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「おい、切ったなぁぁぁ!!!!」と医師に暴言、痛みでうずくまる姿はあの有名映画のよう…。などなど、出産爆笑エピソード

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

たまひよONLINEで大人気の出産爆笑エピソードです。産声に感動して「生まれてきてくれてありがとう」と、涙ぐむ母は少数派。本当のお産はもっとシュールで、理性がぶっ飛んで、そして自由なのです。今回は胎盤の謎について、ベテラン助産師の濵脇文子先生に聞きました。

助産師さん・産科医さん、あのときはすみませんでしたエピソード

「いきむたびにおしっこがシャーシャー出てしまい、『止めてください』と言われました」(ぽぽぽ319)

「分娩室に入ってすぐに『いきんでいいよ』と、お言葉をもらい『よーし』と、意気込むも、いきむたびに足が攣る!しかもふくらはぎ、太もも、土踏まずと両足全体が攣る!元々攣りやすい体質だったので、付き添いの夫には冗談半分で『お産の時に足が攣ったらこうして伸ばしてー』と、レクチャーしていたけれどオロオロして全然役に立たない(笑) なので陣痛の合間は助産師さんに『足!足攣ってる!こっち!こっち!!』と、ひたすら叫び、『ここ⁉ここね!!』と、足を伸ばして揉んでいただきました。ほんと生まれる瞬間までずっと(笑) 正直、陣痛より足の攣りの痛みの方がきつかったです!」(はなまる)

「陣痛中、部屋を出て行こうとした助産師さんに抱きついて『行かないで!ダメ!他の人のとこはダメ!』と、幼児退行してしまいました。産後、その助産師さんにお会いしたときとても恥ずかしかったです」(pino)

「初めてのお産でした。分娩があまりにも大の方と似ていたため『なんか出る!なんか出るー!!』と、叫び、これって赤ちゃん?○んち?このままいきんでていいの!?と頭の中では大パニックの私を見て、助産師さんは『赤ちゃんですよ~』と、冷静に返してくれました」(みっちー)

「4000g越えベビーで詰まって出てこない。切らないで!切らないで!(=会陰切開しないで)と、言っていたのに、ジョキッ!と聞こえたので『おい、切ったなぁぁぁ!!!!』と、先生に叫んじゃいました。ちなみに陣痛が痛すぎて、切られた痛みは感じませんでした。頭は会陰切開のおかげで出ましたが、肩が詰まり、助産師さん3人がせーーの!ドカン!と、おなかの上に乗っかって押しだしての爆誕でした(笑)」(ゆうり)

そんなことってある?出産って何が起こるかわからないエピソード

「促進剤などいろいろやっても子宮口がなかなか開かず、陣痛に耐え切れず『もうお願いだから切ってくれ』と、懇願するも『ここまで頑張ったのに、もったいないよ』と、先生に説得されること48時間。『もう限界です』と、泣いてようやく帝王切開となりました。生まれてきたのは3830グラムの男の子。『これじゃあ下から産めないね(笑)』と、先生。いや、笑えねぇから(笑)」(こげぱん)

「夜中に破水して病院へ。朝方、分娩室に移動すると『あと1~2時間で生まれるね!』と言われ順調順調と思っていたのに…気がついたら6時間以上経過。微弱陣痛になり、促進剤を投与するため同意書にサインを求められましたが、陣痛が痛すぎて書けない…。記憶にないのですが、あまりの痛さに『腰の骨、折れてませんか?』と、何度も聞いていたらしい。結局18時間後に出産。1~2時間は一体どこへ?(笑)」(moriko)

「初めての出産では順調に子宮口が全開となり、助産師さんから『もう頭触れますよ!明るいうちに生まれますからね!』と、声をかけてもらい、あと少しなんだ!と最後の力を振り絞るもののそこから全く進まず。胸元には赤ちゃんを抱くためのシートが準備されていましたが、一旦撤去されました(動画を見返したときは大笑いしました) どんどん日が暮れていき、早番の助産師さんたちスタッフが名残惜しそうに退勤。遅番の助産師さんがたった一人で難産の私をサポートしてくれました。長時間のいきみで私の産道はパンパンに浮腫み、左腕を下にする形で横向きになるように指示されたものの、足場を失ってうまくいきめない。助産師さんが肩を貸してくれたのはいいのですが、忙しいので時々いなくなるんです(笑) そんなときに陣痛がくる…。パニックになった私に、夫が見よう見まねで助産師さんと同じように肩を貸してくれ、2人が必死に支えてくれた出産は、今となってはいい思い出です」(はるたん)

「予定日超過、促進剤、緊急帝王切開の危機、麻酔の副作用で発熱、回旋異常、へその緒の巻きつき、効かない無痛…などなどのトラブルをへて、やっと分娩台に上がりました。担当医から吸引分娩に深めの会陰切開の指示が飛び、さぁ本番という直前で私のおなかに手を当てて『今から陣痛の度に思いっきり押すから、死ぬ気で押し返して!じゃないと肋骨折れるから!』と、言われ、『それって今、言う~~!?』と、思うと同時にいきみの指示。死ぬ気で押し返しました(笑) トータル27時間の分娩は、本当にやばかった!」(めん)

「計画出産なので促進剤を使い10時間後に無事出産…だったのですが、胎盤以外の所から大量出血がおき、他の先生や看護婦さんなど総勢10人以上が分娩室に大集合!私は産後の疲れでウトウトしていたら、その度に叩き起されて、内心『寝かせてくれー!』と、思いました。ちなみに1900ml超えの大出血だったそう。夫に産後報告したら、最初の言葉が『死別じゃなくてよかった』ですって。思わず笑いました。いや、まずは子どもの誕生を喜んでよ!」(ちか)

「産後2週間経っても会陰切開したところが痛くて座れません。立つか寝るかしかできず、ご飯も立ちながら食べ、赤ちゃんのお世話もままならず、痛くて痛くて毎日泣いて過ごし、流石におかしいと病院へ行ったら、カチカチの便が内側から切開部を圧迫して激痛を起こしていることが判明。帰宅後に浣腸をして、処方された酸化マグネシウムも飲んで、次の日には痛みがだいぶ落ち着きました。2週間、うんちに泣かされてました(笑)」(t)

「コロナ禍の出産でした。前駆陣痛で寝られない中、破水して病院へ。私のおなかを蹴り続ける赤ちゃんは8時間たっても生まれる気配なし。元気なのは嬉しいけれど蹴られる痛みで意識が飛びそうになり、部屋にひとりだし、不安で泣きながら『お願い!そろそろ生まれて!』と、声に出して赤ちゃんにお願いすると、すぐに反応が!おなかが動き始めたのが分かりました。ナースコールすると子宮口が急に開いてくれてびっくり!30分くらいで出てきてくれました。『嘘でしょ!?話が通じるならもっと早くお願いすれば良かった』と、後悔しました。そういえば逆子だった時もお願いしたら、治ってくれたのを思い出しました。今、2人目を妊娠中。今回は病院に着いたら早めにお願いしようと決めています(笑)」(しろくま)

「帝王切開でした。手術室の医療機器がピカピカに磨かれていて、ふと見ると自分の開腹部分が映っています。視力の良い私は見えてしまい…。血が苦手なので、大好きなお菓子の名前をひたすら思い浮かべて、気をそらしました(笑)」(さと嫁)

出産ではあるある?軽く絶望したエピソード

「ひとりLDRで何時間も陣痛に耐えていたとき、喉が渇いたけど水を飲んでいいのかもわからず。様子を見に来た助産師さんから『お水飲む?』と、水を差し出されて嬉しかったのですが、すぐに『あ、でもやめた方がいいか』と、目の前で取り上げられて軽く絶望しました(笑) 後から思えば、緊急帝王切開になる可能性が高かったからでしょう(実際そうなりました)」(りあ)

「初めての出産に張り切り、自然分娩でいける!頑張る!弱音吐かない!と、周囲に話していました。しかし子宮口全開までに時間がかかり、痛みと吐き気に耐えられず、助産師さんに『今すぐおなかを切って下さい!!』と、懇願。『下から産んだ方が早いから』と、軽く流されて絶望しました(笑)」(みーちゃん)

「『7時になったらいきんでみましょう』と、言われて『いまなんじですがあぁぁぁぁ!!!!!』と聞いたら、『6時です』と、言われて『むりいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!』と、叫びまくりました(笑)」(m)

「陣痛があまりにも痛すぎて、助産師さんにずっと『何時頃に生まれそうなのか』と聞いていました。深夜1時頃、助産師さんに『朝には生まれそうかな~』と、言われて『朝っていつ? 5時も7時も朝なんだけど~』と、わけわからないことを言っていました」(くまちゃん)

出産って、いろんな意味で理性がぶっ飛ぶエピソード

「いきみ逃しが上手にできず『あーーーー!!!クソーーーーーー!!!!』という、叫び声が廊下まで届き、待機していた夫がビビったらしいです(笑) いきみ開始から10分程の爆速で出産。しかし私はそんな早く生まれてくるとは思わず&必死過ぎたこともあり、産んだあともいきみ続けて、先生から慌てて止められました。 えっ?なんで止めるの?と、キョトンとしていたら、股間で赤ちゃんが泣いていました(笑)」(だな)

「産後に出血が1リットルを超え、いつも穏やかで優しい担当医が珍しく焦り、心配そうにしていたので『え!大丈夫です!このまま踊れます!!』と、元気に話したら、担当医はギョッとして絶句してたな(笑) 助産師は慌てていました。大丈夫です、踊りません。後日、担当医は『あの人は痛みに強い』と、言っていたらしい。いや、産後ハイだっただけです」(あいーだ)

「痛みに弱く、採血や注射のときにも『行きたくない』と、泣くほどビビリでしたが、長い長い陣痛に耐えて出産した時は、頑張れたことで感情が爆発。先生や助産師さんに『この子は私が産みました!!』と、叫んでいました(笑)」(かおりちゃん)

「初産で、家で病院と電話でやりとりしながら子宮口が開くのを待ち、陣痛3分間隔でもう限界だと、夫の運転で病院へ。お尻にテニスボールを敷いて、圧迫しておかないと出てきそうなぐらい激痛でした。病院につくと、私はロータリーで降ろされて夫は駐車場へ。休日診療で誰も居ないロータリーの乗降口で、お尻に踵を当てながらうずくまる私の姿は、さながら映画『ターミネーター』の裸で出現シーンを彷彿とさせるなと、自分で思いました(笑)」(tomorinta)

「あまりにも陣痛が痛すぎて辛すぎて、生まれた直後の第一声は『まだ陣痛ってきますか?』でした(笑)」(やのちゃん)

「最後のいきみで、いきみすぎたようで、夫から『オッサンが居るのかと思った』と、言われました。かなりドスのきいた声だったそうです(笑)」(のんた)

もうひとりの主役、立ち会いの夫エピソード

「立ち会い出産で、生まれる30分前に分娩室に入ってきた夫。飲まず食わずで、家で待機していたらしく、その場で貧血に(笑) 助産師さんと私が『ソファに座ったら?』と気遣い、机にある私の軽食を指さして『これ食べたら?』と、産みながら呑気に言っていたのは良い思い出(笑)」(りちゃむ)

「陣痛の間隔が短くなり、夫の手を握ると…なんだかヌメヌメしている。後から聞くと、手がガサガサだから、良かれと思ってハンドクリームを塗っていたそう。力を入れようにも滑った(笑)」(ミミママ)

「陣痛のとき、少しでも楽になるような呼吸法を行っていました。横にいた夫も真似してくれていたのですが、私のタイミングとは合わないので『やめて!』と言っていたみたいです(記憶なし笑)」(mii)

「出産直後に助産師さんが親子3人の写真を撮ってくれました。額縁に入れてプレゼントされましたが、私はノーメイクで髪はボサボサ。夫は出産した私よりやつれていて、写真を見た親から『夫の方が出産した顔をしている』と、言われました(笑)」(ひろたん)

「尿漏れなのか破水なのか分からず、夫に匂いで確認してもらいました。ちなみに破水でした(笑)」(じゆん)

まだまだあるよ、番外編エピソード

「帝王切開でした。手術中、先生たちの会話が聞こえたのですが『今日のご飯どうしますかー?』『じゃあカップ焼きそばで!』『それいいっすね!』と、言ったあと『お母さん!赤ちゃん生まれますよーーー!』って言われました。子どもが生まれたことより、『先生たち、このあとはカップ焼きそばかよ。もっと良いもの食べてよ』と、思ったことが一番印象的な思い出です(笑)」(にこ)

「双子を出産しましたが、胎盤を出すのが痛すぎて、めっちゃ真剣に『え?3つ子ですか⁉』と、助産師さんを問い詰めました(笑)」(シェリー)

「産後1日目で胎盤の残り?みたいなのが出てきて、拳くらいの大きさだったのであわてて看護師さん呼んだら『それよりもおしっこちゃんと出してください』と、あしらわれた」(ろーる)

「2人目のとき、最後の出産になる予定だったので、1人目では見られなかった胎盤を見させてもらいました。静脈みたいな青白い色の胎盤を見て思わず『腐った鶏むね肉みたい』と、言ってしまった。疲れていたのもあるのでしょうが、赤ちゃんを10ヶ月守ってくれていた胎盤に対して酷い言葉を言ってしまい、担当の助産師さんも引いていました(笑)」(まなてぃ)

今回も楽しいエピソードが届きました。

体験談では時々、“まなてぃ”さんのように「胎盤を見せてもらう」エピソードが届きます。母の心理と胎盤の基礎知識について、これまで数千人の出産に立ち会ったベテラン助産師の濵脇文子先生に聞きました。

「胎盤は赤ちゃんを育む大事な臓器であり、自分の目でみることができる希少な臓器でもあります」と、濵脇文子先生

胎盤は、赤ちゃんの生命維持に欠かせない臓器です。臍帯を通じて赤ちゃんに酸素や栄養分を送り、二酸化炭素や老廃物を受け取るなど、大事な役割があります。
妊娠16週の頃に胎盤が完成すると、いわゆる「安定期」となります。
つわりがおさまる時期と重なることから、胎盤形成がつわりの原因か⁉と、いう説もありますが詳しくはわかっていません。

出産を終えたママからときどき、「胎盤を見せてほしい」とお願いされることがあります。「10ヶ月お世話になりました」と、いう思いとともに、「自分で作った臓器」「実際に見ることができる、希少な自分の臓器」として好奇心をそそられるようです。

胎盤は直径20~30㎝、重さは500~600g。見た目は赤黒く、イメージするならレバーに近いです。コメントの「青白くて鶏肉みたい」は、もしかしたら洗ったのか?もしくは、“胎児側の面”から見たのかなと推測します。胎児側の面は卵膜に覆われているのでトゥルンとしていて、確かに白っぽく見えます。

ちなみに出産を終えると、役目を終えた胎盤は2~10分ほどで自然と剥がれ落ちます。子宮が収縮して膣を通して外へと排出されるので、私たち助産師はアシストレベルで引き出します。

ところが稀に胎盤が子宮に癒着。なかなか剥がれないことがあります。無理に剥がすとその部分から大量出血を起こすため、なるべく自然に剥がれるよう促しますが、それでも剥がれないときは医師が手を入れて処置をすることがあります。
子宮内に胎盤などの欠片が残ると、それらを押し出すために子宮が過剰に収縮し、時には大出血を伴うことがあるからです。

我々助産師や医師は、胎盤をすべて摘出できているかカタチや目視で必ず確認します。「胎盤のかけらがでてきた」というコメントは、可能性は0ではありませんが、血液の塊が排出されたのかなぁ~と。血の塊がゴロゴロと出てくる、痛みがあるなどのときは、助産師や医師に相談してほしいと思います。

濵脇文子(はまわき ふみこ)

PROFILE)
助産師・保健師・看護師。はぐふるアンバサダー。大阪大学大学院医学系研究科招聘准教授。産前産後ケアセンターヴィタリテハウス施設長。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年6月の情報で、現在と異なる場合があります。

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