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助産師直伝【妊娠36週~】“会陰切開しないで産む”ためにできる3つのこと

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iStock.com/kieferpix

お産のとき、赤ちゃんが出てくる腟(ちつ)の出口とその周辺を切る、「会陰切開(えいんせっかい)」。あそこを切るなんて、怖い!と思いがちですが、切開せずに会陰の伸びが悪いと、複雑に裂けてしまうことも…。それも怖い! なるべく切らずに、裂けずに済ませるために妊娠中できることを、助産師さんに聞いてみました。

会陰の伸縮性をよくするために、妊娠中にできること3つ

「切らない」&「裂けない」ためには、会陰の伸縮性がとても大事です。会陰の伸縮性には個人差があり、初めてのお産では、伸びにくい傾向が。ここでは、その伸縮性をよくするために、妊娠36週からできる3つの方法を紹介します。ぜひ、トライしてみてくださいね!

妊娠中にできること①:会陰のオイルマッサージ(36週~)

お産当日に備え、伸縮性をアップする会陰マッサージをしましょう。初産では必ず切るという方針の産院でも、会陰がよく伸びると、最小限の傷にとどめられる可能性が高いので、トライする価値あり! 始める際には、念のため、かかりつけの産科医に行っていいか相談してみてくださいね。

●事前の準備
ボディ用のオイルを用意しましょう。カレンドラオイルのほか、セサミオイル、スイートアーモンドオイル、グレープシードオイルなど、純度の高い植物性オイルを選んでください。

(1)つめを切って手をきれいに洗う

つめは短く切り、ハンドソープでしっかり手とつめの中を洗います。指にはたっぷりとオイルをつけて。おすすめのタイミングは入浴前、もしくは入浴後。

(2)親指が腟口に入る姿勢をとる

親指が腟に全部入る姿勢をとります。立って片方の足を踏み台にのせる、ひざを立てて股を開いて座るなどの中から、ラクな姿勢を選びましょう。

(3)息を吐きながら親指を入れてマッサージ!

最初は親指の第1関節くらいまで、慣れたら指全体を入れましょう。息を吐きながら行うとスムーズ。外側の人さし指で支えながら、入れた親指は、下側にやわらかく伸ばすイメージで動かします。とくに切れやすい肛門側を中心に、少しずつ親指をずらし、10~20往復しましょう。

妊娠中にできること②:指を入れずに会陰パック&外側マッサージ(36週~)

指を入れるマッサージに抵抗がある妊婦さんは、オイルを含ませたコットンで会陰まわりをくるくるとマッサージしても。オイルコットンをおりものシートにのせ、1時間ほど会陰部(肛門側)にはって、浸透させてもOK。

妊娠中にできること③:会陰の温クッション(36週~)

会陰をやわらかくするには、会陰まわりの血行をよくすることも効果的。ホットタオルまたは、ホットこんにゃくの温クッションで、会陰部を集中的に温めましょう。
ぬらしてかたくしぼったタオル、またはペーパータオルで水分を取り除いたこんにゃくを耐熱用保存袋に入れ、中の空気を抜きます。
タオルは電子レンジの500Wで約1分、600Wで約50秒、こんにゃく(冷蔵庫から出したばかりの場合)は500Wで約1分30秒、600Wで約1分20秒温めましょう。取り出したら保存袋に入れたまま乾いたタオルを巻き、会陰付近が温まるよう座布団のように敷いて座ります。低温やけどには十分注意をしてください。
※加熱時間は目安です。ご自分で調整してください。

お産中は、いきむタイミングをしっかり見極めて

会陰マッサージやオイルパックなどを行って、会陰を切らない&裂けないための準備は万端! お産本番になったら呼吸に集中し、いきんでOKなときまでしっかりいきみ逃しを。また、陣痛の間はできるだけリラックスして過ごしましょう。赤ちゃんをゆっくり誘導することが大事です。

妊娠中から会陰の伸縮性をよくしておけば、気持ちの上でも自信をもってお産に臨めそうですね。自分に合った方法を、ぜひ試してみてください!(文・たまごクラブ編集部)

■監修/育良クリニック 院長 浦野晃義先生、助産師 鳥丸 彩さん

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