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【藤田ニコル】ブライダルチェックで卵子の数に衝撃!不妊治療を決断するも「私1人だけが頑張っているという感覚はなかった」

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自身のYouTubeで妊娠を発表し、「20代の私が発信することに意味があると思った」と、不妊治療についても明かした“にこるん”こと藤田ニコルさん。モデル・タレントとして第一線で活躍する中で治療を始めることは、自身にとって大きな決断だったといいます。赤ちゃんを授かるまでの日々について、妊娠7カ月のときに話を聞きました。

ブライダルチェックで判明した卵子の数に衝撃!夫婦で不妊治療を決断


——まずは27歳で不妊治療を決断した理由を教えてください。

ニコルさん(以下敬称略) 結婚を機に受けたブライダルチェックで、卵子の数が40代並みだとわかったんです。それまで健康診断で問題が見つかったことはなく、健康にはわりと自信があったので、医師から「妊娠を希望するなら妊活を急いだほうがいい」と言われてびっくり! 不安に耐えきれず、受診後は泣きながら夫に伝えました。でも、子どもがいる未来を望む以上、そこで立ち止まるわけにはいかないので、自分でもたくさん調べて、不妊治療専門のクリニックに通うことを決意。先生とも相談して、タイミング法や人工授精というステップを通り越して、最初から体外受精。その中でも顕微授精という方法でトライすることになりました。

顕微授精後、早々に受精卵になったものもありましたが、子宮に戻しても着床しなければ、また採卵から始めることになるんです。いろいろ考えて、今はひとまず凍結受精卵を蓄えようと決め、もしかしたら30代になってからも使えるかもしれないと、未来のことも視野に入れながら、受精卵を子宮に戻すタイミングを慎重に見極めました。

——治療期間中に大変だったのは、どんなことですか?

ニコル 注射針も血も苦手で、ホルモン値をはかるための採血がとにかく毎回怖かったです。にもかかわらず、卵子を育てるために自宅で排卵誘発剤を注射しなければいけなくて…。当時のことを思い出すと、今でも心臓がバクバクします。でも、自己注射を打つときは夫がいつも隣にいてくれたし、最終的にはすごく手慣れて、スムーズにできるようになりました。

また、これは不妊治療の過程でわかったことなんですが、私は免疫の数値が人よりかなり高く、その影響で、体が受精卵を異物として攻撃してしまう可能性があったんです。なので、強すぎる免疫の働きをコントロールするために、免疫反応の“信号”を抑えるお薬を飲み続けていました。

あと、採卵前は排卵誘発のための薬の副作用でむくみがひどかったんです。そのせいか、SNSでは「ふっくらした」「妊娠したんじゃないか」という臆測が飛び交ったことがありました。そのときは「妊娠するために今頑張ってるんだけどな…」と少なからず精神的なダメージを受けたこともありました。

——そのSNSと上手につき合うコツはありますか?

ニコル SNSって便利な半面、見たくない情報にうっかり目を奪われてしまうと、同じような情報が、今度は“おすすめ”として出てきてしまうんですよね。だから、本当に気になる情報にしか目を留めない、ということがうまく活用するコツだと思います。なかには、SNSを見て人と自分を比べてしまう人もいると思うけれど、自分という人間は1人だけ。“私は私”というマインドを強く持って、自分にとって有益な情報だけを選び取ることが大事だと思います。

とはいえ、発信する側も細心の注意を払うべきだと思うので、私も妊娠発表のYouTubeはいつも以上に言葉を選んで撮影しました。


——妊娠がわかったときの気持ちを教えてください。

ニコル 妊娠検査薬で陽性反応が出たときは夫と2人で大喜びしました。クリニックでの判定日まで待ちきれなくて、受精卵を子宮に戻した5日後くらいから、そろそろどうかな…と毎日、妊娠検査薬を使っていたんです。くっきりとした線が出たときは本当にうれしかったですね。ただ、クリニックで検査するまでは100%妊娠しているとは言い切れないので、うれしい気持ちがこみ上げる半面、頭の中は意外と冷静だったかも。

私自身の免疫の問題もありましたし、妊娠が確定したときも、あくまで1次試験をパスしたくらいの感覚で、ここから先もまた長い道のりになるなと、覚悟を新たにしました。

妊娠を発表してからは街中でも「おめでとう!」と声をかけられるようになり、そこでやっと、妊娠したんだなぁと実感。それでもきっと、心から喜べるのは無事に出産してからなんじゃないかなと思います。

ストイックに理想を追い求めてきた分、ビジュアルに妥協はできなかった

たまごクラブ春号(4月発売)の撮影中。羽があしらわれたカーディガンに「たまごをおなかに宿したニワトリみたい!」とニコルさん


——仕事と不妊治療の両立に不安はなかったですか?

ニコル 治療を始めれば、当然、体調や体形が変化するだろうなと思っていました。不安というより、モデルとして自分のビジュアルに納得できない状態でカメラの前には立てないと思ったので、専属モデルとして7年間お世話になった『ViVi』と、テレビのレギュラー番組を卒業させてもらうことにしたんです。どちらも大好きなお仕事だったし、この決断はとても勇気がいることだったけれど、仕事をセーブして治療に専念したほうが、もしかしたら妊娠までの道のりは近くなるかもしれない…と、思い切って決めました。

——不妊治療にはパートナーの協力も欠かせなかったと思いますが、夫婦間ではどんな話をしましたか?

ニコル 夫は最初から最後まですごく協力的でした。体に痛みを伴ったり、精神的に不安定になったり、割合でいえば妻の負担のほうが大きいと思いますが、それでも、私1人だけが頑張っているという感覚はなかったし、いつも「私たちは2人で一緒に頑張ってるよね」とお互いに声をかけていました。

私は何事も徹底的に調べないと気が済まない“リサーチ女”なんですが、夫もそれにつき合って、治療内容について自分でいろいろ調べてくれました。2人でかなり勉強したんじゃないかな。不妊治療のクリニックに行った日も、先生から聞いた話は必ず全部夫に共有して、そしたら夫がそのワードを検索して、2人でさらに知識を深めていく…みたいなことを繰り返していました。初めて聞くワードがいっぱいで、2人して覚えるのに必死でしたが、そのかいあって(?)、クリニックの先生からは「なんでそんなことまで知ってるの!?」「こんなに勉強してくる人はいない」と言われたりも! ときには治療内容を先回りして調べたりもしていたので、「あ、それはもう知ってます」と言って、先生を困らせたこともありました(笑)。

——パートナーのサポートでうれしかったことは?

ニコル 妊娠前も妊娠後も、とにかくポジティブな言葉をたくさんかけてくれたこと。あと、わが家は夫がごはん作りをしてくれていたのですが、ホルモンバランスが崩れて情緒不安定になっているときに、私の好きなメニューを作って帰りを待っていてくれたり、とにかく私の機嫌を立て直すのがうまい! といっても、私は妊娠前から感情の起伏が大きいタイプだったので、夫いわく、そんなに変化がないらしいですが(笑)。

私の誕生日には大好きなハンバーグや唐揚げを作ってお祝いしてくれたり、本当になんでも作ってくれました。しかも全部おいしい! 私が「○○○が食べたいな」とボソッと言うと、それが次の日の食卓に並ぶこともよくあります。夫は料理以外にもほぼすべての家事をマスターしているので、産後もすごく心強いし、妻としては、もはや安心しかないです。

“想定外”が苦手であらゆる出産パターンを予習中

「夫と水天宮で安産祈願。不妊治療中に身に着けていた子宝のお守りを安産のお守りに交換したときは、思わずうるっとしました。子宝いぬにもタッチ!」


——つわりはありましたか?

ニコル 妊娠6週目から13週目まで食べづわりがありました。といっても、食べたいものがない、何を食べたいのかわからない状態。この期間は、料理を作ってくれる夫をすごく困らせていました。炊飯のにおいがダメでお米が食べられなかったので、主食は主にそばなどのめん類。でもそれだけでは栄養バランスが偏るので、夫は必ず副菜を用意してくれました。中でもいちばん好きだったのは“梅きゅう”。妊娠前は梅が苦手だったんですが、「もしかしたら食べられるかもよ?」と言われて試しに食べてみたら、口の中がさっぱり!

つわり中でも食べられるメニューをいろいろ調べて試行錯誤してくれた夫には、本当に感謝しています。ほかに食べられたものといえば、お菓子のプリッツのサラダ味。食べやすい形と絶妙な塩気で、ロケに持って行ったり、ベッドサイドにも置いて、食べたいときにポリポリかじっていました。

——SNSで赤ちゃんが女の子であることを発表していましたが、家族でジェンダーリビールはしましたか?

ニコル 健診の結果などを随時報告していたので、私の母にはごく普通に報告したのですが、夫の両親にはおにぎりで性別を発表しました。ケーキはうまく作る自信がなかったので、私でも作れるおにぎりで(笑)。具材は、男の子だったら昆布、女の子だったら梅。義父も義母もイメージどおりのリアクションをしてくれて、うれしかったです。

性別に関しては、夫とも、男の子の場合と女の子の場合、それぞれどんな家族関係になるのか想像したのですが、結局「男の子でも女の子でもかわいいよね」という結論に至りました。

——出産にはパートナーも立ち会う予定ですか?

ニコル 夫の仕事の都合次第ですが、立ち会いで無痛分娩を予定しています。夫はエコー検査で動いている赤ちゃんを見て毎回グッときているようなので、誕生の瞬間、どんな反応をするのか楽しみです。

一方の私は、計画どおりにいかないことも想定して、今からいろいろなパターンの出産をシミュレーションしています。“予定日前に陣痛が来て、でも休日だから麻酔科の先生がいなくて急きょ自然分娩になる”とか、“緊急帝王切開になる”とか、あらゆるパターンを頭に入れています。想像していないことが起きるのが怖いんです。

とはいえ、今までの人生では意外と想定内に収まる出来事のほうが多かった気がします。そのせいか、妙に冷静でジーンとくる場面でも、感動の涙が出なかったことも(笑)。だから、分娩台でわが子の顔を見たらどんな感情がわき出るのか、自分の第一声が楽しみです。

お話・写真提供/藤田ニコルさん 撮影/菊地泰久(vale.) スタイリング/中野ゆりか(ende) ヘア&メイク/福岡玲衣(W) 取材・文/坂井仁美、たまひよONLINE編集部


『たまごクラブ2026年春号』の表紙に登場しているニコルさん。マタニティ撮影では「おなかのぽっこり感をどう見せたらいいのか…いつもと違うポージングが難しかったです」と感想を語ってくれたニコルさん。ふっくらしたおなかが目立つように、角度や手を添える位置を何度も確認したり、スタッフと一緒に試行錯誤しながら撮影に挑む姿が印象的でした。

藤田ニコルさん

PROFILE
1998年2月生まれ。2009年「第13回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得し、専属モデルに。14年から「Popteen」で活動し、17年からは「ViVi」の専属モデルとして活躍。数々のバラエティー番組に出演するほか、美容本『私が垢抜けた82の方法』(講談社)も販売中。23年に結婚し、26年春に第1子を出産予定。

●記事の内容は2026年4月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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