いよいよ出産!お産は大好きなキャプテン翼のテーマソングを流しながらチームで臨む!【丸山桂里奈・本並健治】
2022年10月に第1子妊娠を発表した、元サッカー日本女子代表でタレントの丸山桂里奈さん(39)と、元サッカー日本代表で指導者の本並健治さん(58)夫婦。いよいよ正産期に入った丸山さんが、バースプランのことや、名づけで考えていることについて話してくれました。連載「GK夫とFW妻の育児奮闘記」第2回です。
前駆陣痛も・・・落ち着かない毎日
臨月に入り、おなかはパンパンに大きくなってきました。妊婦健診で先生には「予定日より少し前に生まれるかもね」と言われて、ドキドキ・・・毎日落ち着かない気持ちです。
ブログやインスタには、「もうすぐですね、ドキドキします!」と自分のことのように思ってコメントをくれる人がけっこういて、それを見てさらに自分もドキドキしています。
体調がいいときには、犬のお散歩のほかにもウォーキングをしたり、軽くスクワットをしたり、少し体を動かすようにもしています。健診で「前駆陣痛(ぜんくじんつう)があるね」と言われたけど、“おなかが張る”っていう感じがいまいちよくわからないんですよね。たまに少しおなかが痛くなったり、体がしんどいな、と感じるときにはすぐ休むようにしています。
先生・助産師さんとのチームで楽しいお産にしたい
そろそろ産院にバースプランを出すために、どんなお産にしたいかも考えています。できるだけ楽しい気持ちで出産したいから、大好きなキャプテン翼のテーマソングを流しながらとか、スマホで好きなバラエティー番組を見ながら頑張れたらいいなぁ。出産は私1人じゃなくて先生も助産師さんたちもいるから、チームで臨むイメージがめちゃくちゃあります。実際陣痛がきたらどうなるかわからないですけど、みんなの笑顔に囲まれて生まれてくる子であってほしいな、って思っています。
新型コロナウイルス感染防止のために、産院ではパパの面会時間がけっこう厳しく制限されているのと、本並さんの仕事の都合もあるので、出産後すぐに本並さんが赤ちゃんを抱っこできるかどうかはわかりません。もし本並さんが仕事中だとしても生まれたときにはすぐに報告したいし、赤ちゃんの鼻の大きさだけでも先に伝えたいです。もし産後すぐに会えなくても、退院後過ごす予定にしている私の実家も自宅から近いので、いつでも抱っこしてもらえると思って、そのへんは気楽に構えています。
外国の人にも親しみやすい名前をつけてあげたい
赤ちゃんの名前は、姓名判断が得意なマネージャーさんにいくつか候補を考えてもらっています。本並さんとは「外国の人も呼びやすい名前がいいね」と話しています。本並さんは子どもには英語を話せるように育てたいと考えていることや、私が海外でプレーしていたときに“桂里奈”という名前が呼んでもらえやすかったという経験もあるからです。
子どもが大きくなって海外に留学したい、となったときに、海外の人にも親しんでもらえる名前のほうが、みんなの輪に入りやすいと思うんですよね。あとはやっぱり生まれて顔を見てから、イメージに合う名前にしてあげたいな~。
赤ちゃんがいる生活って、どんなふうになるんだろう?
赤ちゃんが生まれてからどんな生活になるんだろうと、少し心配もあります。首がすわらない赤ちゃんを抱っこするのもこわいし、自分の体中に力が入っちゃいそう・・・。産後入院期間は4〜5日と聞いていて、退院したらもちろん自分で赤ちゃんのお世話をしないといけないから、入院中にわからないことは先生や助産師さんになんでも聞こうと思ってます。
本並さんは「家にいる間はオレがずっと抱っこするよ」と言ってくれてます。実家では母も父も準備してくれていて、今から「昼間は面倒見るから、夜眠れなかったら寝ていいよ」と言ってくれて、本当に心強いです。すべて1人でお世話するとなると気持ちもつらくなってしまいそうだけど、家族を頼りながらお世話できたらいいなと思います。
【今月の本並さん】産後はママのケアも大事!とアドバイスをもらった
いよいよ大きくなった妻のおなかを見ると、もうすぐ赤ちゃんに会えるんだな、とすごく楽しみです。妻は意外と心配性で、赤ちゃんが生まれたあと生活がどんなふうに変わるのかを不安に思っているようです。でも1人で抱えこまずに僕に話してくれているから「オレたちがいるから大丈夫や」と伝えています。
先日、くわばたりえさんにYouTubeの企画で産後のアドバイスをもらう機会がありました。そのときには、「最近のパパたちは赤ちゃんのお世話のことはよく知ってたりするけど、奥さんのケアも大事だよ」と教えてもらいました。「妊娠中もそうだけど、産後も不安定な状態は続くことがあるから、ママのことを気づかってあげて」と、教えてもらわないとわからなかったことだから、すごく勉強になりました。こんなふうに、いろんな人に支えてもらえていることもありがたいです。
語り・写真提供/丸山桂里奈、本並健治 聞き手/早川奈緒子、たまひよONLINE編集部
「私がいろいろ不安になっても、本並さんはいつも冷静に受け止めてくれるから安心できる」と丸山さん。周囲の人とも協力しながら、ママとパパとして赤ちゃんを迎える準備をしているようです。
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
丸山桂里奈さん(まるやまかりな)
PROFILE
1983年3月26日生まれ、東京都出身。第4回女子W杯、アテネ五輪、北京五輪、第6回女子W杯(優勝)、ロンドン五輪(準優勝)で日本代表として活躍。 2005年Lリーグ(現なでしこリーグ)新人王、2011年国民栄誉賞を受賞。現在はバラエティー番組、スポーツ番組などで活躍。2022年10月に第1子妊娠を発表。
本並健治さん(ほんなみけんじ)
PROFILE
1964年6月23日生まれ、大阪府出身。1986年松下電器産業サッカー部に入団。ガンバ大阪、ヴェルディ川崎で活躍し、日本代表に選出される。2002年に現役を引退後、2012年にはなでしこプレミアリーグ「スペランツァFC大阪高槻」の監督に就任し、指導者として活躍。2016年退任し、現在はサッカー解説者、サッカー指導者、タレント活動など幅広く活躍。