「夫いきなり私にキス。その瞬間、わたし殺意」笑って泣ける!私の出産エピソード
出産は命懸け。だれひとりとして同じ出産なんてなく、悲喜こもごも。今だから語れる十人十色の出産エピソードを紹介します。
鼻からスイカは出ませんでした
「先輩ママから『鼻からスイカを出すほど痛い!』と聞かされていたため、痛みを感じる度にまだ鼻からスイカが出るほど痛くないと、声も上げず歯を食いしばって耐えていました。まだスイカじゃないのに大騒ぎしたら、本当の陣痛が来た時に耐えられないと思ったから。すると、そのまま陣痛台に上げられ、あら?と思っている間に生まれてしまいました」
下痢? 便秘? は、出産と似て非なり
「夜中に腹痛が起きて下痢かと思いトイレで30分以上きばってみたけど、下痢にしては出てこない…。ので、もしや?と思い病院に行くと、すでに子宮口は8センチ! 助産師さんに『どうしてこんなになるまで我慢しちゃったのっ!』と叱られ、陣痛室すっ飛ばして分娩台ですぐスッポン!」
「帝王切開の麻酔のせいか、出産後に頭痛がひどく寝たきりになりました。で、寝たきりなのでトイレに行けず過度な便秘に。これが悲惨な事になりまして、頭痛もひどく1人でトイレに入れないから、介添えの看護師さんと一緒にトイレの個室に入るハメに。硬すぎて出そうで、出ない。恥ずかしさと、尻と腹と頭の痛さでへんな汗が止まらない。看護師さんに励まされ、無事に放出! 出た時は、次の子を出産した気分でした」
ギャラリーは大興奮!
「義母の圧にモノ言えず、分娩中の乱入を許してしまい、そのまま義母の立ち合い出産でした。一番騒いでたのは義母。無事生まれた瞬間、夫と義母、抱き合って喜び、その後、血迷った夫はいきなり私にキス。その瞬間、わたし殺意」
分娩台でまさかの処置
「帝王切開で意識は朦朧。そんな中、執刀医の先生が『こんな所(局部横)にでっかいホクロがあるね。麻酔効いてるついでにとっちゃうね~』と、返事する間もなくホクロの切除されました」
「帝王切開でしたが、なかなか麻酔が効かず、手術開始を待たせてしまい恐縮するばかり。申し訳なくて『ちょっと効いてきたような気が…』と言ったとたんに始められてしまい、グッとメスを入れられた途端に『いだーいっ!!』 と絶叫。麻酔科医が『お薬増やします』と、言い訳するも『切腹前に増やさんかっボケ!』とやさぐれた私でした」
入院中はごはんも楽しみのひとつ
「看護士さんに『ご飯全部食べたら出産の時に吐く人いるから残してもいいわよ』と言われたにも関わらず串カツ定食を完食! そして、『3時のおやつには間に合うように産むから食べないでよ~』と叫びながら分娩室へ。とにかく食事が美味しい産院で、産後で残してる人が多い中、恥ずかしいと思いつつ毎食完食でした」
「お盆時期で調理場が休みになって食事が出ないとのことで、夕飯はコンビニのお弁当を看護師さんチョイスで。翌日は、出前。二人目の時は食事はあったものの、運ぶ途中で醤油さしが倒れて全部醤油まみれ。代わりにこれ一個で一合使ってる?ってくらいの巨大おにぎり1個でした」
痛い出産、恥ずかしい出産といろいろありますね。子どもが大きくなったら、ママの出産エピソードを話してあげてくださいね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、ベネッセの口コミサイト『ウィメンズパーク』(2022年2月終了)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。