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つらいつわりの始まり。もやもやする日々を紛らわせてくれたのは…[押切もえのHAPPYマタニティLife #️2]

更新

「たまごクラブ」2018年3月号からスタートした、モデルの押切もえさんの短期連載。
3月13日に出産され、ママになった押切もえさんが、モデル業の傍ら、どのようなマタニティライフを過ごしていたのか、自らつづったエッセイをたまひよONLINEでも公開。第2回は、つわりに苦しんだときのエピソードから。

連載第1回はこちら→初めて超音波で見た小さな命に思わず涙が…[押切もえのHAPPYマタニティLife #️1]

つわりがこんなつらいなんて。完全になめていました…

妊娠がわかって数日間、命を授かった幸福感と時々ふと訪れるやわらかな眠けに包まれて、なんとも心地よい日々を過ごしていました。  
けれど、それもつかの間、妊娠7週にはつらいつわりの症状が始まって…。私のまわりには、つわりがなかったという人も多く、「ひどい二日酔いと比べたら余裕だったよ」などと言うつわものもいたので、なんとなく楽観的にとらえていたのです。ところが、甘かった! 朝、目覚めるたびに胃のあたりがムカムカ、モヤモヤ…。ベッドの上で何度も「話が違う?」と声にならない声を発していました。 季節は真夏。ちょうど3度目の二科展(美術家団体の二科会の展覧会)出品の準備をしていたころで、夫の仕事、プロ野球もシーズン真っ盛り。夫のサポートを第一に優先、他にもすることの多い時期でしたが、立っているのさえつらい日は、絵を描くことも、普段当たり前のようにやっている家事や料理のしたくもスムーズにできず、そんな自分が情けなくて…。

つわり緩和につながることはとにかくなんでも試しました

もやもやする気持ちに心が支配されそうになったある日、「これじゃ自分らしくない!」と意識を転換。どんな気持ちでいても妊娠期間は同じ長さ。せっかくなら明るく楽しく過ごそうと心に決めて、つらいときはおなかの赤ちゃんの育つ様子を思い浮かべ、気を紛らわせていました。

家では家事を任せてもらって、夫にはとことんゆっくり過ごしてほしい私ですが、それでも彼が心配して片づけを手伝ってくれたり、休日にランチに連れていってくれたり、励ましてくれたことがうれしかった。

毎日のように「つわり いつまで」と検索して、ピンときた対策はどんどん試しました。信じる気持ちも功を奏したのか、アルカリ性食品をとるように心がけたことや、つわりを緩和するツボ押しなどは効果があったように思います。食事は体が欲していたフルーツをよく食べ、食欲がない日は野菜と一緒にスムージーにして飲んでいました。こってりしたものやお菓子が食べたいときは、食品添加物や酸化していないことなどにいっそう気をつけて。それは今も変わっていません。

体の変調とともに、心にもさまざまな変化が起きました。いちばんは、夫に対して。試合を見るときなど、おなかの赤ちゃんと一緒に「家族」として応援していることに気づきました。また絵を描く際は優しい色を使いたくなり、ファッションや髪形なども女性らしいスタイルに引かれるようになって。妊娠12週ごろにつわりの症状が治まったことは救いでしたが、つらかった時期は、大切な命をはぐくんでいる自覚と明るい決意をくれた貴重なときでもあったと思っています。

関連:人込みもスーパーもムリ!つわりで、いろんなにおいがダメになるのはなぜ?

「たまごクラブ」には、押切さんのマタニティライフが伺えるすてきな写真とリポートも掲載。最新情報は雑誌をぜひ見てね。(構成・たまごクラブ編集部)

■文/押切もえ
「CanCam」「AneCan」の専属モデルとして活躍。現在はテレビやラジオ、執筆活動など活動の場を広げる。2016年にプロ野球選手・涌井秀章さんと結婚。pearl所属

■「たまごクラブ」2018年4月号より転載

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