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「うちの子は大丈夫」が危険!?赤ちゃんとペットが安心して暮らすには?

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RomanovaAnn/gettyimages

犬や猫などのペットを飼っているお宅は多いですが、赤ちゃんのいる家庭では思いがけない事故も起きているようです。ペットと安心して暮らすための方法を、赤ちゃんの事故に詳しい山中龍宏先生に聞きました。

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“うちのペットは大丈夫”と思い込むことが危険!

現在、日本はペットブーム。国内で飼われている犬や猫は、約2000万匹ともいわれています。赤ちゃんとペットが一緒に暮らしたり、ばあば・じいじ宅で飼ったりしているケースも珍しくありません。ペットとの暮らしは赤ちゃんの心の育ちにプラスになります。けれど、気をつけたいことも。普段はおとなしいペットでも、時に赤ちゃんを襲うことが。赤ちゃんとペットが一緒にいるときには、どんなことに注意すればいいのか、子どもの事故予防に詳しい小児科医の山中龍宏先生にお話を伺いました。

「“絶対にかまないペットなんていない”。そう考えておいたほうがいいでしょう。飼い主は“うちの子はお利口だから”と思っても、ペットは初対面の人や子どもを警戒します。事故が起きる可能性を常に頭にいれておきましょう」

室内犬を飼っている家では、赤ちゃんを低い場所に寝かせることは避けたほうがいいと山中先生は言います。

「保護者が赤ちゃんのそばをちょっと離れる場合、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるか、犬をケージに入れるかして、触れ合わないようにします。はいはいなどで赤ちゃんが犬に近づいたら、ママはしっかりガードを。赤ちゃんがいきなり近づくことで犬はびっくりし、赤ちゃんがしっぽを引っ張るなど犬の嫌がることをすれば、赤ちゃんを襲うことも考えられます」

犬と触れ合うときは、大人が赤ちゃんを抱っこして一緒に近づき、やさしく触れるのがいいそう。また、室内犬を飼う家に赤ちゃんが遊びに来る場合は、犬用の口輪(バスケットマズル)をつけておけばより安心とのこと。
猫は警戒心が強いため、犬と比べて事故は少ないそう。けれど、子猫にひっかかれることによる“猫ひっかき病”には注意が必要だといいます。

「まれにリンパ節が腫れあがる“猫ひっかき病”になることがあります。猫にひっかかれて腫れがひかないときや、動物に深くかまれたときは、早めに小児科を受診しましょう」

ほかにもある! ペットとの暮らしで気をつけたいこと

赤ちゃんとペットが楽しく暮らすためにも、対策は欠かせませんね。事故を防ぐためのポイントを伺いました。

1.ペットのトイレやえさ皿などに赤ちゃんが触れられないようにする

「赤ちゃんは好奇心旺盛。手の届くところにペットのトイレなどを置いておくと、ペットの排せつ物や抜け毛を触ったり、口に入れたりしてしまうことも。衛生的によくないので、必ず赤ちゃんの手の届かない場所に置きましょう」

2.ペットがえさを食べているときに、赤ちゃんが手を出せないようにする

「動物がえさを食べているときに手を出すことは、動物の攻撃本能を刺激することにつながります。飼い主でも手を出すとかまれる可能性が。そうならないためにも、赤ちゃんがペットのえさ場に近づけないよう、ベビーゲートをつけるなど対策を」

ママたちの間で話題になっていることから時事ネタまで、子育てに関するニュースを掘り下げる、ひよこクラブ人気連載「子育てトピックス」。読者に人気のテーマを、毎月ネットでも紹介します。2018年5月号のトピックは、「アレルギー表示制度のこと」。こうご期待!(取材・文/小林佳代、ひよこクラブ編集部)

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■監修/山中龍宏先生
緑園こどもクリニック院長。小児科医。30年前から子どもの事故・けが予防に積極的に取り組んでいます。日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会オブザーバー、NPO法人Safe Kids Japan理事長などを兼任。

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