第1子妊娠中の女優・阿部純子 つわりで食事ものどを通らない日々。妊婦健診のたびに安心と感動で涙…。
第1子を妊娠中の女優・阿部純子さんにインタビュー。妊娠してからの体調の変化や、仕事との両立のことなど、初めてのマタニティライフについて教えてもらいました。
妊娠初期はつわりがしんどくて不安に。 妊婦健診のたびに安心と感動で涙…
———妊娠して、体調の変化などはありましたか? 妊娠初期はどのように過ごしていましたか?
(阿部さん)「妊娠初期はつわりに悩まされました。『なんだか体がだるい』と感じて妊娠に気づいたのですが、妊娠検査薬で陽性反応が出た翌日からすぐにつわりが始まって…。
症状は吐きけとだるさでしたが、食事もなかなかのどを通らず、一日中動けないような日々が2カ月半くらい続いんたんです。フルーツをつまんだり、急に大好きになった牛乳を飲んだりしていましたが、栄養がちゃんとたりているのか心配で。妊婦健診で赤ちゃんが成長しているとわかるたびに、安心と感動で泣いていました。
つわりってこんなに大変なんだ…と驚きましたし、しんどくて夫に弱音を吐いてしまって、『ちゃんとお母さんになれるのかな…』と落ち込んだ日もありました」
妊娠中期に入って急に元気に。 食欲も戻り、料理が楽しい!
――つわりがあって、仕事も大変だったのでは? どのように乗りきりましたか? 妊娠中期の今は落ち着きましたか?
(阿部さん)「つわりがあって体調が不安定だったので、仕事は今まで通りというわけにはいかず、マネージャーさんに相談しながら調整してもらいました。前々から決まっていた舞台あいさつの仕事は、気持ち悪くならないか心配でしたが、舞台に立つと気が張るのか、そのときだけはつわりが治まってくれて。控室に戻ると別人のようにぐったりしていることもありましたが、身近なスタッフにサポートしてもらいながら乗りきることができました。
妊娠中期に入ると、ぴたりとつわりが治まり、食欲が戻って、食べたいものもいっぱい! 自分が食べたいものと、妊娠中に必要な栄養のバランスを考えながら料理をするのが楽しいです。
最近は、夫と2人で、日帰りの「デイキャンプ」にも行きました。準備や料理などは夫が全部やってくれたので、私はただ座って食べるだけ(笑)。ずっと家にこもっていたから、外の空気を吸ってゆったり楽しく過ごす時間がとても幸せに感じました」
「たまごクラブ」に励まされたことも。全国の妊婦さん、一緒に頑張りましょう
———現在はどのようなマタニティライフを過ごしていますか?
(阿部さん)「通っている産院のマタニティ学級で、同じころに出産予定の“プレママ友だち”もできたんです。天気がいい日に外をウォーキングしながら情報交換するなど、感染対策に気をつけながら交流を深めています。グループLINEで、『今日、マタニティヨガしたよ』と報告しあったりもしているんですよ。
ちょっとしたことを相談できる仲間がいるって心強いし、ありがたいです。大人になってからこんな風に新しい友だちができるなんて、貴重ですよね。
“プレママ友だち”ができるまでは、1人
で悩んで不安なこともありましたが、そんなときは『たまごクラブ』を読むと、『あ、ここに仲間がいる!』と励まされました。だから、今回こうして自分の体験を伝えられることを、本当にうれしく思っています。全国の妊婦さん、出産まで一緒に頑張りましょうね!」
撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリング/井阪 恵(dynamic) ヘア&メイク/長谷川大士 取材・文/渡辺有紀子、たまごクラブ編集部
妊娠初期はつわりに悩まされたという阿部純子さん。安定期に入って体調がよくなってからは、「妊婦友だちとウォーキングをしたり、マタニティヨガをして報告しあったりと、安定期に入ってからは少しずつお産にむけての体力づくりもしている」と話してくれました。今はチャイルドシート選びや名づけについて考えているそうです。
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
『中期のたまごクラブ』春号には、阿部純子さんが表紙に登場。プライベートの生活もわかる「カバーインタビュー」があります。
阿部純子さん(あべ じゅんこ)さん
PROFILE
1993年生まれ、大阪府出身。2010年、映画「リアル鬼ごっこ2 」のヒロイン役で女優デビュー。慶応義塾大学在学中にニューヨーク大学演劇科への留学も経験。2022年5月に結婚、11月に第1 子の妊娠を発表。