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妊娠中のむくみ・静脈瘤・足のつり…原因と対処法を産婦人科医が解説

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comzeal/gettyimages

妊娠すると妊娠前と比べて運動量が減ったり、ホルモンバランスの変化による影響や、重くなった子宮に圧迫されて血行が悪くなった影響などで、体がむくみやすくなります。今回は、妊娠中にありがちなむくみ・静脈瘤(じょうみゃくりゅう)・足のつりに関する気がかりについて、産婦人科医の小川隆吉先生に答えていただきました。むくみ・足のつり解消テクも紹介します。

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妊娠中の「むくみ・静脈瘤」ココが気になるQ&A

妊娠中のむくみ・静脈瘤は、血液循環量の増加や下肢の血行不良が原因です。
妊娠中はホルモンの影響で血液中の水分が血管外に逃げる傾向があり、むくみやすい状態。大きな子宮に圧迫され、下半身の血液循環が悪くなるため、静脈瘤ができることもあります。

Q ひざの裏に血管が浮き出ています。これは何?

A 浮き出た血管は静脈瘤。大きくなった子宮が、下半身の大静脈を圧迫することによって起こります。妊娠すると、ホルモンの影響で血管が広がりやすくなるのも関係しています。

Q 陰部にできもの? と思ったら静脈瘤でした。産後は治る?

A 外陰部の静脈瘤は出産にとくに影響しませんし、産後は治ります。妊娠中に悪化させないよう、下半身の血液循環を改善しましょう。市販の弾性ストッキングを着用したり、下半身のストレッチなどで対策を。

Q 靴下のあとが残るぐらいのむくみが…水分を控えるべき?

A 水分を控えると血液が濃縮状態になり、血栓ができる心配があるので、十分な水分補給を心がけましょう。体内に水分をため込む性質のある、塩分はとりすぎないことが重要です。

Q1 むくみがひどいです。対策はありますか?産後は治る?

Q2 足がむくんで象の足のようですが、医師からは何も言われません

A 血圧が正常範囲で、尿タンパクが出ていなければ、生理的なむくみなので、心配いりません。むくみがひどい場合は弾性ストッキングを着用したり、疲労をためないように小まめに休憩をとりましょう。産後は徐々に改善されていきます。

Q 手のむくみはなぜ起こるの?対策は?

A 妊娠中は血液循環量が増加し、ホルモンの影響で体に水分がたまりやすくなります。そのため、手がむくむことも。手のひらをグーパーさせて血行を促進すると緩和されます。

妊娠中の「足のつり」ココが気になるQ&A

おなかが大きくなると、下肢から心臓に戻る血流が子宮に圧迫され、足がつりやすくなります。足のつりは筋肉が疲労して、異常に緊張した状態。血行を促すと予防できます。

Q 夜に頻繁に足がつるようになりました

A 筋肉疲労や血行不良、冷え、むくみがあると、足がつりやすい状態に。また、カルシウム不足も原因の一つなので、補給を意識してみてください。

産婦人科医直伝!むくみ・足のつり解消テク

★ふくらはぎをマッサージ
ふくらはぎを両手ではさむように、足首から上に向かって、ゆっくりとさすり上げましょう。足の指を1本ずつグルグルと回したり、くるぶしのまわりや土踏まずもマッサージすると効果的です。

血液循環量の増加や下肢の血行不良、下肢の冷えなどで起こるむくみや静脈瘤、足のつり。生活習慣を整えてバランスの良い食事をとり、体調のよい時はウォーキングやヨガなどの運動をしてみましょう。就寝前などには、ストレッチやマッサージをして血行を促し、体を温めてから寝るのもいいですね。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生
1975年日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。セックスカウンセラーセラピスト協会会員、日本不妊学会会員。

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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