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[妊娠中に夫婦で考えるお金の話]♯2老後の生活費…年金だけで大丈夫?

更新

Nuthawut Somsuk/gettyimages

妊娠したら考えておきたい「お金」のことを、全4回で紹介しています。2回目のテーマは「老後の生活費」。
収入は伸び悩んでいるけれど、平均寿命は延びるいっぽうで、先は長い…。リタイアしたあと、どうなっちゃうんだろう!?と、漠然と不安になりますよね。老後をどうとらえたらいいか、ファイナンシャルプランナーの岩城みずほ先生に教えていただきました!

こちらもおすすめ→[妊娠中に夫婦で考えるお金の話]#1教育費…大学卒業までにかかるお金を総まとめ!

公的年金と、貯めたお金で生活するのが基本

まず、お金を中心に人生を考えてみましょう。稼ぎのある期間を「現役」、稼ぎがなくなってからの期間を「老後」とすると、老後は現役時代に貯めたお金を取り崩して生活することになります。今の稼ぎの中から、生活費や子どもの教育費をまかない、老後の生活費を補うために貯める必要があるのです。十分に長生きすることを想定して、老後に“困った!”とならないよう、「現役」時代の稼ぎを、「老後」のために計画的に移動しましょう。

年金は老後の大切な収入源。でも、不十分

年金は、将来必ずお金がもらえる国の制度。現在は、70歳まで繰り下げ受給を申請すれば、42%も増額して戻ってきます。これだけ手厚い保障は民間の商品にはなく、大切な収入源になることは間違いありません。保険料はきちんと払い、老後の資金にしましょう。ただ、年金だけでは生活は難しいでしょう。今から自分たちで少しずつ貯めて、老後に困らないように準備しましょう!

老後の資金のためにも、ママは働いていたほうが安心

ママが働いていると、世帯収入がアップし、その分、貯蓄にまわすことができます。さらに会社員の場合は、年金受給額も増え、専業主婦の場合とは収入や家計の負担に大きな差がでることも。働いているママは、産休や育休を利用し、そのまま継続を! 
働きながら育児するのは想像以上に大変で、退職を考えることもあるかもしれません。そんなときは、民間のサービスを使ったり、家電を買って家事の負担を減らしたり、少しお金をかけてもいいのでは。長い目で見ると、ここで多少出費があることよりも、ママが働き続けることのほうが重要なのです。今、働いていない人は、将来パートとして働くなど、可能性を探っておきましょう。

関連:節約より絶対貯まる! ムダを減らしてお金を増やす、毎日の小さな習慣

お金に強いママなる!「つみたてNISA Meetup」が6月に開催されます

老後資金はもちろん、教育費をどうやって貯めるかも大問題。でも働いていて共稼ぎでも「貯まらない!」「お金のことにはイマイチ自信がない!」というママも意外に多数派です。そんな忙しいママにもオススメ、お金を効率的に増やすため、初心者でも取り組みやすいのが、今年1月からスタートした「つみたてNISA」。どのように始めればいいかをやさしく解説する講座が開かれます。『たまごクラブ』のお金企画でも監修をお願いしているファイナンシャルプランナーの岩城みずほ先生も登壇。詳しくは金融庁のHPをチェック。
●開催日/2018年6月2日(土)13:00~15:00 
●開催場所/CAFE SALVADOR(茅場町駅8番出口直結) 
■主催/金融庁×経済に強いママを増やす会
詳しくはこちら

安心して老後の生活を送るには、今、どれだけ頑張れるかが影響してくるのですね! 「現在、ママが働いていない家庭で、この先働く可能性を探るとき、大事になってくるのがパパの存在。ママが働ける環境を、パパがつくるようにしてほしいものです」と、岩城先生。安定した二人の老後のためにも、夫婦でたくさん話し合ってください。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/ファイナンシャルプランナー、CFP®認定者
岩城みずほ先生

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