赤ちゃんスペースを準備する第一歩!【物を減らす極意】とは?
赤ちゃんが誕生して家族が増えることは、すなわち、物が増えるということです。増えたものを収納するためには、空きスペースが必要!
妊娠中は、思いきって今ある物を手放すいい機会です。物が少なくなると、整理や掃除もラクになります。
「家に物が多い!」「なかなか捨てられない・・・」というプレママのみなさん! ぜひこの記事を参考に、生まれてくるわが子に、気持ちのよい空間をプレゼントしてあげてください。
物を手放すための「3つのルール」
物は手放さなければ減らないわけですが、「全部必要だから、捨てるなんて無理・・・」「いらないものって、どれ?」と思っている人はいませんか? そんな“捨てられない”体質の人は、とくに必見! 整理収納アドバイザーの梶ヶ谷陽子さんに、物を手放すためのルールを教えてもらいました。
ルール1:1年間着ていない洋服は手放す
「今の自分には似合わない、サイズが合っていないなど、1年間着ていないものには何か理由があるはずです。実は、手放すよりも着ていないことのほうがずっともったいない! チャリティーや買い取りサービスなども利用して、手放して」
クローゼットやたんすがすっきりすると、洋服選びもグッと効率UPするそうですよ!
ルール2:本来の使われ方をしていないものは手放す
物置になっているソファや、だれも使っていない運動器具など、お宅にはありませんか?
「本来の使い方をされず、ただあるだけになっているものを置いておくのは、スペースの無駄使い。物はすべて、使われるためにあるんです。手放して、スペースの有効活用をしましょう!」
産後は、日々の育児がたいへんになり、掃除までなかなか手が回らなくなります。今のうちに、物を少なくしてスッキリさせておくと、掃除もしやすくて、産後がグッとラクになりますね!
ルール3:思い出の品は、画像を使って手元に残す
思い出のつまったぬいぐるみや、もう着られないけどお気に入りだった洋服など、思いのこもったものは、手放すのに勇気がいるかもしれません。
「そんな時は、グッズを写真におさめて、手放すのはどうでしょう? また、どんどん増えてかさばりがちな写真プリントは、1年で1冊のアルバムにまとめるのがおすすめです。
手元にあるものを全部捨てるのではなく、スリム化できないかを考えると、気持ちがラクですよ」
“物を増やさない”という意識も空きスペースづくりの第一歩
家の中のものを減らして、空いたスペースを確保するには、物を増やさないことも大事!
梶ケ谷さんからの、2つのアドバイスを肝に銘じれば、せっかくすっきり片づいたスペースが、いつのまにかまた物であふれてる・・・なんてことがなくなります。
収納場所がないものは買わない!
「何かを買うときは、それを収納するスペースがあるかをチェックします。“1つ買うときは、1つ減らす”ということを習慣にすると、増えすぎることはありません。
また、意外とやりがちなストックの買いすぎもほどほどに」
ストックが多すぎると、何がどれだけあるかの把握がむずかしくなり、お金の無駄使いの原因にもつながります。
無料でもらえるものほど注意!
「たとえ、無料でもらえても、必要のないものは断る勇気をもつのも大事!ホテルのアメニティーや無料サンプルなど、無料でもらえるものにはこまごました物が多いので、家が散らかる原因になりやすいんです」
いかがでしたか? 赤ちゃんが生まれたら、育児に忙しくなり、家のことまで手がまわりにくくなります。妊娠中の今こそが、家の中の物を減らしてスペースを確保するチャンス! すっきり片づいたおうちに、赤ちゃんを迎えましょう。(文・たまごクラブ編集部)
■監修/整理収納アドバイザー 親・子の片づけマスターインストラクター
梶ヶ谷陽子さん
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。