と勇気があると思います。でも、やっぱり私たちは「どうぞ使ってください!」と背中を押してあげたいです。
※写真は、2011年の付録のマタニティストラップ(左)と最新の2015年のもの(右)。ネガティブな意見を反映してということではなく、むしろシンプルなちょっと大人めデザインが好まれているようです。
※この記事は「たまひよコラム」で過去に公開されたものです。