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産科医・北島米夫の「ニンプのお悩み相談室」夫がおなかの赤ちゃんに無関心

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モヤモヤがスッキリ晴れる助言をくれる、と編集部員からも絶大な信頼を寄せられる北島米夫先生が、
ニンプさんのお悩みをズバッと解決! 悩めるニンプさんに愛あるアドバイスをお届けします。

〈今回のお悩み〉夫がおなかの赤ちゃんに無関心

妊娠が判明したときも「あ、そうなんだ」とそっけなかった夫。仕事が忙しいみたいで、健診にも一度も一緒に来てくれません。産院でもらった超音波写真を見せてもイマイチ反応が薄いし、なんだか赤ちゃんに関心がないみたいでさびしいです。生まれたら、変わるものでしょうか?(妊娠5ヶ月のニンプ)

〈お答え〉リアリティーがないから関心が持てないだけ

夫がおなかの赤ちゃんに無関心って、当たり前のことだと思うんですよ。夫にしてみたら、そばに妊娠している妻がいるっていうだけで、自分の中に何かうごめいているものがあるわけじゃないし、自分が産むわけでもない。おなかの赤ちゃんって、「絵に描いた餅」みたいなもので、リアリティーがないんです。それは超音波写真を見せようが、両親学級で妊婦体験をさせてみようが、同じこと。どうしてもリアリティーを感じさせたかったら、胎動を感じたときにおなかを触らせてあげるといいと思うんだけど、それでもピンとこない夫は多いと思いますよ。私がいちばんいいと思っているのは、出産に立ち会わせること。実際に生まれる瞬間を見たら、どんな夫だって感動するし、自分も一緒に出産した気になる。そして、わが子を腕に抱きながら、「これが自分の子なんだ!」って実感もわいてきますから。

触れ合っているうちに愛情は増していく

立ち会い出産ができなかった場合も、わが子のことは自分の目で見た瞬間、かわいくなるものです。まして、一緒に暮らしていたら、その愛情はどんどん増していくもの。おむつ替えをさせたり、ミルクをあげさせたりして、ぜひ、赤ちゃんとたっぷり触れ合う機会を設けてあげてください。感情を表現するのが苦手な夫はいるかもしれないけれど、触れ合っているうちに、父親になったんだという実感がわくことと、赤ちゃんへの愛情が増すのは間違いない!
そのうち、赤ちゃんが「パパ〜」なんて呼ぶようになったら、もうメロメロなはずです。

〈先生から最後にひと言〉

赤ちゃんの存在が
目の前の現実になれば、
父親の実感がわくから
心配しなくて大丈夫!

いかがでしたか? 北島先生の相談室は「たまごクラブ」で好評連載中。最新版は雑誌でチェックを!(イラスト・花くまゆうさく、文・たまごクラブ編集部)

監修/北島米夫先生

■参考:『たまごクラブ』2018年3月号「連載 産科医・北島米夫のニンプのお悩み相談室」

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