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妊娠中の健康管理のカギは「〇〇菌」!ママの腸内細菌が赤ちゃんにも受け継がれるって知ってる?

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妊娠中の健康管理のカギは「〇〇菌」!ママの腸内細菌が赤ちゃんにも受け継がれるって知ってる?

妊娠中はホルモンバランスや急激な体の変化で、いつも以上に健康管理に注意が必要な時期。なるべくなら食生活など、日常生活の中で対策したいものですよね。そこで、ヤクルト本社中央研究所・主任研究員 矢矧 加奈さんに「妊娠中の健康管理」と「腸内フローラのバランス」の関係、さらに「赤ちゃんのためにできる体づくり」について教えてもらいました。

★アンケートにご協力いただくと抽選でプレゼントも!ぜひ最後までお読みください。

妊娠中の健康管理に!腸内フローラのバランスを整えよう

体調の変化が多い妊娠中…健康管理ってどうすればいい?

妊娠するとホルモンや免疫機能が変化し、それまでになかった体調の変化が現れることがあります。

たとえば、多くの妊婦さんが悩まされるマイナートラブルの一つが、おなかの張り(腹部膨満感)。ホルモンの影響で腸のぜん動運動が鈍くなるため起こりやすくなります。また、疲れやすい、寝つけなくなる、という人も。こうした体調の変化が多い妊娠中は、健康管理に注意が必要です。

体調をより良くするため、日常生活で心がけたいこととして、十分な睡眠や適度な運動などがありますが、「腸内フローラのバランスを整える」ことも、とても大切です。

「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」を毎日の食事にプラスして、内側からサポート!

「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」を毎日の食事にプラスして、内側からサポート!

腸内フローラのバランスを整えるために、乳酸菌が役立つことを知っている人も多いのではないでしょうか?

腸内には多種多様な菌が存在しており、その集合体は「腸内フローラ」と呼ばれます。腸内細菌は、良い菌・悪い菌・中間的な菌、と大きく3つに分類され、腸内フローラのバランスを整えるには、乳酸菌のような良い菌の数を増やすことが大切です。

乳酸菌が糖類から作り出す乳酸により腸内が酸性に保たれることで悪い菌の増殖が抑えられ、腸内環境がすこやかに保たれると考えられます。

実は、乳酸菌には数百以上の種類があり、健康に対する効果など、その性質はさまざまです。免疫機能の維持に役立つ乳酸菌や、アレルギー反応を和らげる乳酸菌もあることが最近の研究でわかってきました。

乳酸菌の多くは生きたまま腸に届かず死んでしまいますが、中には酸に強く「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」もあります。

乳酸菌のはたらきを最大限生かすためにも「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」を上手に活用して、妊娠中の健康管理を心掛けたいところ。乳酸菌は摂取しても数日で体から排出されてしまうので、継続して摂取することが大切です。

妊娠中の健康管理に活用したい「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」って?

「母子伝播」って?ママから赤ちゃんへの贈り物

「母子伝播」って?ママから赤ちゃんへの贈り物

さらに、ママの腸内細菌は、生まれてくる赤ちゃんにとっても無関係ではありません。ママの腸内細菌が、産道・母乳を通じて赤ちゃんの腸内へと受け継がれるためです。これを「母子伝播(ぼしでんぱ)」と言います。

赤ちゃんの腸内に良い菌がより多く定着することは、赤ちゃんのすこやかな体づくりにもつながります。妊娠中から乳酸菌を含む食品を活用して、良い菌を赤ちゃんにプレゼントしてあげたいですね!

具体的にどのように赤ちゃんに受け継がれるのか、腸内フローラの母子伝播について、矢矧さんに詳しく教えてもらいました。

【Q&A】母子伝播はいつ・どうやって起こる?腸内フローラのバランスを整える方法は?

ヤクルト本社中央研究所・主任研究員 矢矧 加奈さん

Q.どうやって赤ちゃんに受け継がれるの?
A.産道を通るときに、赤ちゃんの口や鼻から体内へ入り受け継がれます
赤ちゃんは子宮内では無菌状態といわれています。出産時、赤ちゃんが産道を通るときに、ママの腸内細菌が赤ちゃんの口や鼻から体内に入り、赤ちゃんの腸内フローラが形成されていきます。

Q.腸内フローラのバランスを整える方法は?
A.バランスの良い食事や運動、十分な睡眠を心がけて
高脂肪・高タンパク質・偏った食事、不規則な生活や運動不足などは、悪い菌が増える原因に。妊娠中もできる範囲で食事の栄養バランスを整え、適度に体を動かし、十分に睡眠をとる生活を心がけてみましょう。また、良い菌である乳酸菌が含まれる食品を継続的に摂ることもおすすめです。

Q.帝王切開の場合はどうなるの?
A.産後のママとのスキンシップで受け継がれます
帝王切開で生まれた赤ちゃんの場合、産後のママとのスキンシップで腸内細菌が受け継がれるといわれています。赤ちゃんが産道を通る経腟(けいちつ)分娩と比べ、初期にママから受け継がれる菌が少ないようですが、生後1か月ごろには菌バランスの違いは見られなくなります。

妊娠中からの健康管理が大事!母子伝播で赤ちゃんへ一生モノの贈り物を

妊娠中からの健康管理が大事!母子伝播で赤ちゃんへ一生モノの贈り物を

妊娠中に腸内フローラのバランスを整えることは、健康的な体づくりにつながります。そして、ママの腸内細菌の一部は「母子伝播」で、生まれてくる赤ちゃんへと受け継がれます。

良い腸内フローラは、ママから赤ちゃんへの贈り物。妊娠中の今から乳酸菌を活用して、健康管理を心がけましょう!

「母子伝播」で赤ちゃんにより良い腸内フローラをプレゼント!乳酸菌のはたらきをチェック

免疫機能をサポート!?ヤクルト研究員に聞く「乳酸菌 シロタ株」の研究結果

今回の記事では、妊娠中の健康管理に乳酸菌が活用できそうなこと、乳酸菌にさまざまな種類・性質があり、「生きたまま腸内にとどく乳酸菌」もあることをご紹介しましたが、ヤクルト本社の研究で、免疫機能へのはたらきかけについても明らかになったそうです。

「生きたまま腸内にとどく乳酸菌の一つ『乳酸菌 シロタ株』は、ヤクルト独自の乳酸菌で、正式名称を『ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株(旧名称:ラクトバチルス カゼイ シロタ株)』と言います。医学博士・代田 稔の強化培養により発見された、胃液や胆汁に負けずに生きたまま腸に到達する乳酸菌です。

『乳酸菌 シロタ株』には、生きたまま腸内にとどく(※1)、良い菌を増やし、悪い菌を減らす(※2)、腸内環境を改善し、おなかの調子を整える(※3)といった機能があることが知られていますが、免疫機能の維持にも『乳酸菌 シロタ株』が役立つことが、これまでのさまざまな研究によって明らかになっています(※4)。

生活習慣の乱れなどの原因によって低下した免疫機能が『乳酸菌 シロタ株』を継続摂取することによって整えられた、などがその一例です」(ヤクルト本社中央研究所・主任研究員 矢矧さん)

生きたまま腸内にとどく「乳酸菌 シロタ株」は、すこやかに毎日を送るための強い味方。今後の研究にも期待したいですね!

生きたまま腸内にとどく「乳酸菌 シロタ株」とは?最新研究の成果をチェック

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※1、2 田中 隆一郎 他. “健常人の腸内細菌叢とその代謝活性および免疫能に及ぼすLactobacillus casei 発酵乳の飲用効果”.理研腸内フローラシンポジウム12 腸内フローラと食餌. 光岡知足 編. 学会出版センター, 1994, 85-104.
※3 K.Tohyama et al. Effect of Lactobacilli on Urinary INdican Excretion in Gnotobiotic Rats and in Man. Microbiology and Immunology. 1981, 25(2), 101-112.
※4 F. Nagao et al. Effects of a fermented milk drink containing Lactobacillus casei strain Shirota on the immune system in healthy human subjects. Biosci. Biotechnol. Biochem. 2000, 64(12), 2706-2708.

提供/株式会社ヤクルト本社


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