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【専門家監修】ベテラン保健師が教えます!妊娠中~産後、ペットとの上手な付き合い方


最近、犬や猫を飼っている妊婦さんがとっても増えています。「今まで通り、妊娠中もペットと触れ合っていいのかな?」「赤ちゃんが生まれたら、しばらくペットを預けたほうがいいの?」などと心配する声が、編集部に届くことも。
そこで、これまでたくさんの赤ちゃんがいる家庭を見てきたベテラン保健師さんに、妊娠中~産後のペットとの上手な付き合い方を教えてもらいました。

妊娠中からしておくべきポイントは、ペットの犬や猫の衛生管理と、しつけ。産後、愛する赤ちゃんとペットと一緒に楽しく暮らせるように、準備を始めましょう。
(妊娠中や産後すぐに、新たにペットを飼うのはおすすめしません。ペットは1年以上、家庭で飼育されていること。飼って間もなく妊娠した場合は、医師、獣医に相談を)

衛生面の心配ごとは、ペットの健康診断や掃除の工夫でクリア!

衛生面では、ペットが媒介する感染症の問題や、抜け毛やフケなどが原因で赤ちゃんにアレルギーが起きないか、などの心配があります。そこで、妊娠中にペットの健康診断をしておきましょう。不調が見つかったら、出産までに治療を済ませるのがベスト。ワクチンの接種も、全て済ませておきます。また、トイレトレーニングができているかも重要です。そのほか、人の顔や口を舐めさせない、人の食事や食器から食べさせないなど、しつけを徹底しましょう。

妊娠中も産後も、散歩後は必ずペットの足を洗います。トリミングやシャンプー、爪切り、ブラッシングを小まめにすると、抜け毛やフケが原因のトラブルが予防できます。コードレスのハンディクリーナーや粘着クリーナーなど、すぐに清潔をキープできるアイテムを上手に使いながら、これまで以上に清潔を心がけましょう。

★適切な飼育下では、乳幼児期に動物と暮らしている子の免疫能が、強化されるという報告もあります。

妊娠中にとくに注意することは? トキソプラズマの初感染に注意

トキソプラズマ症は、猫のふんや生肉に寄生する原虫。妊娠中に初感染すると、流産や、赤ちゃんが先天性トキソプラズマ症にかかる恐れがあります。すでに抗体を持っている人も多いのですが、念のために抗体検査を受けておくと安心。

妊娠中に感染が確認されたら、出産まで薬を飲むことで、赤ちゃんへの感染のリスクが下げられます。抗体がない場合は、基本的に猫も室内で飼い、トイレを頻繁に掃除して、触ったあとは手洗いを徹底しましょう。

赤ちゃんとの関係性がスムーズにいくように、妊娠中からしつけを

ベビーベッドや寝室など、赤ちゃんのねんねスペースには、ペットを入れない習慣をつけましょう。ベビーベッドは床からの高さがあり、区別がつきやすいのでおすすめです。

また、赤ちゃんとの関係性がスムーズにいくように、妊娠中からのしつけが大事。例えば、普段から人が食べているものを与えていると、産後は、赤ちゃんのものを食べてしまうなどのトラブルも考えられます。我慢できたらしっかりほめて、これまで通りに愛情を持って接してあげて。

ペットにも、赤ちゃんが来ることを教えてあげよう

上の子の赤ちゃん返りややきもちへの対応と同じく、ペットのメンタルケアも大切です。妊娠中から赤ちゃんが来ることを話してあげて。ママとパパが赤ちゃんを大切にしていることがわかると、ペットも赤ちゃんを大切に思うようになります。お産入院中に、赤ちゃんが着た肌着などをパパが持ち帰り、においをかがせてあげるのも◎。

実家にペットを長期間預けることは、望ましくありません。できるだけ早く、赤ちゃんと対面したほうが、関係性がスムーズにいきます。そして、赤ちゃんの授乳やお世話のあとは、ペットもかわいがってあげましょう。育児に追われて忙しくなりますが、散歩など、ペットのリズムを守ってあげることも大切です。

いかがでしたでしょうか。妊娠中にしっかりと準備をしておくことで、不安はだいぶ解消されるはず! 産後を想定して、ママもパパもペットとの暮らしを見直してみるといいですね。
(文/たまごクラブ編集部) 

監修/横田真由美先生

初回公開日 2017/09/11

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