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産後の悪露(おろ)長引いていませんか?受診の目安を助産師さんに聞きました

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iStock.com/GeorgeRudy

出産後、ママの腟(ちつ)から排出される悪露(おろ)。1カ月ほどで治まるのが一般的ですが、実は、「おりもののようなものが1カ月以上続いていた」という人はとても多いようです。生理が続いているような感覚で、「いったいいつ終わるの?」と不安になりますよね。受診の目安や注意点をまとめました。

悪露って何?…傷からの出血や、子宮内膜の分泌物

悪露とは、出産後しばらくの間、ママの膣から排出される分泌物のこと。子宮壁(しきゅうへき)や産道に傷がついて出る血液、はがれ落ちた子宮内膜などが混ざっています。
産後すぐは生理よりずっと多い出血量なので、お産用パッド(夜用の生理ナプキンがもっと大きくなったもの)をつけて対処します。量が多すぎても、少なすぎても、心配なケースがあります。

産後どう変化するの?

目安となる悪露の変化を見てみましょう。

・産後2日まで⇒暗赤色に
悪露の量がいちばん多いのがこの時期。色は、月経時のような暗めの赤色です。

・産後3日~2週間⇒茶褐色
子宮が回復するにつれて、悪露の量が減り、色は茶褐色に変化します。ただし、赤色が3日目以降続いていても、量が減ってきていれば大丈夫です。

・産後3~4週間⇒薄い黄色~白
徐々に薄くなり、薄い黄色から白っぽいおりものになり、治まります。

悪露の異常はどんなとき?色や形状、量で判断して

悪露の量や状態は、子宮回復を判断する材料の一つ。急に量が増えたり、「レバーのようなかたまりが出た」「急にさらさらとした赤い出血があった」「においがおかしい」などの場合は、すぐに助産師さんに伝えてください。腹痛や発熱、多量出血の場合は、緊急の受診が必要です。

悪露の危険サイン

1.量が急に増えた
2.レバーのようなかたまりが出た
3.鮮血が出た
4.においがおかしい

緊急受診!

1.腹痛や発熱がある
2.多量出血している

長引くときは、ママが休める工夫を

ママの体と心がしっかり休息できていれば、悪露は自然と減っていきます。けれど、産後はゆっくり横になって休むことができず、ママの疲れがたまります。体だけでなく、初めての育児で緊張が続いたり、イライラすることも多いのではないでしょうか。ママはリラックスすることを心がけ、赤ちゃんが寝ているときは一緒に寝たり、家事などはまわりにサポートをお願いしたり、休める工夫をしてください。

■関連記事:【産後100日】先輩ママが感じた体の不調・つらかったことの1位は?

赤ちゃんのお世話だけでも手一杯なのに、悪露がダラダラと続いていると気になりますよね。悪露は子宮内の大事な修復作業の結果、出るもの。「大仕事を終えて、体がもとに戻っているんだな~」と、いたわりの気持ちで変化を観察し、心と体のバロメーターにしてください。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/保健師、助産師、看護師 中村真奈美

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