胎動がイメージ通りだったのは・・・[妊婦のハッケン #12]
0歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
息子の妊娠中は、辛いこともありましたが、妊婦になってみないと経験できないことも多く、発見にあふれていました。妊娠は十人十色ですが、この連載では、私が妊娠中に発見して面白いなーと思ったことを、色々な切り口で伝えていけたらと思っています。
胎動がイメージ通りだったのは・・・[妊婦のハッケン #12]
胎動ーーーそれは、妊婦にしか体験できない幸福。胎動といえば、どんなイメージでしょう?お腹の中で赤ちゃんがポコポコと動き、お母さんが「ふふっ、元気だね」なんて微笑む・・・そんな、穏やかで幸せな時間のイメージじゃないでしょうか。しかし実際の胎動は、イメージと少し違いました・・・。
まず、妊娠初期には、弱すぎてよくわからない。小さな「プクプクッ」という感覚が胎動らしいのですが、すごく集中していないと気づきません。気づいたとしても、胎動か、それとも腸の動きか、判断がつきません(笑)。気づける強さになってからも、赤ちゃんが体の向きを変えると感じなくなったりするようで、それで不安になって病院に駆け込んだこともありました。(第1話参照)
妊娠中期の胎動が、一番イメージに近かったかもしれません。殴られているのか蹴られているのか、「ボコボコ」という動きが伝わってきて、こっちも安心。何度も叩かれると、なんだかくすぐったくて笑ってしまったり、「今日も生きてるね〜」なんて話しかけながら、楽しむ余裕がありました。
そして、妊娠後期になると・・・「グイーーーン」と、皮膚を破らんばかりの強い蹴りが入ったり、「ドドドドドドドド」と暴れられたり。思わず「痛いっ」と叫んでしまうほどの強さ。激しすぎて会話には集中できないわ、寝てても胎動で起こされるわで、忙しい。元気なのは嬉しいのですが、「生きてるのはわかった、わかったからもう静まって・・・」と、赤ちゃんに懇願していました。
ハッケンその13「穏やかで幸せ〜な胎動は、短かった。」
上のグラフは、妊娠期間と、胎動の強さをイメージしたものです。「ちょうどいい強さ」の期間は、意外と短くて・・・。それより弱いとよくわからないし、強くなってしまうと痛かった!
胎動って本当に幸せな体験で、出産後の今となっては、痛かった胎動も良い思い出なのですが、思った以上に激しかったなあというハッケンでした。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産し、育休中の34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。