必見! 夏・秋に妊娠後期を迎えるワーキング妊婦のための “保活” ガイド
妊娠がわかったときから、すでに保活をしてきた人もいれば、まだ…という人もいるのではないでしょうか? 産後の入園を目指して保活を始める人のための、保活成功へのステップを紹介します。産休や育休明けのママたちを支援するための、さまざまな事業を展開する「ここるく」代表、山下真実さんに聞きました。
妊娠後期の“保活”何したらいい?4ステップでチェック
ワーキング妊婦は、仕事や家事で手一杯。 保活については、まだ何もしていないというママでも大丈夫。今からでも間に合います!
STEP1 認可保育所の資料をもらいに行く
保育所には認可保育所と認可外保育所があります。認可保育所は自治体に申し込み、「指数」というポイントと優先項目で入園を決める自治体がほとんど。役所の担当窓口では、資料配布のほか、認可保育所の選考方法確認や相談も受けられるので、妊娠中に行っておくのがおすすめです。
STEP2 通える範囲の保育所をピックアップ
保育所選びに重要なのが自宅から保育所までの距離。無理なく通える認可保育所のピックアップを。入りたいクラス(0才、1才、2才)の定員や、昨年のボーダー指数(※)、通園手段、所要時間、預かり時間、見学日時などをまとめ、パパと一緒に検討しましょう。
※昨年度、各保育園の該当クラスに内定した人のうち、いちばん低かった人の指数。
STEP3 認可外保育園も調べる
認可外保育所は、役所窓口から申し込みできないため、直接、園に行き申し込みを。選考方法や保育料は、園によって異なり、保育料は認可保育所より高めですが、自治体から補助が出る場合も。認可保育所のように地域に縛られないので、通勤経路や職場近辺の園もリサーチしてみましょう。
STEP4 見学申請&実際にGO!
認可保育所と認可外保育所は同時に見学の申し込みを。認可保育所を2園ほど見て、イメージをつかんでから認可外保育所を見学するといいでしょう。コロナ禍で見学不可の場合は、電話質問やホームページで様子の確認を。また、外から園庭の様子をうかがってみるのもおすすめです。
取材・文/たまごクラブ編集部
保育所に、入りやすいか入りにくいかは、自分の住むエリアによって違うため、戦略は変わります。でも、赤ちゃんを連れて何度も見学することや、役所に手続きに行くのは大変です。今は時間がなくても、産休に入って時間に余裕ができたら、そのときが保活をするチャンスです。ぜひ始めてみてください。
参考/『後期のたまごクラブ』2022年夏号「妊娠後期を安心に過ごすためのママと赤ちゃんの見通し&やることのすべて」
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
『後期のたまごクラブ』2022年夏号では、巻頭大特集「妊娠後期を安心に過ごすためのママと赤ちゃんの見通し&やることのすべて」があります。妊娠後期のさまざまな不安を解決するヒントがあるのでチェックしてみて。