1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 赤ちゃん誕生までの流れをつかもう【出産のための基礎知識】

赤ちゃん誕生までの流れをつかもう【出産のための基礎知識】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

kieferpi/gettyimages

お産の進み方は人それぞれですが、初産では11~17時間かかるといわれています。本番であわてないよう、大まかな流れを頭に入れておきましょう。

分娩第1期 陣痛開始から子宮口全開大まで

赤ちゃんの様子

[1]
・横向きで骨産道に入ります……赤ちゃんは横向きで骨産道に入り始めます。あごを引き、後頭部が骨盤にはまるような形に。
[2]
・ママの背中のほうに顔を向けるように体を回転……陣痛が繰り返されるうちに、骨盤に入った状態のまま、徐々にママの背中のほうへ顔を向けるように体を回転させていきます(回旋)。
[3]
・体が完全に後ろ向きに……完全にママの背中のほうに顔を向けます。

ママの体の変化と過ごし方

[1]
・陣痛が10~5分おきに
・子宮口は0~3cm開大
・陣痛の合間はリラックスして過ごしましょう
[2]
・陣痛が5~2分間隔に
・子宮口は7cm開大
・分娩監視装置をつけて子宮収縮と赤ちゃんの心音をチェックします
[3]
・陣痛は2~1分間隔に
・子宮口約9cm開大
・内診で子宮口の開き具合、やわらかさ、赤ちゃんの下がり具合などを診ます
・破水が起こり、いきみたくなりますが我慢

分娩第2期 全開大から赤ちゃん誕生まで

赤ちゃんの様子

[1]
・頭が徐々に産道内に下降します……陣痛が起こると赤ちゃんの頭が現れ、陣痛の合間には引っ込むようになります(排臨・はいりん)。赤ちゃんは恥骨を通過するために、胸につけていたあごを持ち上げます。
[2]
・頭がずっと出たままの状態になります……排臨時よりさらに強い陣痛が来ると、赤ちゃんの頭が絶えず現れた状態になります(発露・はつろ)。赤ちゃんはあごを上げ、背中を反らすような姿勢をしています。
[3]
・頭、肩と出て誕生!……頭が出たら、再び横向きになって肩を片方ずつ出します。肩が出たらあとはおなか、足が出て誕生!

ママの体の変化と過ごし方

[1]
・全開大になったら分娩室へ移動します
・分娩監視装置で赤ちゃんの健康状態を観察
・強い陣痛が来たら、自然の流れでいきみます
[2]
・導尿をすることがあります
・必要があれば会陰切開をします
[3]
・赤ちゃんの頭が出たらいきむのをやめて、ゆっくり息を吐きます

分娩第3期 胎盤が出るまで

赤ちゃんの様子

・胎盤が出て、終了……誕生後、3~5分後に軽い陣痛が起こり、胎盤がはがれ出てきます。

ママの体の変化と過ごし方

・子宮の収縮を促すために子宮収縮薬を投与することも
・会陰切開をした場合は縫合します
・母子の状態が安定していれば、赤ちゃんを抱っこできます。


監修:藤井知行 先生
東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授
1982年東京大学医学部卒業。同年、同大学医学部産科婦人科学教室入局。85年同大学医学部付属病院に習慣流産専門外来を開設、以後責任者として運営を担当。2012年より現職に。

出産のための基礎知識
赤ちゃん誕生までの流れをつかもう
出産方法のいろいろ
お産の3つのサインをチェック
陣痛を乗りきる!コツと方法
帝王切開分娩の基礎知識
帝王切開分娩の基礎知識~手術の流れを把握しよう
帝王切開分娩後の入院生活
入院中の育児サポート
必要に応じて行われる処置
赤ちゃんが出てこられないとき
陣痛を誘発・促進するとき

出産

■おすすめ記事
妊娠週数に合った情報をLINEにお届け!専門家の監修付きで安心♪<こどもちゃれんじ>のWelcomebabyはこちら→

妊娠・出産

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  

新着記事

新着記事をもっと見る